関東で遅延が多い電車の路線はどこ?

関東・首都圏の鉄道路線で一番遅延の発生頻度が多い路線はどこだろうか。毎日都心へと通勤や通学で電車を利用している人にとっては、列車の運転見合わせや遅れは重大な問題であろう。

一般的に、路線の距離が長ければ長いほど、遅延発生率は高い。また、各駅に止まる普通列車のほかに特急列車や快速・急行などの優等列車が走り、電車の種別が多いところも遅れる可能性が高くなっている。

さらに、別の鉄道会社や線路に直通運転している路線においても、運休や遅れが発生する頻度が高い。自社線内では何もトラブルが起きなかった場合でも、他の会社線で事故などのトラブルが起きてしまうと、直通先にも悪影響を及ぼしてしまう。

埼京線がワースト!

関東・首都圏で最も遅延が多い路線は、JR埼京線である。この路線は、大崎から渋谷、新宿、池袋といった副都心を経て埼玉県の大宮駅まで走る。大崎から池袋にかけての区間では、大きな駅にしか止まらないことから、並行する山手線の快速電車としての役割を果たしている。

しかし、この埼京線こそが遅延が発生する常連となっている。国土交通省の交通政策審議会の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」による統計データによれば、JR埼京線は5日のうち3日は遅れているそうだ。

つまり、1週間の平日の中で3日は時刻表通りの定時運行ができていないということである。これが、通勤・通学のラッシュの時間帯と重なってしまうと、ダイヤの乱れによる影響を受ける人は極めて多いだろう。

埼京線の利用者であれば、朝であれば仕事先や学校に時間通りに行けなくなるということになり、夕方であれば家に帰る時間が遅くなってしまうことにつながる。そして、これが毎日のように続けば、遅延への怒りは巨大なものとなるだろう。

なぜ遅延が多い?

JR埼京線の場合、大崎から池袋にかけての区間では、別の路線と線路を共有するという特徴を持っている。この区間においては、湘南新宿ラインの電車と共有し、横須賀線の横浜方面からの電車、あるいは宇都宮線・高崎線の北関東方面からの電車も同じ線路を走る。

この湘南新宿ラインのダイヤが乱れてしまうと、その影響が埼京線にも及んでしまう。そして、埼京線の電車には何もトラブルがなかったとしても自然と遅れてしまうのである。

さらに、埼京線の一部の電車は、川越線や東京臨海高速鉄道りんかい線とも直通運転を行っている。これらの路線でも何か不測の事態が起きてしまうと、湘南新宿ラインの場合と同じように遅延が発生してしまう。

こうした、複雑なダイヤを組んでいることが、遅延が頻発する原因となっていることは間違いない。他の路線を走る電車と線路を共有することによってメリットを受ける人は少なからずいるだろう。しかし、それと同時に追加的なデメリットを被る原因となっているのもまた事実である。

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