「駅員」という仕事はやはり大変なのか?


JRなどの鉄道会社では絶対に不可欠な職種、それが「駅員」である。電車を利用する人であれば必ず仕事をしている姿を目にする人であるが、仕事の内容は大変であるという見方も多い。

電車は朝早くから夜遅くまで動いている。電車が八知っている時間帯は当然駅も開いている。そして、駅が開いている間は誰か職員が最低でも1人はいる。

このため、駅員の勤務状況はかなり不規則であり、日勤だけでなく早番・遅番、さらには泊まり勤務もある。体力的に難しい人の場合は耐えるのがつらいかもしれない。

大変なのは不規則性だけではない。仕事の内容も対象に入る。電車を利用する乗客と一番接する機会が多いのは駅係員である。つまり、クレームが入りやすいのも駅の現場ということになる。

中には鉄道に関する不満に関する暴言を吐く人も存在し、さらには駅員に対する暴力事件も発生することがしばしばある。精神的な苦痛を受ける場面も少なくないのがこの仕事といっても決して過言ではない。

やりがいに関してはさまざまだ。駅の場合は仕事内容が大きく変化することは稀であるため、一通り仕事を覚えてしまうと後はただひたすら同じことを繰り返すだけである。切符の販売や設備の管理を繰り返すだけとなる例も多い。

鉄道員という仕事に完全に身を捧げたい人であれば、こうした作業は決して苦であるとは感じないかもしれない。しかし、ただ「安定しているから」といった理由で入社すると大変と感じる人もいる。

鉄道に興味関心を持っている人であれば一度は憧れる存在の職業の1つである駅係員であるが、実際の仕事の環境や内容は決して楽なものではないのは確かだ。

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