JR西日本の227系、「新快速」では走らせないのか?

JR西日本の新型車両227系は広島地区に導入されたが、関西の新快速としては走らせないのか。

2015年3月14日のダイヤ改正から広島地区の呉線・山陽本線で運用開始されたのが227系である。それまでは国鉄から使っていた古い115系で鉄道網を築いていたが、老朽化が進んでいたことから、広島地区でもついに新型車両が投入されることとなった。

設計最高速度は120km/h、営業最高速度は110km/hとなっている。現時点では115系時代からの最高スピードである110km/hで運転されているが、将来的には引き上げられる可能性もある。

近畿圏の新快速には投入されない?

  • 高速運転に未対応
  • 置き換えの必要なし

近畿圏の代表的な電車である「新快速」での運用であるが、今のところは227系が投入される計画はない。225系が最新型の電車として走り続ける見通しとなっている。

JR神戸線・京都線・湖西線・琵琶湖線における新快速の最高速度は130km/hとなっている。これが新快速ならではの特徴であり、特急と同じスピードを出す。

しかし、今回広島地区で登場した227系は最高速度は110km/hとなっている。こうなると、新快速としての運転はできない。同じ直流電車であるとはいえ、近畿圏で求められるスピードは出せない。

これにより、関西の在来線の代表格である「新快速」の最新型の車両として227系は残念ながら就くことはできないというわけである。

さらに、そもそも新快速電車の車両の置き換えも今のところは必要がないのも理由に挙げられる。現時点で運用に就いているのは223系と225系であるが、どちらもJR化後に製造されたものであり比較的新しい。

130km/hの高速運転にも対応している。老朽化も決して激しいわけではない。こうした理由から、近畿圏の新快速については227系は投入されていない。そして、今後もその可能性は低いだろう。

223系の引退が近づいてくるころには、次の新しい車両が登場する頃となると私は考えている。

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