つくばエクスプレス、意外に遅延や運転見合わせが少ない!?

つくばエクスプレスは意外にも遅延・運転見合わせが少ない路線であり、天候により影響もかなり限定的である。

秋葉原から北千住を経由してつくばまで走るつくばエクスプレスは2005年に開業した鉄道であり、かなり新しい路線である。ほとんど時刻表通りの定時運行が行われていて、遅れや運休などが起こりにくい路線として利用者からの評判は良い。

並行するJR常磐線についてはかなりダイヤが乱れることが多く、特急は運休することになるのも珍しくはない。3~5分程度の遅れが発生するのは日常茶飯事であり、10分以上の遅れが生じることもかなりの頻度である。

つくばエクスプレス

つくばエクスプレスに関しては、そうした5分程度の遅れさえ発生することが少ない。時刻表通りに電車が来ることが多いため、「今日はちゃんと電車動いているのか?」と日々心配する必要がない。

JRの利用者であるわが身からすると、とてもありがたい。JRの場合は頻繁に遅れるので運転状況をスマホで確認することが多い。そんな作業がいらないことでかなり心に余裕が持てるだろう。

なぜそんなに遅延がないのか?

運休と遅延

つくばエクスプレスは最近開業したということで、路線自体がダイヤが乱れる原因が発生しにくく作られている。

  • 踏切ゼロ
  • 全駅ホームドアあり
  • 相互直通運転なし

まず、踏切が1つもない。すべて高架橋もしくは地下を走っている。地上を走る区間は一切ない。線路の外にいる自動車や人と交わる場所が一切存在しないということで、事故が起きにくい構造になっている。もちろん、踏切故障も絶対にありえない。

次に、全駅にホームドアが設置されている。近年はホームから転落して電車にはねられて死亡するというニュースがたびたびある。その転落防止対策としてホームドアを作ろうとしている鉄道会社が数多く出てきているが、つくばエクスプレスの場合はすでに開業時からできている。

物理的にホームへ転落しないような設備ができているため、駅構内での人身事故がほとんどない。これもまた電車がストップする頻度を大幅に下げている。

他の鉄道会社の路線では毎週のように人身事故が起きている。つくばエクスプレスは人身事故とは無縁であるといえるだろう。

相互直通運転をしていないのもまた特徴的といえる。関東の私鉄各線では地下鉄やその他鉄道事業者と互いに他社線へ乗り入れる「相互直通運転」を行っているところが多い。

他社へ直通運転を行っていると、もし乗り入れ先で何らかのトラブルが起きて電車が止まってしまうと、自分のところの路線にまで影響が及んでしまい、遅延や運転見合わせの原因となってしまう。乗客にとっては乗り換えが減るといったメリットがあるが、運行状況が不安定化しやすいという欠点も持っている。

つくばエクスプレスは自社のみですべて運行している。秋葉原からつくば駅の区間だけしか電車を走らせていない。これにより、外部からのダイヤの影響をまったく受けない。これもまた定時運行の維持ができる理由となっている。

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