【JR大和路線】遅延が多い現状とその理由とは何か?

JR大和路線(関西本線)は遅延が多い路線である。各駅停車・快速ともに電車が運転見合わせになったり運休になったりすることが頻繁にある。

背景にあるのが、路線自体の設備の古さと地理的な要因だ。電車のダイヤが乱れる原因としては、踏切や駅構内での人身事故、信号や電気系統、ポイントなどの故障といったトラブル、それに悪天候だ。

ほとんどの区間は地上を走るため、大和路線内には多数の踏切が存在する。一般交通との接点があることから、必然的に人身事故が起きる可能性が高い状態となっている。

大和路快速

wikiwiki.jpより

信号や電気系統などのトラブルも多いほうに入るだろう。信号システムは従来のATSであるが、安定性はあまりよくはないようだ。また、停電も起きる場合はしばしばある。電線に何らかの異常が発生すると電流がストップするため、電気が止まってしまう原因となる。

悪天候も理由に

JR大和路線は阪奈間の重要な交通手段となっているが、大阪と奈良の間には山がある。近鉄もJRもこれを超えるのは事実であるが、JR大和路線は長いトンネルを通って間の山地を超えるというよりは、大和川に沿って線路が走っているため、山を避けるように比較的平らな部分を通っている。

谷間を走っていることから、降水量が多くなると運転を見合わせることとなる。これにより、電車がストップしていまい、運転再開されたとしてもダイヤの大幅な乱れが回復できない状態となる。

また、運転を見合わせるほどまではいかなくても速度を落としての徐行運転となることも少なくない。これもまた遅延の理由となっている。天候に弱いのが大和路線ならではの事情である。

大和路快速

ところで、大和路線内の快速電車は「大和路快速」という名称になっている。普通列車(各駅停車)の場合、始発駅は天王寺もしくはJR難波駅となっている。一方、快速は天王寺を出るといったん大阪環状線を1周してから関西本線に走って奈良方面に行く。

京橋駅や大阪駅を経由するため、大阪環状線内で少しでも遅れが発生して今うと、大和路線も遅延の影響を受けてしまう。大阪環状線は列車の運行本数が多く、ダイヤも過密状態になっている、

快速が大阪駅を通って奈良方面へ行き来することで梅田周辺に行く人にとってはとても便利な運行体系になっているが、遅延の理由になっているのもまた否定できない事実ではある。

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です