【京王】特急と準特急、違いとは? 停車駅だけ異なる!?

京王線には「特急」と「準特急」という列車種別が走っているが、2つの違いとは何か。停車駅だけが違うだけなのだろうか。

近年のダイヤ改正により、日中の時間帯では特急と準特急の2種類の電車が走るようになった。これにより何が違うのかがわからなくなる人も多いだろう。初めて京王を利用する乗客にとってはとても戸惑ってしまう可能性もかなりある。

大きな違いといえば停車駅である。名前の聞こえの通り、特急よりも準特急の方が止まる駅の数は多い。具体的に言うと、本線の場合は2駅多く停車する。笹塚と千歳烏山は準特急が停車する駅であるが、特急は通過する。

停車駅は多い、それとも少ない?

京王路線図

京王線で一番停車駅が少ないのが「特急」である。1時間あたり3本運行されている。特に、明大前~調布間はノンストップであることから、遠距離ユーザーにとっては大変便利な電車であるといえる。

表定速度も概ね60km/hほどであり、首都圏の私鉄の優等列車の中ではどちらかというと速い部類に入る。小田急や東武東上線、西武池袋線の快速急行と肩を並べるくらいの速度となっている。

停車駅も少ないといえるだろう。関西や名古屋の私鉄に比べると停車駅は全体的に多いのは事実であるが、沿線人口が多い関東の鉄道会社ということを考えると決して多いとは言えない。準特急についても同じことがいえる。

本数も多い

京王9000系

https://www.youtube.com/watch?v=B203Cf3kfX8より

京王ならではの特急・準特急ならではの特徴といえば本数の多さではないだろうか。毎時3本特急が走っているが、それに加えて毎時6本の準特急が走っている。

そのうち、3本は調布駅から本線と別れて相模原線内に入って橋本方面に向かう。もう3本は京王八王子駅方面に向かう。合計すると、新宿~調布間では1時間あたり9本走っているということになる。

首都圏の私鉄の中ではかなり本数が多いと言える。利用者数が多い路線ではあるが、速達性の重視にもかなり力を入れていることがうかがえるダイヤとなっている。

背景にあるのが、並行する鉄道事業者との競争だ。京王線は全線に渡ってJR中央線と並行して線路が敷かれてある。そのため、沿線の人口を二社で分け合っているという形になっている。また、京王相模原線は小田急多摩線と一部並行している。これもまた、互いに競合していることがわかる。

そうした環境の中で力を言えているのが列車のスピードの向上だ。今後は線路の高架化が予定されているが、ここでも速達性をかなり重視した設計となっている。さらなるスピードアップを期待したいところだ。

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