京葉線の東京ホームが遠い! 乗り換えが不便なのはなぜ?

JR東京駅の京葉線のホームが新幹線・在来線の番線よりも遠く離れているのはなぜなのか。乗り換えの際はかなり歩かされると感じている人も多いだろう。隣の有楽町駅から歩いて行った方が近いのも事実。

東京ディズニーリゾートや幕張メッセなどに行く際に他路線から京葉線へ乗り継ぐ人は多い。その場合は東京駅で電車を乗り換えることになる。

新幹線や山手線・京浜東北線・上野東京ラインなどの在来線ホームからはかなり離れている。その距離は約400メートルであり、京葉線の地下ホームへ行くためにかかる所要時間はおよそ10分だ。

普通の乗り換えにかかる時間としてはかなりの時間を要することは間違いない。したがって、京葉線の東京駅の乗り換えはかなり不便であるといえる。

なぜ遠く離れている?

  • 成田新幹線のスペースを転用したから
  • 当初東京駅まで乗り入れる計画はなかった

もともと、京葉線は貨物線として計画されていた路線である。武蔵野線も貨物線であったため、そこから東京湾岸エリアまで線路を伸ばし、沿線に貨物ターミナルを作る計画であった。

しかし、臨海部にテーマパーク(東京ディズニーランドのこと)や幕張新都心などを建設する計画が持ち上がったため、京葉線を旅客することになった。

一方、東京駅からは成田空港まで新幹線を建設する計画があった。そのため、東京駅と有楽町駅にはホームを作るためのスペースを地下に用意していた。

当初、この計画では東京駅を出て現在の塩見駅付近から地下鉄東西線と並行してそのまま北総線の線路があるところを通る予定であった。一部の地域では建設工事が1976年に始まっていた。

しかし、成田新幹線の計画は沿線の自治体や住民から強く反対され、1983年には工事が凍結されて白紙となった。1986年には当時の運輸大臣が成田新幹線の建設を中止すると表明し、計画は完全に消えた。

とはいえ、一部の土地はすでに確保できていた。その1つが東京駅の地下ホームであり、現在京葉線が発着している場所である。成田新幹線で使われるはずだったところを京葉線が使うこととなったため、他の路線のホームから遠いというわけだ。

当初、京葉線の起点は新木場駅だったが、東京駅の地下ホームを活用することができるようになったため、線路を延伸して東京駅まで乗り入れることになったという経緯もある。新木場~潮見間が大きくカーブしているのは、後に建設が決まったからである。

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です