【副都心線】遅延の発生が毎日しているが、多い理由とは?

東京メトロ副都心線の遅延が多すぎる。そんな声が多く聞こえてくるが、どうしてそれほど発生率が非常に高いのか。利用者が疑問に思っている理由について、今回は調べていこう。




開業したのは2008年ということで、都内の地下鉄路線としては一番新しい。すべての駅にはホームドアが設置され、車掌が乗務しないワンマン運転も行われている。

しかし、遅延の発生率に関してはかなり多い。半蔵門線や東西線などに匹敵するくらい電車が頻繁に遅れる。利用者にとっては、時刻表通りに電車が来ない可能性が高いということで不便を感じるのは避けられない。

メトロ10000系

特に時間がない朝のラッシュの時間帯に遅れが生じるとかなりイライラするのものだ。定時運行性に欠ける、それが東京メトロ副都心線の負の特徴といえるだろう。

直通運転が最大の原因!

副都心線の電車が遅延するといっても、その原因が地下鉄線内にあるというわけではない。もとろん、メトロ内の信号トラブルなどで電車がストップするケースもゼロではないが、それよりも圧倒的に他社線による影響の方が多い。

遅延は乗り入れ先でのトラブルから生じるケースが全体の8割以上を占める。東急東横線・東武東上線・西武池袋線において人身事故や信号トラブル、車両故障が発生すると、それに連動して副都心線にもダイヤの乱れが発生する。

中でも東武東上線と西武池袋線に起因する遅延が多い傾向にある。こちらの2路線では、ホームからの乗客の転落や踏切などでの人身事故が発生する頻度が大きい。信号トラブルも結構な頻度で発生する。そして、混雑が理由で電車が数分遅れるという結果になることも珍しくはない。

直通先で運転見合わせが発生した場合、副都心線内での折り返し運転に切り替わる例がほとんどであるため、副都心線が完全にストップするというケースは少ない。とはいえ、分単位で電車が来る可能性が低いのは事実。



車両の運用も難しい?

ところで、副都心線には東急(横浜高速鉄道含む)・東京メトロ・東武・西武に所属する車両が乗り入れている。東急車とメトロ車はどの路線にも乗り入れることができる。一方、西武と東武はそれぞれ互いの線路には乗り入れられない。

つまり、東武所属の電車は西武池袋線に入ることはできず、西武所属の車両は東武東上線に乗り入れることはできないというわけだ。

ダイヤの乱れが生じた場合、所沢方面へ行く予定だった西武鉄道の車両を東武直通に切り替えることができなかったり、和光市方面へ向かう東武鉄道の車両を西武線直通へ切り替えるといった柔軟な運行ができない。

臨機応変に運行ダイヤを変えることが難しくなっているのもまた副都心線でより遅延による影響が拡大してしまう原因となっている。

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