【西武新宿線】いつも遅延が多い理由とは!? どうして電車が止まる?

西武新宿線は遅延・運転見合わせが発生することがよくある路線であり、何らかの原因で電車の運行がストップするケースが目立つ。定時に電車が来ることが少なく、日中であっても2、3分の遅れが生じることは日常茶飯事になっている。

どうして、西武鉄道の中でも新宿線の定時運行率は悪いのか。この路線ならではの理由は存在するのだろうか。

新宿線は新宿駅~本川越駅までの47.5km、29駅を結ぶ路線であり、西武鉄道のメインルートでもある。東京都西部や埼玉県南西部から都心へ行くためのアクセス手段であり、利用者はかなり多い。

西武2000系

運行本数も多くて充実している。しかし、利用者にとっては悩みの種が1つある。それは、電車が頻繁に遅れるという点だ。

どうしていつも遅れる?

  • 踏切が多い
  • 小平駅の平面交差
  • 複々線区間なし

西武新宿線が頻繁に遅れる原因は、上の2つが挙げられる。都心と郊外を結ぶ路線としては近代化があまり進んでいなく、設備の面で過密なダイヤに対応しきれていないのが一番の理由ではないだろうか。

まず、踏切が多い。高架または地下区間がほとんどないのが新宿線の特徴である。主要な道路とも平面交差しているため、開かずの踏切が多いということでも悪名高い。

踏切の数が多ければ、その分踏切内の事故が発生する確率は高くなる。実際に車の立ち往生や線路内への人の立ち入りもよく起こっている。

2つ目の理由は、小平駅の平面交差にある。小平駅では拝島線の線路と平面交差し、所沢駅のように線路が立体的に交差しているのではない。配線上、上り電車と下り電車が平面で交差することから電車が遅れやすい。

また、列車の接続も多くのダイヤで行われる。例えば、下り電車の場合は本川越行の急行と拝島行の各駅停車が接続し、その逆も行われる。上り電車も行われる。

ここで、どちからの電車が遅れて到着すると、その先を行く電車も同時に遅れてしまう。結果的に、それより先の駅で電車が来るのを待っている人には、時刻表に書いてある時間になっても電車が来ないというわけだ。

そして、西武新宿線には複々線区間がない。各駅停車と通過駅のある急行系の電車が全線で線路を共有せざるを得ない状態になっている。

問題が起きるのは、各停が少し遅れた時だ。時刻表から数十秒遅れている場合でも、後続の急行がその前を走る各駅停車に追いついてしまい徐行運転となることがある。小さなダイヤの乱れが他の列車にも影響を与えてしまう可能性が高い。

1つの電車だけでなく路線全体的に遅延が2、3分生じてしまうのは、緩急分離している複々線の区間がないことが原因として挙げられる。これは、同じく単なる複線しかない京王や東急、京急にも当てはまる共通点である。

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