【経営統合】東京メトロ&都営地下鉄の合併はいつ!? 本当に実現する?

東京メトロと都営地下鉄の合併はいつ頃になる予定なのか。経営統合が実現すれば、運賃が一元化されて乗り継ぎが今より便利になるのは間違いない。しかし、それが行われる具体的な時期はについてはまだ決定されていない。

東京には2つの事業が地下鉄を運営している。それが東京メトロと東京都交通局である。東京メトロはかつては営団地下鉄と呼ばれ、2005年の特殊法人改革にて東京メトロへ名前が変わった。

東京メトロの株は国と東京都はほぼ半数ずつ保有している公企業である。一方の都営地下鉄は完全に東京都が管理しているものである。

2つの事業者の統合・合併を推進しているのは東京都の方である。運賃を一元化して乗り継ぎの利便性を高めたいと考えているのが、住民が利用者である東京都というわけだ。

なぜなかなか進まない?

東京メトロと都営地下鉄

メトロと都営がなかなか実際に合併までたどり着けない理由は財務省の方針にある。これが反対しているために、国と都の折り合いが進まずに結果として分離した状態が続いているのである。

将来的に東京メトロは株式を上場して完全民営化が行われる予定となっている。そんな中で、現在の株主である国は高値で売却したいと思っている。特に財務省はできるだけ株式の売却で財政を確保したいと考えている。

しかし、東京メトロと都営地下鉄が合併してしまうと国が保有している株式の価値が下がってしまい、民営化時に思うような高値で売りさばけないのではないという可能性がある。

東京メトロは黒字幅が大きく鉄道事業での収益も大きいため、会社自体の価値はとても大きい。昔に開業した路線も多く、債務も会社の規模にしては少ない。

一方、都営地下鉄は黒字であるものの債務も大きい。路線は比較的新しくまだ借金が多く残っている。

そんな中で東京メトロと都営地下鉄が合併してしまうと、メトロ側が都営の債務も同時に持つことになってしまう。これにより、会社全体の価値が下がってしまう可能性がある、株式の売却で得られる利益が減ってしまう可能性が出てくるために2社の合併がなかなか進んでいないのである。

合併はいつになる?

メトロ都営の合併

しかし、メトロと都営の合併によって利用者にとっては運賃の一元化による乗り継ぎの利便性が高まるなどのメリットがある。

2020年には東京オリンピックが開催され、多くの人が東京の地下鉄を使うことが予想される世の中を考えると、国の財政の確保よりも乗客にとっての利便性の方が優先される可能性は低くはない。

2025年くらいまでには東京メトロと都営地下鉄の合併は実現するのではないだろうか。

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