【東京メトロ】なぜ発車するのが遅い!? ドアが閉まってもすぐに動かない!

東京メトロに乗ってみると電車が出発する際にドアが閉まっても発車するのが遅いと感じたことはないだろうか。

扉が閉まってから10秒くらいしてからやっと動き出すというケースも少なくない。どうしてこのようなタイムラブが存在するのか、それには理由がある。

JR東日本では電車のドアがすべて閉まればすぐに発車する。ホームドアがついている山手線であっても5秒以内には動き出す。謎の空白の時間がないのが特徴だ。

しかし、東京メトロの電車だと停車駅で発車メロディまたはブザーが鳴り終わってドアが閉まっても、電車は10秒くらいしないと動かない。

ある程度時間が経ってからようやくブレーキを解除する音が聞こえ、その後列車が発車する。

車掌からのブザー合図があるため!?

メトロ車掌

出典:Youtube東京メトロ公式チャンネル

すぐに発車するJR東日本となかなか動き出さない東京メトロの違いとして、車掌から発するブザー合図の有無がある。

JR東日本では電車の車掌による出発合図というものが存在しない。運転士は「知らせ灯」という運転席にある車両のドアがすべて閉まったことを示すランプがついたことを確認するとブレーキを解除してノッチ(アクセス)を入れる。

一方の東京メトロでは、ドアを閉めた後車掌が車両の側面についている赤色灯がすべて消えたことを確認し、ホーム上に異常なないことを確認してから車掌室に乗り込んでブザーのボタンを押して発車合図を運転士に送る。

メトロでは車掌はホーム上に降りた状態でドア閉め操作と安全確認を行うようになっている。

電車が発車する際には車掌がホーム上から車掌室に乗り込んで扉を閉め、窓から顔を出してもう一度ホーム上を目視してからブザーを押す。

かつては車掌室の扉を開けたまま箱乗りの状態でブザーを押していたため、今ほど発車が遅くはなかった。

5秒以内には電車が動き出していた。営団地下鉄から東京メトロに変わってから車掌動作のマニュアルが変更されたため、今のように遅くなった。

駅員が常駐する駅はさらに遅い!

カーブで見通しが悪かったり乗降人数が多いということで常に駅員を配置している駅においては、さらにドアが閉まってからの発車が遅い。

発車が遅い東京メトロ

駅員がいる場合、まず電車のドアを車掌が閉めると駅員が確認する。安全が確認されれば列車の最後尾にいる車掌に合図を送る。

駅員からの合図を確認した車掌は再度ホーム上の安全を確認して車掌室に乗り込むという動作になる。これ以降は駅員がいない停車駅と同じである。

駅員配置が行われている場合には、ホーム上の安全を確認する人がもう1人増えるということで、電車のドアが閉まってから実際に発車するまでには10~15秒近く時間を要する。

これが、東京メトロでは発車するのがのが遅い状態になっている理由といえる。

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