【京浜東北線】ホームドアが全駅に設置される予定はあるのか?

JR京浜東北線では大井町や赤羽駅などにホームドアが設置される予定となっているが、ずべての駅に整備される見込みはまだ立っていない。ほんのごく一部でしか付けられるだけであって、大部分では未だ計画すらない。




田端~品川で並行して走る山手線の場合はすべての駅にホームドアが付けられることが予定されている。東京オリンピックが開催される2020年を目途に完成し、JR東日本では初となる全駅ホームドア設置の路線となる。

しかし、山手線のホームの反対側の線路を走る京浜東北線にはまったく工事される見込みがない。線路への転落や列車との接触が起きる可能性が高く、目の不自由な人にとってはかなり恐怖を感じる空間となっている。スマートフォンを操作しながら歩いているも事故に遭う確率が大きい。

なぜ京浜東北線にはホームドアがない?

E233系

wikiwiki.jpより

山手線の場合、東京を中心とする首都圏の中でも特に利用者数が多い路線である。都心をぐるっと一周する路線という性質から、常に多くの乗客が電車に乗っている状態となっている。

乗客が絶える多くいる状態であれば、当然ながら駅のホーム上で何かしらの事故が起こる可能性は大いにある。そして、ちょっとでも異常が起きれば都心部にいるかなりの割合の鉄道利用者に多大な悪影響が及んでしまう。それを防ぐために、プラットホーム上の安全対策としてホームドアの設置が進められているわけだ。

山手線は他の路線よりも特別重要な位置づけとなっているのは、都心へ行ったことがある人なら理解できることだろう。

それに比べると、京浜東北線は都心の一部と神奈川、埼玉県の都心側を移動する人しか使わない。山手線よりはどうしても優先度は下がってしまう。

確かに京浜東北線も首都圏の中では有数の利用者が多い路線である。一度電車が運転見合わせになってしまえば、多大な人へ悪い影響が出てしまうのは事実。正常なダイヤでの運行はかなり重要だ。

とはいえ、山手線の方は京浜東北線よりも増して重要な位置づけとなっているのも確か。2路線を比較すると、どうしても山手線の方が一歩リードするために京浜東北線へのホームドア設置が遅れてしまうことになっている。




ホームドアが作れない理由は?

そもそも、どうして京浜東北線では主要な駅にしかホームドアが設置される予定がないのか。どんな理由があるために、すべての駅に付けるのが難しい状態となっているのか。

最大の要因はコストの大きさだ。仮に京浜東北線内の35あるすべての駅に可動式ホームドアを整備することとなると、総コストは約700億円はかかると考えられる。地下鉄1路線の建設に1000億円近くの建設費がかかるといわれているので、1つの路線を作るくらいの巨大な資金を必要とする。

JR東日本は黒字幅が大きく巨大な資産を保有としているとはいえ、さすがにホームドアだけでこれほどの巨額のお金を費やすのは困難なのが現状だ。

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