【S-TRAIN】自由席はない!? 無料で乗れる車両はゼロなのか?

西武池袋線のうち東京メトロへ直通する座席指定列車である「S-TRAIN」においては、すべての車両が有料で追加料金がかかるのか。自由席のように無料で乗車券のみで乗れる空間はゼロなのか。




結論を言うと、すべての車両が整理券を持っている人しか乗ることができない。乗車券だけしか手持ちでない人は、そもそも車内に足を踏み入れることすらできない。

S-TRAINに乗るのであれば、必ず100%乗車券のほかに座席整理券を事前に購入しなければならない。これは、東武東上線のTJライナーのような列車と仕組み的には同じである。

特急のような存在! 着席保障付き

S-TRAIN

S-TRAINの最大の特徴は、座席への着席が保証されているという点である。座席指定券を購入することにより、利用者は確実に100%座れる。

ふつうの通勤電車では満員のために座れずに立たされることを余儀なくされる可能性が高い。特にラッシュの時間帯では人が殺到するため、空席を見つけるのが困難だ。そこで、「お金を払えば絶対に座れる」というサービスとして登場するのが有料座席指定列車であり、今回のS-TRAINである。

S-TRAINは通過駅が多く確保されていることから、簡単にいえば特急列車に近いものであるといえる。ただ、追加料金は特急ほどの値段は張らないため、特に通勤客にとっては気軽に利用できる存在となるだろう。

列車はすべて10両編成で運転されるため、座席数は豊富にあるといえる。満席で乗りたくても乗れないというケースは、発車直前にならない限りは可能性としては低い。

特に夕方の下り列車(所沢・西武秩父方面)については満席になって乗れなくなる例はあまりないと思われる。座席指定券の入手は簡単にできるものと予想される。



JRのグリーン車とは違う?

S-TRAINはJR東日本の在来線中距離電車のグリーン車と同じような存在であると考えている人は多いのではないだろうか。

グリーン車

出典:wikipedia

ただ、グリーン車の制度とはやや違うのが現状だ。グリーン車の場合はあくまでも普通車全体の中の一部車両に限られる。有料座席指定列車「S-TRAIN」の場合はまるまる1編成の列車が対象となる。

さらに、JR野グリーン車は指定席ではない。すべて自由席であり、座れない可能性もある。利用者はグリーン券さえ購入すれば何人でもグリーン車に乗れてしまうため、ラッシュの時間帯となると途中駅ではもうすでに満席で空席ゼロなんて事態に遭うケースも少なくない。

S-TRAINの場合は100%指定席であるため、満席のため座れないということがない。仮に空席ゼロとなれば、その時点で指定券は売り切れとなって購入そのものができない。これが、JRのグリーン車の制度と違うところだ。

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