【小田急】複々線化が完成したら、混雑率は本当に下がるのか!?

小田急線では現在代々木上原~和泉多摩川において複々線化が進められている。2018年3月で完成する見通しだが、これにより混雑率は本当に下がるのだろうか。特に満員電車となる朝ラッシュ時は緩和されるのが期待できるのか。



複々線化で本数が増える!?

一番混雑率が高い区間は世田谷代田~下北沢であり、その数値は最大で189%となっている。人同士が接するほどの酷い状況であるのは言うまでもない。車内でスマホの操作ができるのは160%くらいが限界だといわれているので、それを超える混雑度といえる。

現時点では、ラッシュ時は1時間あたり27本の電車が走っている。2分間隔で運行されているわけであるが、それでも利用者数の多さには対応しきれていない。

小田急の複々線化

単なる複線だと、これ以上列車の本数を増やすのは不可能。しかも、小田急では各駅停車のほかに快速急行や急行、準急といった通過駅の設定がある優等列車も走っているため、フラットなダイヤとなっている地下鉄などとは違って本数の増加ができない。

しかも、ラッシュ時は停車駅での乗降時間が通常よりも長くかかるため、速達列車が前を走る各停に追いついてしまってノロノロ運転を余儀なくされるケースが多い。慢性的な遅延の原因にもなっている。

複々線となれば、速達列車と各駅停車がそれぞれ別の線路を走ることになるため、ノロノロ運転となる要因が消える。

さらに、これまで1本だった線路が2本になるということで、運行本数も大幅に増やせる。単なる複線では最大で27本だったのが、複々線化によって最大で36本まで増やせるといわれている。

速達列車も各駅停車も本数を増やせるということで、小田急全体の利便性が今までよりも大幅に向上するのは間違いない。



混雑率はどうなる?

さて、複々線化によって列車の本数が増えると混雑率はどこまで緩和できるのか。小田急の公式発表によると、ラッシュの時間帯のピークで160%以下になるとされている。

この数値は、車内でスマートフォンを操作したり新聞が読める程度の混雑率だ。当然ながら人と人が接するほどの規模ではなくなる。積み残しが発生することも、運転見合わせが発生しない限りは起きない。

なお、複々線化によって東京メトロ千代田線への直通列車も増える見通しだ。現行では朝ラッシュのピークの時間帯で1時間当たり5本となっているが、完成後は12本まで増やせる。

これにより、代々木上原駅での乗り換え客が減ることから、乗降時間も短縮される可能性が高い。都心へのアクセスもかなり便利なものになるのもまた間違いない。

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