鉄道会社の年収はいくらが平均!? JRと私鉄では給料が違う?

鉄道会社の年収の平均はいくらくらいなのか。安定しているということで知られ、他の業界よりも給料が高いイメージがあるが、実際はどうなのか。JRと私鉄では支給額が大きく異なるのだろうか。




鉄道業界といえば、駅員や車掌、そして運転士を真っ先にイメージするかもしれないが、社内で働いている人は乗客と接する人だけではない。裏方の事務や設備のメンテナンスなどの管理をしている人もいる。

年収の平均

 

そうした職員をすべて含めた年収の平均値は国土交通省が発表している「平成25年版鉄道統計年報」に掲載されている。1か月あたりの賃金を12か月分にすると年収が把握できる。

JR各社はの平均年収はいくら?

順位 鉄道会社 平均年収(万円)
1 JR東海 771
3 JR東日本 712
2 JR西日本 683
4 JR九州 586
5 JR四国 552
6 JR北海道 544
7 JR貨物 527

鉄道といえばまずは何といってもJRグループではないだろうか。ただ、同じJRでも各社では給料水準が大きく異なる。

東海道新幹線というドル箱路線を保有するJR東海の平均年収は771万円でトップに君臨する。首都圏のJR東日本よりも給料が高いということを示す。

人口が多い首都圏をカバーするJR東日本も黒字幅が大きい路線を多く保有しているため、年収はJR東海と同じく700万円台にランクインしている。

JRの給料

 

次いで年収が高いのがJR西日本となっている。人口が多い関西圏をカバーしているものの、東海道新幹線や首都圏の在来線を保有しないため、上位2社と比べるとやや低い。

最下位はJR貨物である。高速道路の整備が進んだことによってトラックでの物流が定着した今、どうしても貨物列車の需要が低い水準にとどまっている。そんな事情もあって、年収は500万円台となっている。

JR四国、JR北海道についても、線路があるのが地方の田舎であるため、賃金も低い水準にとどまっている。大都市をカバーしていない点は大きな痛手となっているのは間違いない。



私鉄の年収はどうだ?

平均年収 鉄道会社
800万円台 阪急
700万円台 京王・東急・相鉄・東京メトロ・小田急・京成
600万円台 京阪・京急・西武・近鉄・東武・阪神
500万円台 名鉄・西鉄・南海

私鉄の平均年収も各社によって異なる。同じ大都市圏をカバーする事業者であっても、沿線の特徴によって給料の水準が違っているのが印象的だ。

トップは阪急電鉄である。平均年収は830万円であり、ドル箱路線を持つJR東海よりも高い水準になっている。

700万円台には、京王電鉄、東急電鉄、相鉄、東京メトロ、小田急電鉄、京成電鉄がランクインしている。これらの鉄道会社の特徴として、自社の路線の沿線がほとんど住宅地が開発されている点が挙げられる。

一方で500万円台になっているのが、名古屋鉄道、西日本鉄道、そして南海電鉄である。いずれも田畑が広がる郊外を走る路線を持っている。どうしても都市部のみを走る私鉄と比べると収益性が落ちることもあって、給料の水準も低くなっている。

都市部から離れた郊外へ行くにつれて、車社会が定着している。人々の移動手段も自動車となるため、電車を利用する人が少なくなる。誰もが電車を使う地域にのみ線路を延ばす鉄道会社の年収が高い。

おすすめ記事