JR常磐線のグリーン車、どれくらい混雑するのか?

JR常磐線においては、E531系で運転される列車には他の首都圏の近郊路線と同じように在来線にもグリーン車が連結されている。4・5号車が該当する車両であるが、混雑状況はどんな感じになっているのか。




取手駅以南だけを走るE231系の電車にはグリーン車は連結されていない。こちらは通勤型電車であるためすべて普通車となっている。一方で都心から土浦以北へ乗り入れる列車はすべてE531系で運行されているため例外なくグリーン車が連結されている。

あまり混雑しない!?

グリーン車

出典:wikipedia

常磐線の場合、ほかの路線とは違って特急列車が非常に充実している。土浦駅以北から上野方面へ行く人の多くは「ひたち」または「ときわ」という特急を利用する。

グリーン車を使うとなると追加料金が必要となるが、所要時間は普通列車と同じであるため、近い距離を利用するが座りたいという人が中心となっている。

遠距離を快適に移動したいという人はあまり乗らない。より速くて所要時間が短い特急に流れて行っている。

特急ひたち

そんな常磐線ならではの事情から、グリーン車が満席になるのは朝のラッシュの時間帯くらいである。正確にいうと、7時台と8時台に運転されている上り列車である。

この時間帯はさすがに通勤のピークであり、普通車は満員状態となるため、グリーン車の需要も多い。

しかし、夕方の時間帯を含めて遠距離ユーザーは特急を使うケースが多いということでグリーン車には空席があるケースが多い。2階席は満員であったとしても1階席に行けば至るところに空席があるのが印象的だ。



特別快速はやや多混み合う

JR常磐線

一方で日中の昼間に運行されている「特別快速」については、普通の快速よりもグリーン車の利用率が高い傾向にある。

こちらは土浦~品川を走り、上野~取手の区間では通過駅の設定がある速達列車という位置づけになっている。特急のように追加料金がかからないことに加えて所要時間が短いということもあり、取手~土浦を乗り降りする乗客がグリーン車を好むようだ。

特に車窓の眺めが良好な2階席となると満席で途中駅から乗ると座れないという可能性もある。せっかくグリーン車に乗るのであれば景色が楽しめる2階席の方が良いのは確かだ。

なお、常磐線についても他路線と同じようにグリーン車はすべて自由席となっていて座席指定をすることはできない。つまり先着順に座席を選ぶことができる。逆に言うと途中駅から乗ってしまうとベストな席に座れないことを意味する。

追加料金を払っているのに自由席というのが嫌な人は「ひたち」、「ときわ」という特急を使うのが良いかもしれない。在来線グリーン車となるとただ快適に座れるだけになる可能性も十分にあるのが現状だ。