東京モノレールの混雑状況は!? ラッシュのピーク時間帯はいつ?

東京モノレールの混雑する時間帯はいつ頃なのか。朝と夕方は羽田空港と都心を行き来する人で車内は満席になるが、ラッシュのピークとなるとどれくらいの乗車率になるのか。

乗客の半数以上は都心部と羽田空港を移動する人である。航空機に乗るために東京都内から羽田空港へ向かう人、または羽田空港から都内へ向かう人でにぎわう路線という性質がある。


朝の時間帯は下りが混雑!

東京モノレールの混雑

 

首都圏の他の鉄道路線を見ると、ほとんどは朝の時間帯は都心方面へ向かう上りが混雑している。超満員電車になるのは上り列車に限られたことであり、郊外へ向かう下り列車は空いていることが多い。

しかし、東京モノレールはこれとは反対になっている。朝の時間帯は羽田空港方面へ向かう電車が混雑する。浜松町駅には大勢の乗客が列車に乗り込み。発車する際には満員になっている。

午前中の飛行機に乗る人が都心部から空港へ向かう人で殺到することに加えて、沿線の向上や物流倉庫へ通勤する人で混雑する。山手線や京浜東北線から乗り換えてくる人が多い。

一方、全国各地や海外から羽田空港に到着する飛行機は出発便よりはまだ少ない時間帯である。これにより空港へ向かう人が空港からやって来る人よりも多い結果となっている。

多数の乗客が降りていく駅といえば、羽田空港第1ビル、羽田空港第2ビルと流通センター駅である。空港については言うまでもなく航空機で他の地域へ移動する人である。流通センターで降りる人は周辺の工場や物流業界で働く従業員が多い。

夕方は上り、都心部へ帰る人で満員

夕ラッシュの東京モノレール

逆に夕方の時間帯となると、今度は浜松町方面へ行く上りが混雑する。他の地域から飛行機で羽田空港へ行き、そこから都内へ向かう人が東京モノレールを利用する。車内はキャリーバッグを持った乗客が多数乗っている。

また、沿線の会社で働いている人が帰宅する時間帯ともかぶるため、途中駅からも多数の通勤客が乗ってくる。これにより、ほかの路線のような夕ラッシュとなる。

ただし、朝の時間帯と比べると混雑率は緩やかである。乗車率は最大でも120%ではないだろうか。座席は満席であるものの、つり革や手すりにもつかまれない人が出るほどの混雑度ではない。

なお、夕方の時間帯も朝と同じように空港快速、区間快速は運転されていない。混雑するコアタイムということで、すべて各駅停車のみとなっている。ただし、本数は3、4分間隔で走っているため乗車機会は多い。

電車を待つ時間を考えると、実質的な所要時間はほとんど変わらない。とはいえ、羽田空港第2ビル駅からなら座れる可能性は高いが、始発以外の途中からだと混雑のため座れないと考えてよいだろう。

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混雑の目安については『【レベル別】鉄道の混雑率の目安! 数値ごとの体感』にて解説。