りそなグループの新卒採用の難易度は、金融業界を目指している就活生にとってはかなり気になる疑問ではないだろうか。内定までの倍率や難易度を少しは考えたことがあるはずだ。
りそな銀行が一番有名な中核企業であり、誰もが一度は聞いたことがあるほど有名な銀行である。その持ち株会社であるのが「りそなホールディングス」である。そして、新卒の募集ではホールディングスにおける採用となる。
銀行業界では三菱東京UFJ、三井住友、みずほに次いで4番目に大きい。第4のバンクとして、しばしばメガバンクとして扱われるほどもある。
ソリューション・フィールドは20倍くらいと予想!
りそなグループでは、他の企業で総合職と呼んでいる職種のことを「ソリューション・フィールド」と呼んでいる。募集の対象としているのは四年制大学以上を卒業見込みの学生としている。つまり、大卒と院卒向けの職種ということだ。
ソリューション・フィールドの場合、新卒の倍率は約20倍くらいになると思われる。プレエントリーの時点ではそれを超える大きな数値になるだろうが、実際にエントリーシートを出して選考希望の意思を示す人はそれより少ない。
メガバンク3行の場合、総合職においては100倍くらいにまで達する。それに比べると、りそなグループの場合はやや緩やかと捉えられる。
ただし、それでも応募者過剰であることには変わりない。メガバンクの次に入社したい金融業界はりそなと考えている学生は非常に多い。
就活生にとって、入社の決め手となる基準は大手で名前が知られているかどうかであることが多い。大手都銀3行で不採用になった場合、次の選択肢としては真っ先にりそなグループが来るといっても過言ではない。
どこの大学出身が多いのか?
さて、新卒採用では過去に自分の所属する大学が採用された実績があるかどうかという点は気になるポイントの1つではないか。
金融業界は高学歴の人がそろい、有名な難関大学を出ていないと内定を取るのは難しいと考えている人はかなりの割合に達する。
実際、大手都銀3行についてはその傾向が強い。東大や京大のような旧帝大に分類される国公立大と早稲田、慶應、上智のような私立トップクラス程度しか入行できないという意見が少なくない。最低でもMARCHという言葉も、都銀3行の就職事情では聞かれることがある。
りそなグループの場合はそれほどこの傾向は強くない。中堅レベルの大学を出ている人も多く見受けられる。大学名で合否が左右される可能性はゼロではないが高くはない。
学歴フィルターという目に見えない裏事情を気にしている大学生は、確かに偏差値はそれほど高くはない大学に通う学生に多い。しかし、りそなグループはその心配はいらないといえる。
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