デンソーの新卒採用の倍率は高い!? 製造業ではトップクラス?

デンソーの新卒採用においては、採用人数は毎年300~500人ほどとなっている。倍率もまた、自動車業界の中でも完成車メーカー以外では最高級となっている。




通常、サプライヤーとなると完成車メーカーと比べて大幅に人気度が下がる。下請けという形になることから、どうしても就活中の学生の間ではトヨタ、日産、ホンダのようなところを目指すケースが多い。

しかし、デンソーはこれにまったく劣らないくらい人気が高い。部品製造では高い技術力を持っている会社のため、世界的にも有名なサプライヤーという地位を獲得している。

経営もまた安定している。不景気で自動車が売れない時期でも、デンソーでは比較的安定して利益を上げてきた。安定志向を求めている学生からも人気の製造業の企業となっている。

事務系のは約50倍くらいと予想

デンソー

デンソー全体の倍率は50倍くらいには達すると予想する。正確なデータは公表されていないものの、人気度と採用人数などを考慮すると、概ねこれくらいの数値になることが多い。

デンソーでは「事務系総合職」と「技術系総合職」、「実務職」の3つのコースが用意されている。

事務系総合職では主に、営業、企画、調達、生産管理、経理、人事、法務などに携わる職種である。文系学生が中心であり、学部学科による条件は一切ない。どの学部に所属する人でも応募できる。

採用人数は40人前後となっている。倍率が50倍だとすると、応募者数は2,000人くらいには達するということになる。デンソーという会社名が広く知られていることを考えると、全国の大学から応募者が来るため、数千人単位での応募となる。

内定が難しいのは誰でもわかるだろう。面接までたどりつけるのは一部の学生に限られ、さらに内定をもらえるのはその中のさらにわずかな優秀な人材のみとなる。



技術系の倍率はどう?

技術系総合職は主に、研究、開発、設計、品質保証、生産技術などに携わる職種である。対象としている学部学科は工学系が中心となっている。少なくとも理系に限定されるため、残念ながら文系の分野に所属する学生は応募できない。

採用人数は技術系総合職では300人以上となっている。事務系総合職とは対照的にかなりの人数となっているのがわかる。

理系という条件が加わっていることで、応募者は殺到するほどの規模にはならない。倍率は全体的な水準である50倍を下回る可能性が高い。私の予想では、10~30倍ほどに収まると考える。

理系を対象とした技術系総合職では、学校推薦という応募方法も用意されている。これは、所属する研究室の教授の推薦があれば、有利に選考を進めるという条件である。

一般的な自由応募と比較すると、内定がもらえる可能性は高まる。教授のお墨付きとなることもあり、入社する意思が高い人であれば是非利用したい手段である。ただし、内定後の辞退は不可能だと考えるのがよい。

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