東急東横線の遅延が多すぎる!? そうなる3つの理由とは?

東急東横線は首都圏の中でも遅延が発生しやすい路線である。電車が5~10分程度は遅れることが決して珍しいことではなく、ほぼ毎日のようにちょっとしたダイヤの乱れが発生する傾向にある。




また、運転見合わせとなって列車の運行が完全にストップすることも頻発している。運転再開の目途が立たずにJRや京急への振替輸送を実施することを余儀なくされることも少なくない。

東横線自体の路線の営業キロ数は30km程度と長い距離となっているわけではない。それでも、電車が遅れやすい理由はどこにあるのか?

3つの理由、だから遅延する!

東急東横線

東急東横線において電車に遅延が生じる理由は3つ挙げられる。その内容は下のものだ。

  • 5社相互直通運転
  • 高頻度の運転
  • 混雑が激しい

相互乗り入れが最大の理由

中でも1つ目の5社相互直通運転は遅延が生じやすい大きな原因となっている。かつては、東急東横線は渋谷駅~桜木町駅間を単独で運行していた。しかし、2004年2月1日にみなとみらい線へ乗り入れるようになった。これと同時に横浜駅~桜木町駅間は廃止され、すべての電車がみなとみらい線へ乗り入れることとなった。

そして、2013年3月16日より、渋谷駅は地下ホームへと移動して、東急東横線は東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始した。副都心線を介して西武池袋線と東武東上線との相互乗り入れも同時に実施されるようになった。

これまでは渋谷駅にて折り返ししていた電車が地下鉄を経由して埼玉県内まで乗り入れることとなったため、1本の電車の走行距離はかなり長くなった。

利便性が向上したのは確かだが、これまではまったく無関係だった他の路線のダイヤの影響も受けるようになったのも事実である。

西武池袋線や東武東上線において何らかのトラブルで電車に遅れが生じた場合、乗り入れる東急東横線においてもその遅れが及んでしまう。ダイヤの乱れの規模が拡大した場合には、副都心線との直通運転を中止することがあるが、それでも元通りに復旧するまでには時間を要する。



利用者が多いのも遅れの原因に

東急東横線は利用者が非常に多いエリアを走っていることから、列車の本数が多い。日中の時間帯であっても渋谷~菊名間では18本の電車が運行されている。複線路線としてはかなり多い方に入る。

しかも、特急・急行・各駅停車の3種類の電車が走っていることから、一旦ダイヤが乱れると元通りに戻しにくい環境となっている。

そして、混雑もまた激しい路線なのが東横線ならではの特徴だ。乗客数が多ければ、乗客が原因で電車が止まってしまうことも多くなる。ホームから線路へ転落したり、乗客同士の喧嘩や口論、さらには人身事故も発生しやすい。

旅客の輸送量が少ない路線と比べると、東急東横線は遅れやすい環境になっているといえる。

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