【相鉄】電車のスピードが遅いのはなぜ!? 表定速度も低い!

相鉄線の電車のスピードが遅いと感じたことはないだろうか。路線の最高速度は本線・いずみ野線のどちらも100km/hに設定されているが、ほとんどの区間では60~80km/h程度までしか出さない。




停車駅が少ない特急であっても、スピードはあまり出さない。急行や快速についても同じことがいえる。

表定速度も低い。相鉄本線の特急は56.7km/hとなっている。横浜駅から海老名駅までの全区間で通過駅の設定があるが、それでも遅いと判断できるレベルとなっている。

いずみ野線の横浜~湘南台を走る特急についても、表定速度は54.5km/hとやはり遅い水準だ。

線形が非常に悪い

相鉄

相鉄線の線形は悪い部類に入る。全線に渡って直線が長く続くような区間はほとんどない。特に、通過駅が多い区間である横浜~二俣川はカーブが連続するため、どの列車も60~70km/h前後までしか出せない。

二俣川駅よりも海老名駅・湘南台駅側になると直線がある場所が出てくるが、それでも最高速度まで加速してスピードを維持できるほど線形は良好ではない。

しかも、この区間では急行と快速は各駅に止まる。通過駅があるのは特急のみとなっている。駅間距離は短いため、すべての駅に止まる電車は最高速度まで加速できないところがほとんどである。

他の私鉄を見ると、特に表定速度が60km/hを超える路線は直線に恵まれているという特徴を持っている。それに加えて、JRなどの他の鉄道会社との競合がある路線の場合が主流だ。

相鉄線を見ると、線形が悪い割には通過駅を設定している優等列車を多く走らせていうこともあり、速達性には可能な限り力を入れているという姿勢が見られることには変わりない。



優等列車の表定速度

相鉄本線の優等列車の表定速度は次の通り。

  • 特急:56.7km/h(横浜~海老名)
  • 急行:41.0km/h(横浜~海老名)

相鉄いずみ野線の優等列車は次の通り。

  • 特急:54.5km/h(横浜~湘南台)
  • 快速:45.0km/h(横浜~湘南台)

カーブが多くて速度が出せない路線ならではの表定速度となっていることがわかる。制限速度がかかる曲線が多い東急各線と同じくらいの水準といえる。

相鉄線

大きな駅にしか停車しない特急でさえも50km/h台ということで、線形が良くないことが判断できる。

神奈川県内の私鉄は全体的に表定速度は低い。スピードが速いとして知られている京急線も、横浜以南はカーブが連続するため、全区間を通しての表定速度は決して高くはない。

小田急線もまた、表定速度は停車駅を限りなく絞っている快速急行を除いては遅い傾向にある。

相鉄線だけではないのもまた、神奈川県内の私鉄全体の特徴となっている。

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