阪神電車の混雑状況とは!? 朝と夕方のラッシュの混み具合!

阪神本線における混雑について今回は取り上げる。梅田駅から神戸三宮、元町までの区間が阪神本線に当たる。朝ラッシュと夕方の帰宅ラッシュの時間帯では、特急・急行はどのくらい混雑が激しくなるのか。




阪神本線は全線に渡って他社との競合がある。並行してJR神戸線(東海道本線)、阪急神戸線が走っている。沿線の人口もJR・阪急側が多く、利用者数も阪神は他の2社に劣っている。

大阪~神戸間の所要時間についても、最速列車の「特急」でさえ、JRの新快速・快速、阪急の特急と比べて長い。

何かとメリットが薄い阪神電車だが、それでも朝と夕方の帰宅ラッシュの時間帯となれば、さすがに電車の中は混雑する。

朝ラッシュは乗車率120%くらい?

混雑する阪神電車

国土交通省から発表されている各鉄道路線の混雑率の調査では、阪神本線は最大で110%前後であるとされている。これは、都心の中心部へ直結する路線としては低い水準だ。

JR神戸線では、最も利用者数が多い尼崎~大阪間では複々線で、快速線・緩行線で線路が分かれていて、さらにJR東西線もあることから、混雑率は辛うじて100%前後で収まっている。

しかし、阪急神戸線では混雑率は最大で140%前後にも達する。関西地区ではトップクラスのレベルに入る。そんな中でも、阪神本線は110%程度に収まるため、決して激しいものであるわけではない。

ただし、特急と急行については多くの乗客が集中するため、混雑気味になるのは確かである。ドア付近に立つと、たた圧迫感を感じることもある。乗車率は120%程度という感じがする。

各駅停車については、阪神は駅間距離が非常に短いこともあって、あくまでも特急や急行が止まらない駅を乗り降りする人向けに、それを補完する役割という位置づけになっている。

人が集まる電車が特急・急行ということで、朝ラッシュの時間帯となれば座れない可能性が極めて高い。

特に混雑するのが、西宮→甲子園→尼崎の区間だ。郊外の沿線に住む人が最も多く集まる部分であり、尼崎駅では阪神なんば線が分岐する。この区間では、どの電車も必ず満員電車となる。




帰宅ラッシュは尼崎→甲子園間が最混雑

帰宅ラッシュの時間帯では、今度は神戸方面へ向かう電車が最も混雑が激しい。梅田発の特急と急行は、初めの部分はまだ余裕があるとしても、尼崎駅からは確実に満員となる。

阪神なんば線からの乗り換え客が結集するためだ。難波方面と梅田方面からの合流地点のため、特急や急行であれば乗車率は100%には達することが多い。

特急は甲子園駅から先の神戸側では、ひたすら乗客が降りていく一方となる。急行は武庫川駅から順次降りていく。終点が西宮駅ということで、回転率はかなり高い。

ただし、「直通特急」に関しては神戸三宮からは再び混雑する。今度は神戸から明石、姫路方面へ向かう人によるラッシュ区間に入るため、乗車率が再度上がる。

ただし、大阪側と比較すると激しくは混雑しない。座席はすべて埋まってしまうものの、窮屈感を感じるほどの満員とはならない。