京王線vsJR中央線! 競合する2社を徹底比較してみた

京王線とJR中央線を比較する。ともに新宿駅を発着していて、八王子や高尾などの東京都の西部まで走る。それぞれでは、運行本数、所要時間、運賃の料金、利便性ではどのような違いが見られるのか、今回は調べてみた。




京王線もJR中央線もともに戦前からある鉄道路線である。歴史は長く、長年にわたって互いに競合しあってきた。

京王線は地域密着型の私鉄であるのに対して、中央線の方はJR線ということで、広域に路線網を持つJR東日本が管轄している。したがって、中央線は快速線・緩行線のどちらも全体の中の一路線に過ぎない。

京王線とJR中央線

一方、京王線は京王電鉄の最も主要な路線である。会社の看板的な存在であり、これがなければ経営は到底成り立たないといっても過言ではない。

京王線とJR中央線

京王線 JR中央線
本数 21本/h 25本/h
所要時間 新宿→八王子:38分

新宿→高尾:43分

新宿→八王子:36分

新宿→高尾:42分

運賃(新宿→高尾) 360円 550円
利便性 都営新宿線へ直通 東京駅へ乗り入れ

JR中央線の方が優勢か?

JR中央線の特別快速

全体的に比較してみると、JR中央線の方に軍配が上がる項目が多い。本数の多さから所要時間、利便性などの面でJR側の方が優勢となっている。

本数については、中央線では快速と各駅停車が別々の線路を走る複々線の区間が長い。三鷹駅以東は複々線区間となっていて、本数は日中の時間帯で1時間当たり25本となっている。

そのうち、14本は快速系統となっている。そして、立川駅まで通過駅の設定がある特別快速は毎時5本運転されている。

京王線の場合は、1時間当たり21本ある。ほぼ全線が複線ということを考えると、結構多い数値となっている。しかし、それでもJR中央線には劣っているのは否定できない。

利便性の面でも、中央線はJRということで乗り換えの利便性が良い。山手線や埼京線と同じ鉄道会社ということで、乗り換えの際も改札を出なくて済む。ただホームを移動するだけだ。

しかも、東京駅まで乗り入れている。こちらでは、新幹線をはじめ、東海道線や総武線、京葉線などとも接続している。千葉や神奈川、埼玉方面へ向かう人にとっても便利な路線である。

京王線はあくまでも東京西部がメインであるため、乗り換えの利便性は良いとは言えない。JRに乗り換える際も一旦改札を出なければならない。




運賃の安さなら京王線

一方で、運賃の安さについては圧倒的に京王線が優勢である。料金を比較すると、新宿~高尾間では、京王線は360円だが、JR中央線だと550円もかかる。

新宿~八王子についても、京王線なら360円だが、JR中央線だと480円となっている。京王線の料金の値段の安さが感じるだろう。

運賃が安い京王線

京王線においては、全線に渡って運賃が安い傾向にある。さらに、長距離となればなるほど割安となっている。

JR中央線においては、高尾駅から都心側では「電車特定区間」という、通常の幹線と比べて割安な料金体系になっているものの、京王線には遠く及ばない。

経済的にやさしいのは圧倒的に京王線なのは間違いない。もし、JRか京王のどちらかを選べるような状態だったとしたら、多数派の人が京王を選ぶのではないか。

おすすめ記事