新東名の全線6車線化は本当に実現される? ずっと4車線のままか

新東名高速道路は全線に渡って完成6車線となっている。現在でも一部の区間で6車線で供用されている。しかし、大部分は暫定4車線となっていて、未完成という形になっている。




今のところ、新東名を拡幅するような工事はまったく行われていない。制限速度が110km/hになっても、4車線の区間はそのままとなっていて、事業が進歩している気配はまったくない。

将来的には片側3車線となる計画だが、これが実現される見込みが濃いのか。永久的に今の暫定4車線の状態が続く可能性はゼロなのか。

全線開通したら6車線になるかも!

6車線化された新東名

新東名高速道路はまだ一部の区間しか開通していないのが現状である。海老名南JCT~御殿場JCTまでの山間部の区間は、開通に向けた工事が続いている。

既存の東名高速道路の渋滞のポイントともなっていて、早期開通が目指されている。新東名関連の事業では、この工事が最優先となっている。逆に言うと、拡幅は後回しとなっているのが現状。

既存の道路の改良工事ではなく、まずは渋滞の名所となっている従来の東名高速道路の混雑緩和策の実施が急がれている。

その最も大きな効果が得られると期待されているのが新東名の海老名南JCT~御殿場JCT間の未開通区間の完成である。

新たに開通する予定の区間も暫定4車線として工事が実行されている。完成6車線として計画されているため、本来であれば6車線で供用されるべきなのだが、早期完成を目指すために規格が縮小されている。

ただ、全線開通した後はいよいよ6車線化の重要性が上がるかもしれない。容量が不足していると判断されれば、本格的に拡幅工事が計画されるだろう。

特に6車線分の道路の舗装までがされている静岡県区間は、簡単に6車線化させることができる。




愛知県区間と神奈川県区間は難しいか?

同じ新東名高速道路でも、後発組となった愛知県内と神奈川県内の区間では、道路そのものが4車線を前提として作られている。

路肩を見ても、追加で1車線分作れるほどの用地がない。トンネルや橋脚を見ても、片側2車線分のスペースしかない。道幅が狭いと感じる人も多いだろう。

暫定4車線の新東名

道路構造上も、愛知県と神奈川県内は第1種2級の高速道路として建設されている。あくまでも暫定施工という形となっていて、完成は第1種1級の6車線と定められている。

設計速度も100km/hになっている。静岡エリアで制限速度の引き上げが行われても、愛知県内では実施されていない理由はここにある。

しかし、現実的に6車線化するのであれば、既存のトンネルや橋、盛土、切土の部分を拡幅させなければならない。すでに舗装までされている静岡県内とは違って、1から作ることとなる。

将来的にも後から開業した新東名高速道路は4車線のままの状態が続くかもしれない。完成4車線に書き換えられる可能性もゼロではないだろう。

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