西武新宿線の朝ラッシュの混雑、上り・下りの乗車率はいくつに!?

西武新宿線の朝ラッシュの混雑について、各列車の乗車率はどのくらいの数値になるのか。7時台と8時台の上り・下りそれぞれで調べてみた。




朝の通勤通学の時間帯は、西武新宿線で走っている種別としては通勤急行・急行・準急・各駅停車の4種類となっている。

通勤急行とは、本川越→西武新宿間の全区間で通過駅の設定がある。したがって、長距離利用者向けの優等列車という位置づけだ。

上りの西武新宿行は最大180%近くに

西武新宿線の朝ラッシュの混雑

出典:www.youtube.com/watch?v=4DlFRXxU4to 超満員の通勤急行(鷺ノ宮駅)

国土交通省から発表されている混雑率の調査によると、西武新宿線では最大で150~160%という結果となっている。

乗車定員に対して乗客の数が約1.5倍ほど多いという結果である。この時間帯は電車が2,3分間隔で走っているものの、それでも輸送力不足というわけだ。

最も混雑するのは言うまでもなく下落合→高田馬場間で、午前8時前後にちょうどピークを迎える。

ただし、この混雑率という数値はあくまでもすべての列車を合わせた場合の需要と供給の関係を表すものでしかない。

実際には種別によって混み具合が異なる。他の路線と同じように、停車駅が少ない優等列車にどうしても乗客が殺到しやすい。

特に激しく混雑するのが急行と通勤急行の2つ。いずれも西武新宿線内では速い電車というステータスを獲得していることから、長い距離を乗り続ける人はこれらの電車を狙う。

西武新宿線

各駅停車と接続する駅からも、各停から急行へ乗り換えるという人が多い。朝は特に急いでいる人が多数派のため、優等列車はすし詰め状態となる。

急行・通勤急行では、最大で乗車率が180%くらいにまで達するのではないか。人と人が接することがあるというレベルで、車内でスマホの操作はそう簡単ではない。

通勤急行に至っては、通過運転の区間が長いため、より長い距離に渡って高い乗車率の状態が続く。




下りは乗車率100%以下

一方で、下り電車となると混雑は比較的穏やかである。乗客の全員が座れるほど空いているとは言えないが、だれもがつり革や手すりにつかまれる。

急行は、長い距離を乗り続ける人が利用するため、座っている人よりも立っている人の数の方が多い状態ではある。

それでも乗車率は100%程度またはそれ未満が上限だろう。乗車定員とは、座席数とつり革の数の合計分の人数だが、下りは朝でもこれには達しないことがほとんど。

なお、各駅停車となれば、座席が空いていることが多い。近距離輸送向けの種別ということで、あえて各停に乗る人は高田馬場~田無間の急行系が停車しない小さな駅を乗り降りする人くらいに限られるためだ。

さらに、下り列車は回転が良いのも特徴だ。乗客の入れ替えが多い点が、上り電車とは違うところだろう。

始発駅で座れなかったとしても、途中駅で降りていく人が多いため、山手線との乗り換え駅まで乗り続ける上り電車よりも着席できる機会が豊富。

おすすめ記事