阪急京都線の淡路駅の高架化で何が変わる!? 遅延が解消へ?

阪急京都線の淡路駅では現在高架化の工事が行われている。連続立体交差事業の一部として進められている。2024年頃を目途に京都線と千里線の線路が地上から姿を消す予定となっている。




淡路駅付近での工事自体は2008年から行われている。当初の予定では、2017年度末には淡路駅が高架化され、2020年に連続立体交差事業が完全に終わる見通しだった。

しかし、思うように工事が進まなかった。工期が大幅にずれ込んでしまい、今のところ7年遅れとなっている。

阪急京都線の淡路駅

出典:twitter.com/katzencafe/status/764795519981850624

ただ、淡路駅の高架化と付近の連続立体交差事業は重要なプロジェクトであることには変わりない。

電車の遅延が大幅に減る

阪急京都線と千里線は、阪急電鉄の中でも特に遅延が多い路線となっている。特に京都線は、同じく主要路線である神戸線や宝塚線と比べると、電車が遅れる頻度は多い。

最大の原因は淡路駅における平面交差にある。京都線・千里線の上下線ともに地上を走っているため、ポイント通過待ちがどうしても発生しやすい。

京都線は、日中でも10分間に特急・準急・各駅停車の3種別の電車が一方向に走っているため、本数がかなり多い部類に入る。

淡路駅が原因で遅れる阪急京都線

京都線・千里線のどちらか一方の電車が数十秒でも遅れてしまうと、それ以外の電車にも影響が出てしまう。

これが、慢性的な遅れの理由となっている。通常の場合、2,3分の遅れで済むことが多いが、それでも乗り換えの接続がうまくいかないことへとつながる。

淡路駅が高架化されれば、3階が京都・北千里方面の線路のみに、4階が梅田・天神橋筋六丁目方面の線路のみに分かれ、上下線での交差が解消される。

これによって、淡路駅の配線が原因で電車が遅れる頻度が大幅に減るだろう。




所要時間も短縮化される

阪急京都線及び千里線の電車が淡路駅に進入する際には徐行運転を余儀なくされている。これは、ポイント通過の際に厳しい制限速度がかかっているためだ。

狭い土地に加えて配線が複雑になっているため、速度を大きく落とさないと駅構内を出入りできない構造となっている。

今のところ、淡路駅は本線に当たる京都線であっても50km/h以下まで減速しなければならない。

駅ホームが高架へ移ると、線路は今より直線的になる。これにより、今よりも高速で駅構内を出入りできるようになる。

配線がシンプルになるため、前を走る電車に追いついてしまってノロノロの徐行運転を余儀なくされる頻度も減る。

朝ラッシュは本数がかなり多いため、ややゆっくりになるかもしれないが、日中以降から確実にスムーズな運転になるだろう。

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