家族でWiMAX2+を使うのはあり!? さすがにYouTubeは見られない?

家族3、4人でWiMAX2+を共同で使うことはできるのか。自宅のメインのインターネット回線という使い方は果たして満足できるのか、それともモバイルルーターだけでは不十分なのか。




結論を言うと、家族単位のように複数の人で1つのWiMAX2+を使うのはやめておいた方がいい。通信量が多くなるため、WiMAX2+では不十分な環境だろう。

WiMAX2+は家族ではなく1人向け

家族で使うWiMAX2+

UQ mobileが運営するWiMAX2+は、回線速度の理論値が最大440Mbpsということで、ちょっと前の光回線よりも高速だ。

フレッツ光やau ひかりが一昔前までは100~200Mbpsまでしか出なかった。今では1Gbpsまで上限が引き上げられた。それでも、WiMAX2+はふつうの使い方としてはかなり速い。

しかし、残念ながら1つ大きなデメリットがある。それは、一定の上限を超えてデータ通信を行うと通信制限に引っかかる点である。

WiMAX2+は直近の3日間で10GBのデータ通信を行うと、次の日の18時~26時(その翌日の午前2時)まで速度制限が発動する。

通信制限時の回線速度は概ね1Mbps。今日のインターネットとしてはかなり遅いといわざるを得ない。



すぐに速度制限1Mbpsにかかる

3日間で10GBということは、1日当たり3.3GBが上限の目安となる。1人だけで使い、スマホでの利用が中心であるならば十分だろう。しかし、2人以上だと1人で使える範囲が狭くなる。

2人で使うと、1人当たり1.6GBということになる。3人だと1.1GBだ。テキストが中心のニュースサイトやブログを閲覧するだけなら問題ないだろう。

youtube

YouTubeのような動画サイト、写真が多いサイトへアクセスすると、あっという間に上限に達する。

なお、通信制限の時の1Mbpsという回線速度は、端末本体が行うデータ通信の速度である。複数人で同時アクセスすると、回線速度は人数分で割ることになる。

例えば、2人で接続した場合、1人当たりの速度は0.5Mbps(500Kbps)。3人だと0.3Mbps(333Kbps)。スマホでSIM通信の制限時(128Kbps)より若干速いという程度だ。



YouTubeは1人でも不足することも

WiMAX2+でYouTubeを見るとかなりのデータ通信量を消費する。特に1080pや720pのような高画質(HD)で視聴すると莫大な通信を行うこととなる。

高画質で動画を2、3時間分くらいの動画をダウンロードすると3GB前後の通信を行う。実際に動画を観ていなくても、動画が閲覧できるページを開くだけで通信を行う。

いくつものYouTubeのコンテンツへアクセスすると、すぐに3GBくらいには達する。これを毎日続けていくとなると、WiMAX2+の上限である「3日で10GB」にかかってしまう。

そうなれば、次の日の夜は通信制限がかかった状態でしかインターネットへ接続できなくなる。1Mbpsという速度となると、YouTubeで高画質の動画を観るのは無理。

1Mbpsというのは、標準画質と言われる360pがギリギリ途切れることなく再生できるレベルだ。

ちょっと回線が混雑していると240p、あるいは144pまで画質を落とさないとスムーズには再生できなくなる。いつも高画質でYouTubeを使っている人にとって、低画質はかなり不満を感じる。

通信制限にかからないことを前提に使うのなら、最低でも1人での利用が大前提となる。家族で複数人でシェアするのにはまったく向いていないとしか言えない。

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