都営地下鉄と東京メトロの違いとは!? 3つの相違点あり!

東京メトロと都営地下鉄

東京都内には2つの種類の地下鉄が走っている。東京メトロと都営地下鉄の2つだ。互いにまったく別物といっても過言ではなく、大きな違いが見られる。

他の都市では地下鉄を運行する鉄道事業者は1つだけとなっている。しかも、基本的には市町村による公営となっている例が多数だ。

東京だけ都営とメトロの2つの鉄道事業者に分かれている地域なのは事実。そんな2つの地下鉄にはどんな違いがあるのか。



会社が全く別物

都営地下鉄を運営するのは東京都交通局。都が直営する公企業で、役所が経営しているという意味である。民間の資本は一切入っていない。

東京メトロは、正式には東京地下鉄株式会社という企業が運営する地下鉄である。株主は今のところは東京都と国が半分ずつ持っている。しかし法制上は民間企業という形となっている。

東京メトロはかつては「営団地下鉄」と呼ばれ、主体も帝都高速度交通営団という公団だった。それが2005年に形的に民営化されたものが今の東京メトロである。

両方とも東京都の資金が入っているという点では共通点だが、事業者自体がまったくの別物である。

そのため運賃も別々となっていて、都営地下鉄と東京メトロの路線を同時に利用しても別料金となって料金は通算されない。



運賃体系が違う

都営地下鉄と東京メトロでは運賃体系もまったく違う。互いに別料金となっているだけでなく、距離に対する値段も差が見られる。

都営は高い、メトロは安い

都営地下鉄の初乗り運賃は4kmまででICカード=174円、切符=180円となっている。対する東京メトロは初乗り運賃が6kmまででICカード=165円、切符=170円となっている。

全体的に東京メトロの方が都営地下鉄よりも運賃が安い傾向が見られる。都営は他の都市の公営地下鉄と比べれば割安な料金体系になっているものの、同じ都内を走るメトロと比較すれば高いのは否定できない。

メトロと都営の電車に乗ると割高になる。別料金となっているため、もしメトロまたは都営、もしくはJR東日本などの他の鉄道会社のいずれか1社のみで移動できるくかんを乗るのであれば、遠回りでも1社に抑えるのが財布にはやさしい。

なお、運賃面ではどちらも近距離のみの利用だとJRや他の私鉄より高い。長距離になると逆に割安感が出てくる。ここは共通点といえる。



路線網はメトロが優勢

路線の数は圧倒的に東京メトロが多い。銀座線・丸ノ内線・日比谷線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・南北線・副都心線の8つを保有している。

路線網が充実しているのはメトロで、JR山手線の内側の地域を移動する場合には、特に理由がなければメトロが選ばれる。

都営地下鉄は路線の数が少ない。浅草線・三田線・新宿線・大江戸線の4つのみで、メトロの半分しかない。

利便性についても、ほとんどの地域ではメトロの方が優勢になっていることが多い。都営地下鉄は全体的に走る地域が都内の主要地ではないことが多い。

路線網に乏しく、運賃もメトロと比べて割高になっているため、都営とメトロ、あるいは都営とJRが選べるような条件ならばメトロ・JRを選択する人が多いようだ。

路線網の充実度の面で都営地下鉄と東京メトロに違いが見られる。

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