JR大和路線の混雑のレベルとは? 朝夕のラッシュの乗車率は何%!?

JR大和路線の混雑状況について、具体的にどのくらいのレベルになっているのか。朝ラッシュのピークだと乗車率は何%にまで達するのか、気になるところではある。




阪奈間を結ぶ重要な路線という位置づけとなっている大和路線は、正式には関西本線という路線名になっている。

関西地区の大阪市中心部から郊外へ放射状に延びる路線はいくつかあるが、大和路線は以外にもJR西日本の中では最も空いている。

奈良線や嵯峨野線のように大阪市へ直結していないところよりは混んでいるものの、代表的な路線の中では余裕がある。

乗車率は100%程度で収まる

混雑するJR大和路線

JR大和路線の乗車率は、乗車定員に対する乗客の数で考えると100%かそれを下回る句会のレベルとなっている。

国土交通省が毎年発表している混雑率のデータによると、大和路線は各駅停車で東部市場前→天王寺が95%、快速だと久宝寺→天王寺で85%前後で推移している。

関西地区で最も混雑率が大きいのは御堂筋線の150%だが、これに比べると大和路線はそれほど混雑が激しくないことが感じる。

ただ、ガラガラというわけでは決してない。乗車率100%というのは、座席の数に加えてつり革の数を足したものである。みんなが確実に座れるような状況ではまったくない。

着席できるのはあくまでも始発駅から乗った人くらいに限られる。大和路線だと、快速は奈良駅、各駅停車は奈良駅または王寺駅などである。



転換クロスシート車の快速は混んでいる?

ところで、大和路線の快速は転換クロスシート車である221系で運転されることが多い。進行方向に向かって座れる2+2の配列の座席のことを指す。

転換クロスシート

混雑度が増す転換クロスシート

転換クロスシート車の場合、乗客の数が同じでも車内はやや窮屈感が感じることが多い。ロングシートと比べて座席に広いスペースが使われているため、立ち客が乗れる場所が狭いという欠点がある。

このため、混雑する朝と夕方の通勤ラッシュの時間帯では転換クロスシートの車両が満員電車のような状態となる。

しかも、ロングシート車両よりもドア付近に立つ人が多くなりやすい。車内奥が狭いためだ。

誰もがドア付近のスペースに立とうとするため、転換クロスシートで運転される快速は混み具合が激しくなる傾向が見られる。



なぜ超満員にはなっていない?

JR大和路線のほかに阪奈間を結ぶ路線は複数ある。中でも、同じ地域を走る路線として近鉄奈良線と大阪線、南大阪線がある。

大和路線と並行する近鉄

大阪府内の部分では、大和路線は近鉄大阪線と南大阪線と並行して走っている。さらに、大阪市内に近い八尾駅から西側では地下鉄谷町線とも並行している。

奈良県内に入ると、今度は近鉄奈良線と同じエリアを走る。さらに、付近には近鉄生駒線や橿原線、田原本線などもある。

沿線の駅を乗り降りする人はJRか近鉄か選べるような環境となっている。JR大和路線しか手段がないというわけではない。

近鉄に流れる人数が一定の割合でいるため、混雑もその分緩やかとなっている。鉄道利用者を2社で分け合っていることが、大和路線で激しい混雑には発展していない理由というわけだ。

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