副都心線の朝ラッシュの混雑のレベルとは!? 乗車率は約140%にも

東京メトロ副都心線の朝ラッシュにおいてはどれくらいの混雑になるのか。具体的に満員電車の中でもレベル別ではどの位置に入るのか。

通勤ラッシュの時間帯は7時台の後半から8時台前半にかけてがピークを迎える。乗車率が最も混雑する区間でおよそ140%に達する。




首都圏の各路線と比較すると緩やかな混み具合と言えるレベルになる。ただし、東京メトロの中では最も混雑度が低い路線となっている。

都営地下鉄を考慮しても、最も空いている路線が副都心線だ。

副都心線の朝ラッシュ

ただし、副都心線単独で電車に乗るという人はあまりいない。埼玉県内と神奈川県内では私鉄と相互直通運転を行っている。

副都心線内だけに限れば激しくない混雑でも、混み合った車内は長く続く。

副都心線の朝ラッシュの駅間別レベル

渋谷方面 和光市方面
通勤急行 各駅停車 通勤急行 各駅停車
和光市~小竹向原 ★★★★★ ★★★★ ★★
小竹向原~池袋 ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★
池袋~新宿三丁目 ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★
新宿三丁目~渋谷 ★★★★ ★★ ★★★★ ★★★★

地下鉄副都心線は、朝ラッシュ時間帯は「通勤急行」という種別が走っている。小竹向原~渋谷間で通過駅の設定がある。

途中の停車駅は、池袋・新宿三丁目・明治神宮前の3駅のみ。速達性が高いことから、長距離移動の乗客はこの通勤急行に殺到する。

各駅停車はそれが止まらない駅を乗り降りする人と近距離利用者が多く、混雑度も低い。車内空間に余裕がある。



要町→池袋間が最混雑区間

国土交通省によると、東京メトロ副都心線の混雑が最も激しいのは要町→池袋の区間とされている。

混雑率は145~150%程度で毎年推移している。朝の時間帯は郊外から都心部へ向かって人が流れていく。池袋駅が乗り換え駅で最初の大きな降車駅である。

副都心線の朝の乗車率

これによって、都心部と郊外部の境界となる要町→池袋間が最混雑区間となっている。ただ、実際には小竹向原→池袋間で最大値に達すると考えてよい。

渋谷側に関しては、北行の電車の最混雑区間は渋谷→明治神宮前間である。こちらは、それほど激しい混雑にはならない。

東急東横線からの直通列車がそのまま副都心線へ乗り入れているが、東横線内からの乗客は渋谷駅で降りていく人が多数派。

しかも渋谷から池袋へかけての部分はJR山手線などと並行する区間。JRと東京メトロで流れが分散している。極端に混まない理由になっている。



通勤急行が劇混み

他の地下鉄とは違って、副都心線では急行が運転されている。朝の通勤ラッシュの時間帯でも「通勤急行」が運転されている。

乗客の多くはこの通勤急行に集中する。このため、通勤急行は確実に乗車率が140%になる。池袋駅ではある程度の乗客が降りていくものの、乗ってくる乗客も多い。

新宿三丁目駅や渋谷駅を最終目的地とする乗客が少なくない。こうした大きな駅で降りる人は通勤急行を選ぶ。

各駅停車であれば、最初は満員電車という点では同じで座れないとしても、途中駅で座れる可能性が高い。座れる希望が持てないのは、あくまでも池袋以北のみ。

池袋駅を過ぎて渋谷方面へ向かえば、駅に停車するたびに着席のチャンスが到来する。

通勤急行は回転が悪く、しかも停車駅が少ないため、座れるチャンスがほとんどない。西武池袋線からでも和光市始発、あるいは東武東上線からの電車でも違いはない。

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