文系のメーカー(製造業)への就職は難しい? 倍率はいくつに!?

文系の大卒向けの新卒採用でメーカーへの就職の難易度はどのくらいなのか。理系と比べて倍率が違うといった内定獲得までには障壁はあるのか。

文系学生の場合、理系とは違って学校推薦がほとんどない。教授の推薦の制度がないため、すべて自由応募となる。これにより、応募先での選考で不採用となって落とされる可能性が大きい。




特に文系が苦戦しやすいのが製造業である。メーカーとも呼ばれるが、採用人数が理系より圧倒的に少ない。事務職よりも技術職が多く募集されるためだ。

大手メーカーだと文系の倍率だけ高い

文系のメーカー(製造業)への就職

大手企業といえば、就活市場だと誰もが真っ先に応募する企業となる。そのため、倍率が天文学的な数値になることが少なくない。100倍を超える例もある。

内定までの競争が激しいため、優秀な人材だと判断された人以外はまったく入社できる余地がない。そして、メーカーもその例外では決してない。

理系はほとんど技術職への応募となり、文系は事務職への応募という感じに文理の違いは職種で分けられている。文系は営業、総務、経理などの販売または管理部門で働くこととなる。

ほとんどの会社では、事務職よりも技術職の方が採用人数が多い。そのため、理系よりも文系向けの職種の倍率が高くなる。

これが、文系だとメーカーにはなかなか就職できないといわれる要因の1つとなっている。



文系は人口も多い

理系学生と文系学生の人口を比べると、日本国内の大学生だと圧倒的に文系の学部に所属する人の方が多い。全体の60~70%は文系に当てはまる。

少ない理系の割合

理系に分類されるのは30~40%に留まる。機械系のメーカーだと、特に工学部や情報学部が多く採用されるが、これらの学部学科に所属する割合は全体の15%程度である。

理学部と合わせて理工学部として考えても、全体の20%にも満たない。これにより、人数が多く募集される技術職の内定獲得を競う相手はそう多くはない。

実際に大手メーカーでも技術職に限ってはそれほど倍率が大きくないことが珍しくない。

反対に文系は人口が多いため、競争相手がかなりの大人数だ。少ない採用人数を大量の学生で競争するため、難易度も高くなるのは避けられない。



文系はみんなどこに就職する?

メーカーが理系中心の採用となっているのに対して、文系の採用が中心となっている業界はどこなのか。こんな疑問が出てくるだろう。

文系の就職先

結論を言うと、金融・商社・物流・流通小売・広告といったサービス業が文系中心の採用を行っている業種に入る。

いずれもモノを作る業界ではなく、モノを売る商売をしている業界に入る。「モノを売る」仕事こそ文系に特化した業務といわれている。

理系の採用人数も決してゼロではない。システム構築や管理などは理系出身者が携わることが多い。しかし、全体的に見ると圧倒的に文系の学生が多く就職する業界ではある。

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文系だと就職での学歴フィルターの実態! 理系よりも重要?

文系の学歴フィルター

新卒の就職の世界における文系の大学生の場合、理系と比べると「学歴フィルター」の影響を強く受けることがあるという声が少なくない。

大学名や学校の偏差値といった要素によって、希望する会社に入社できるかできないかの分かれ道になる可能性がある。




日本の就活市場では文系と理系が大きく区別されることが多い中、どうしても需要が多い工学部・理学部・医学部・薬学部などの理系学部に所属する学生と比較して文系は買い手市場になっている。

競争が激しい中、出身校で差別される学歴フィルターの存在は無視できない。そして、これは有名な一流企業になればなるほど選考への影響大きくなる。

一流の上場企業だと完全に学歴フィルターあり

文系でも理系でもどの業界でもトップクラスを走る会社は、就職したいと考える学生数が極めて多い。それにより、採用選考の倍率はかなり高い数値になる。

文系の就職の事情

しかし、全体的に見ると理系の方が文系よりも内定までの難易度が低い。国内の全大学生のうち、3割が理系で残りの7割が文系となっている。

一方で工業国の日本だと、モノづくりを担い会社が多い中で需要が大きいのは言うまでもなく理系である。

同一会社でも理系向けの採用は文系向けの職種よりも倍率が低いことが割合的に多い。文系はハードルが高いコースともいえる。

そんな中で、企業側が効率良く選考を進めていくための手段の1つとしているのが今回のテーマである学歴フィルターというわけだ。

学校名だけで合否を決め、より優秀な学生を採用するために有名かつ入試のレベルが高い大学の人を取る。一流の上場企業は、特に文系だとどこも人気で倍率が高い。そのため、学歴フィルターが用いられやすい。



学歴フィルターがない企業・業種とは?

有名な人気企業でも学歴フィルターがほとんど存在しない会社がまったくないかというとそうではない。完全な人物重視となっているところも少なくない。

特に最近は人物面だけを見て、大学名などに頼らない採用を行っている企業が相次いで登場している。

学歴フィルターがあまりない業種といえば、IT・物流・通信などが挙げられる。どちらかというと比較的最近台頭してきた企業が多い。

一方で学歴フィルターが未だに強く残っているのは、金融・インフラ・製造業・航空・鉄道・総合商社などが挙げられる。

歴史が古くて昔からある企業になると、偏差値によって就職で有利不利になる可能性が大きい。文系となると尚更だろう。

もちろん例外もある。昔から存在する会社でも大学名にとらわれないところもあれば、新しい新興企業でもバリバリの学歴フィルターが存在するところもある。

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食品メーカーへ文系の学生が就職、できなくはないが難しい!?

食品メーカーへの就職に関して、文系学生でも入社できるのか、それともできないのか。このような疑問を抱いている人は決して少なくない。

製造業に分類されるため、新卒採用でも募集のメイン層は理系の学生である。しかし、文系学生も取っているのは確か。




とはいえ、文系だとどうしても採用人数が少ない。事務職が中心のため、採用が多い技術系と比べると狭き門となる。

文系と理系を比較した場合、食品メーカーで採用されやすいのは圧倒的に理系の方なのは間違いない。

大手企業は内定がかなり難しい

食品メーカーへの就職

食品メーカーに限らず大手企業だと就活をしている学生からの人気が高いため、内定を取るのはどこも難しい。しかし、数ある業種の中でも食品メーカーは特に難易度が高い。

機械系の製造メーカーだと理系が数百人単位の募集があり、文系でも50~100人ほどの採用人数となっているところが結構見られる。

一方の食品メーカーだと新卒採用自体の人数が少ない。少人数の募集となっているところが多い。理系学生向けの技術職で20~50人、事務職の文系で10~20人ほどというところが多い。

東証一部上場の食品メーカーでも、文系向けだと一桁の人数しか採らないという例も多い。

それに対して、食品メーカーは男女問わず人気業種ということもあって、応募する学生の総数はかなり多い。

これにより、内定獲得を巡る競争はかなり過酷なものとなり、特に採用人数が少ない文系学生にとっての難易度はかなり高いものとなる。



就職ができないほど難しいのは大手だけ

ただし、このように採用人数が少ないこどで就職できないと思うほど難易度が高いという事実は大手企業に限った話であるのも確か。

中小企業

中小企業といわれる規模の小さい会社であれば、人気の高い食品メーカーでも文系学生が内定をもらって入社するのは難しくない。

定員割れしていて、応募してくる学生が少ないこともあって、企業側ではなかなか人材を確保できないという問題が発生することもよくある。

理系の採用に力を入れている会社が多いものの、文系の採用も積極的に行っている企業があるのはまったく否定できない。

少子高齢化によって中小企業の人手不足と人材確保が問題となっている中、需要があるのが理系だけというわけではない。

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【就活】文系だと就職に不利!? 内定の獲得が厳しいって本当?

大学生の就活において、文系だと就職には不利であるという意見が以前から多く聞かれる。内定を獲得するのが理系と比べると難しく、面接を通過して希望の職場に就くのが厳しいという声がある。




売り手市場であれば文系・理系問わず企業さえ選ばなければ内定をもらえるところはいくらでもあるかもしれない。

しかし、「就職氷河期」と呼ばれるような、世の中が不景気となって買い手市場になると一気に文系の働く先がなくなるようだ。

文系は就職に不利になる時

この見方は果たして本当なのだろうか。それとも、単なるうわさに過ぎないのか。

文系よりは理系が有利になるのは間違いない

文系と理系のどちらが就職に有利なのかという質問に対する答えは、理系の方が上というのは間違いないだろう。

理系でも特に工学部に関しては、製造業界を中心に需要が常にある状態となっている。景気が悪くて就職の条件が良くない年でも、工学系の理系は真っ先に必要とされる人材になる。

日本は工業国ということで、どうしてもものづくりの分野を勉強している人が採用されやすい。

医療系や生物系、化学系などの理学部に所属する学生も、工学部の次に需要が多い。こちらも専門的な分野となるため、就職には有利になる。

一方の文系の場合、仕事に活かせる専門的な知識があるかというと、そうとは言えない。法学部や経済学部は学んでいる分野が専門的なのは間違いない。

しかし、それでも必要とされる職種や業種は限られてしまう。一般企業となると、理系よりは不利になる。

文学部などはさらに状況が厳しい。こちらの学問は一般企業の業務で活かせるような内容ではない。したがって、買い手市場となると就職が難しくなる可能性が否定できない。



就職に不利=大手企業に限った話

「文系は就職には不利」とか「内定獲得が厳しい」というのは、あくまでも大手企業に限った話である。中小企業となると、文理を問わず新卒採用の需要が常にある。

難しい就活

不景気であっても、どうしても就活生の視点は大手に行く。どんな時代であれ、就活をしている学生のほとんどは東証一部上場企業などに殺到する。

世間の景気が悪化すると、大手でも採用人数を少なくする。大手にこだわる学生が多い中で、企業側が募集を縮ませると、内定がもらえない人が続出。

結果的に学生の数そのものが少ない理系が文系より円滑に就活が進んで、「文系=不利」という方程式が登場する。

中小企業はなかなか学生を採用できないというよりは、人手が見つからないという方が大きい。

文系であれ、どこかには必ず需要がある。誰もが入社したいと考える大手企業だけが買い手市場であり、有名ではない会社は売り手市場の状態となっている。

したがって、大手以外においては文系であっても決して不利に進むことはない。そして、これは就職氷河期の時代でも同じ傾向が見られる。



不景気になると理系が人気になる

ところで、経済が不景気の時期に突入すると大学入試の世界では理系の学部が人気になり、文系学部が不人気となる。

就職で有利になる理系の学生

これは就職の有利不利を見据えた判断をする人が多いためといえる。理系は専門的な知識を学べて仕事に直結した分野に学生のうちから関わる。

ものづくりの国である日本の産業の主力が工業系ということで、工学部や理学部が人気を集める。また、いつの時代でも安定している医療系の分野も人気度が上がる。

さらに、学生という点では同じでも人と話すのが苦手な傾向が見られる学生だと、理系にいれば安全という見方もある。

面接での受け答えがあまり良くなくても、理系だと専門的な分野に携わっているという評価が獲得できる。これがない文系と比べると、就職口が見つかるのは間違いないだろう。

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日本信号の新卒採用の倍率はなんと200倍!? なぜこんなに人気?

日本信号の新卒採用の倍率については毎年150~200倍程度にまで達する。製造メーカーの中では一番高い数値を記録している。就職難易度もこの業種ではトップクラスに入る。

文系向けの事務職でも理系向けの技術職でも、倍率はもはや天文学的な領域にまで達する。応募しても、大半の学生は不採用となって落とされる。




一般的な製造業の場合、大手企業と呼ばれる部類に入る会社でも倍率は10~30倍ほどとなっている例が多数派である。数百倍にまでなるところは少ない。

日本信号の採用の難易度と倍率

日本信号は盛業の中でも就活市場ではかなり例外的な存在といえる。内定には運も必要になるのは間違いない。

なぜこんなに人気?

日本信号の倍率が百単位で大きな数値になっているのは、まず採用人数が文系・理系ともに少ないためである。

どちらも総合職に当たる職種であるが、多くても全体で約40人ほどしか採用しない。技術系が30人、事務系が10人ほどで推移している。

他の大手メーカーの場合、技術系だと100~500人ほどの採用を実施しているところもある。規模が大きければその分多い。同じ規模の事務系でも30~100人ほどは採用する。

これらと比べると、日本信号の採用はかなり少人数となっていると判断できる。その一方で、応募者数はかなり多くなる。

日本信号の就職難易度

応募者が殺到する理由としては、日本信号の事業内容に関係がある。主に道路や鉄道の信号機を作るメーカーだが、販売先の顧客が安定しているため、会社自体が非常に安定している。

不景気でも問題なく経営が安定している。どちらかというと、製造業というよりはインフラ企業に近い存在といえる。

就活市場において、インフラ企業の難易度はどこもかなり高い。倍率は日本信号とお同じく数百倍に達する例も決して珍しくはない。



鉄道オタクが応募するから

日本信号は鉄道とも深い関わりを持つ会社である。鉄道の信号機や自動改札機を製造するため、鉄道関連会社でもある。

これに伴い、鉄道に強い興味関心のある人が応募してくる。中でも鉄オタと呼ばれる人々が真っ先に応募してくる様子が見られる。

鉄道オタクの人口は極めて多い。同じオタクでも、アニメや自動車などの数ある分野よりも多いという見方が強い。

鉄道に興味関心のある人は日本全国で数百万人以上いるといわれている。これに該当する大学生及び大学院生が少なからず鉄道に関する企業で働きたいと考える。

ここでは文系・理系は関係ないだろう。文理ともに電車が好きな人は、鉄道の信号システムを作るメーカーに視点を向ける。

その1つが信号機メーカー大手の日本信号となる。業界トップのため、当然真っ先に応募する企業となる。

これによって、倍率が150~200倍という難易度がかなり大きい値になるというわけだ。

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食品メーカー業界への就職の難易度を偏差値化してみた!

食品メーカーへの新卒採用での就職するにあたって、各企業の入社までの難易度はどれくらいのレベルになるのか。今回はそれをランキング形式で偏差値化した。




文系理系、男女問わず人気の高い業界ということで、全体的に大手のところはどこも倍率が高い傾向にある。

製造業とみなされることが少なくないものの、工業系のメーカーとはまた違うのは否定できない。より日常生活を関わりの深い分野が食品ということもあって、不特定多数の学生が応募する。

食品メーカーへの就職の難易度

他の業種と同じように、偏差値でトップクラスに君臨するのは誰もが知っている代表的な食品メーカーが来る。規模が大きくて安定しているところが魅力的なポイントではないか。

食品メーカーの偏差値一覧

偏差値 会社
80 サントリー食品インターナショナル、味の素、明治製菓
75 JT、アサヒビール、キリンビール、キッコーマン
70 江崎グリコ、森永乳業、森永製菓、カルビー、日本コカ・コーラ
65 日本ハム、サッポロビール、敷島製パン、ニチレイ、雪印メグミルク
60 日清食品、日清製粉、カゴメ、ヤクルト、日本製粉、理研ビタミン、エバラ食品

難易度が最難関で倍率が超高い

偏差値70以上となると、業界の中でも最難関と言われるほど難易度が高い。人気企業で誰もがエントリーする会社にランクする。

当然ながら倍率は天文学的な数値になることが予想され、100倍以上という競争になる可能性が非常に大きい。

具体的にはサントリーや明治製菓、味の素、JT(日本たばこ産業)、キッコーマンなどがこれに入る。食品メーカーの業界への就職を希望する人なら誰もが受ける会社。

内定を獲得できるのは優秀な学生というだけではなく、同時に運が良い人ということになる。幸運がなければあっさり不採用になってしまうのは間違いなく避けられない。

江崎グリコ、カルビー、森永といったお菓子メーカーもここに入る。同じく誰もが知っている企業であり、私たちの日常に深い関わりを持つ会社である。



偏差値60台も入社のレベルは難

トップ企業の次のランクが偏差値60台の会社である。同じく有名な大手メーカーがランクインする。

偏差値65程度になるのが、日本ハム、サッポロビール、敷島製パン、ニチレイ、雪印メグミルク。

こちらも誰もが聞いたことがある会社だろう。特定の食品に特化している例が多くなっているものの、それでもこれらのメーカーが製造する商品を食べたことがないという人はいないはず。

偏差値60前後だと、日清食品、日清製粉、カゴメ、ヤクルト、日本製粉、理研ビタミン、エバラ食品。同じく特定分野の商品が中心となるため、あまり関わりがないという人が出てくるかもしれない。

しかし、大手企業で安定した経営基盤を持つという点には変わりない。就活中の学生にとっては魅力が大きい。すなわち、倍率も高いということを意味する。



食品メーカーは全体的に難易度が高い

食品メーカー業界の特徴として、そもそも難易度が全体的に高いという点がある。メーカー=製造業ということにはなるものの、工業製品のメーカーとは大きく違う。

工業系の場合はまず採用人数がかなり多い。工学系を中心とする理系だと、大手なら数百人単位で募集をかける。文系向けの事務職でも50~100人程度は採用するところが少なくない。

食品メーカーの場合は、最大手でも技術系の理系でさえ数十人しか採用しない。事務職の採用となる文系に至っては5人未満というケースも珍しくない。

少人数採用に対して大量応募という構図になる。このため、倍率が他の業界に比べて信じ難いほど高くなる要因となっている。

採用人数が少なければ、それだけ就職の難易度は反比例して上がる。

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近鉄グループHDの総合職の採用、倍率が100倍って本当か!?

近鉄グループホールディングスは総合職の採用を実施している。大卒・院卒向けの募集だが、その倍率は100倍近くになるという見方が強い。




この数値は就活専用SNSのみんしゅうによる情報ということで、本当の競争率かどうかはわからない。しかし、倍率と難易度が高いことには変わりないだろう。

採用人数はどの年も20~30人ほどとなっている。一方で応募者数は数千人単位になると思われる。

誰もが知っている会社とうことや、鉄道事業が主体で安定した経営基盤を持っていることから、安定志向の学生が多く応募する。これによって倍率が大きくなる。

採用人数が少ないから倍率大

近鉄グループホールディングスの倍率

近鉄グループホールディングスの総合職でこれほど倍率が高くなっている理由は採用人数の少なさが挙げられる。

全部で20~30人ということで、大手企業の中ではかなり少ない方に分類される。文系・理系は問われていないものの、それでも募集人員が少ないことには変わりない。

それとは反対に応募者数がかなり多い。近鉄という知名度は特に関西地区で大きい。応募者も主に関西在住の学生が多いが、ネームバリューがかなり良いことで、特に鉄道会社の事業内容にはあまり興味がない人でも応募するようだ。

これは近鉄だけでなく、私鉄と呼ばれる他の鉄道会社でも同じことがいえる。どこも採用人数が数十人と少なく、少人数制となっているところが共通点だろう。



9割はエントリーシートで落とされる?

近鉄グループホールディングスの採用人数が20~30人というところで応募者数が数千人単位という規模になることで、面接をする割合はかなり低い。

書類選考と面接

実際にエントリーシートによる書類選考を通過して面接へ進めるのは10%未満という意見が多い。

どうしても選考では来社できる人の数とかけられる時間には限界がある。書類だけで9割の就活生が落とされる要因といえる。

ESを通過するためには運の要素も必要となるだろう。少しでも企業側にとって気になるところがあればあっという間に不採用となると思われる。

倍率が100倍というレベルの選考で内定をもらえる人は運のある人といっても決して過言ではないだろう。もはや実力だけで内定がもらえる世界ではない。

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NECの新卒採用の倍率は約10~20倍か!? 以前よりは難易度が低下

NEC(日本電気株式会社)では毎年理系も文系も対象とした新卒採用を実施している。難易度は大手企業ということで、これまではかなり高い企業と言われてきた。




最近の倍率は概ね10~20倍位ではないかと考える。依然としてやや激しい競争となっていることには変わりないものの、以前よりはその数値が低下してきているようだ。

NECは少し前までは日本一を争うほどの大手電機メーカーという地位を誇っていた。それにより、大学生や大学院生の間でも入社したい企業のトップクラスに入っていた。

NECの就職倍率

しかし、近年は中国や台湾、インドなどの新興国の安い電機メーカーが台頭してきていることにより、売り上げが落ち込んでいる。

東芝やシャープほどではないものの、傾向としては同じようにNECも経営状況が良いとは言えない感じになってきている。

平均的に15倍程度の倍率になると予想

NECの新卒採用という点では同じでも、実際には文系を対象とした事務系と理系を対象とした技術系の職種とでは難易度が違う。

技術職の方が採用人数が多いことに加えて、工学系の学部学科に所属する学生の間での争いとなるのが基本なため、内定までの戦いはそれほど激しいものとはならない。

事務職は逆に文系を対象としている。文系学生は理系学生よりも人口そのものが大きい。

一方でNECの文系向けの採用人数は理系向けよりも少ないことで、内定がもらえる人はかなり限られてくる。

分母が大きい状態の中で分子が少ないことから、文系向けの事務系職種の難易度は高くなるのは確実。倍率も15倍を超える可能性が大きい。



それでも大手企業

昔と比べて売り上げと会社の利益が落ち込んでいるのは確かだが、それでも大手企業ということには変わりない。

大手企業への就職

今の大卒及び院卒向けの就活市場でも「大手志向」が目立っているのは否定できない。

ベンチャー企業への就職を希望している学生がいるのは確かなものの、多数派はやはり大手に行きたいと考えている。

みんなが大手に入りたいと考えれば、その分大手企業に該当する会社の採用の倍率は飛び上がる。

黒字幅が毎年拡大している安定した大手企業なら、難易度はとんでもなく高くなる。それにより、多少経営状況が良くなくても十分応募が集まる。

成長度が落ちているにも関わらず東証一部上場企業のほとんどが人気就職先となっている状態が今度も続くだろう。

そして、NECもこの例外では決してない。大手だからこそ、いつの時代でも就職先としては人気が高いのだ。

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NTT東日本の就職難易度とは!? 採用の倍率は約30倍超に!

NTT東日本の新卒採用の倍率は、就活している学生の口コミサイトによると約30倍という数値になっているようだ。電話会社ということで完全なインフラ企業である。

不景気になっても倒産するリスクがほとんどゼロに等しいということで、かなり安定した経営基盤を持つ。




日本国内に住んでいる人であればだれでも知っている企業でもある。みんなが知っている会社のため、新卒採用で内定を獲得するのはむずかしい。

準公務員のような存在

NTT東日本の就職難易度

準公務員のような存在でもあり、安定を求めて多数の大学生及び院生が毎年応募する。当然ながら、倍率もそれに伴って高くなり、入社までの難易度が上がる。

近年は公務員の人気がかなり高い。安定していてリストラというものが存在しない世界である。給料水準も安定していて、その年の景気に左右されることがない。

公務員と並んで似たような性質を持つのがインフラ系の会社である。電話、電力、ガス、鉄道などが挙げられ、NTT東日本はその代表的な会社である。

しかもNTT東日本は人口が日本一の東京及び首都圏をカバーしている。文系・理系問わず不特定多数の学生がエントリーシートを提出する。



30倍という倍率はどう?

NTT東日本の倍率が約30倍というレベルだが、これは大手企業では標準的な難易度といえる。インフラ関連の大手企業だと、30倍を超えるところも多い。

製造業などだと職種別での採用を行っているため、文系と利益では倍率が大きく違ってくることが多い。一般的に文系の方が競争が激しく、内定までの道のりが遠い。

新卒採用の文系と理系の倍率

NTT東日本は文理一括の採用となっている。採用人数は全体で200~300人ほどだが、文理の区別をしていないため、難易度はどちらも同じレベルといえる。

ただし、電話会社であるNTT東日本ではどうしても情報系・工学系の学生は絶対に採用したいという思惑があるだろう。

これに伴って情報工学などに関する学部学科に所属する学生だと、他の学生よりも内定がもらえやすいかもしれない。

理系の人口が文系よりも少ないうえ、工学系の学生はさらに少ない。供給が少ない中で需要が大きいという構図になっているため、この分野を学校で学んでいる人にとって難易度は下がるだろう。



面接まで進めるのはごくわずか

NTT東日本の倍率が30倍超ということで、ほとんどの人はエントリーシートによる書類選考で落とされるようだ。

1次面接まで進めた時点で、倍率は5倍程度と思われる。面接できる時間は限られていて、応募者全員を招くというわけにはいかない。

書類の内容で振るいにかけた上で、面接を通じて人物面の評価を行っていき、優秀だと判断された学生へ内定が告げられる。

これはどこの会社でも同じことがいえるが、競争が激しいインフラ企業だと特にこの傾向が強い。

もし仮に不採用となって内定がもらえなかったとしても、ほとんどの応募者が落ちされる現実から決して落ち込むことではない。入社できた人の方がむしろ奇跡に近いといっても過言ではない。

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鉄道会社の技術系の職種は文系でもOK? 理系だけでない?

鉄道会社への就職で、技術系職種には文系でも応募できるのか。それとも製造業と同じように理系限定となっているのか。




同じ技術系のコースでも、鉄道業界には総合職と現業職の2種類がある。ともに大卒向けの採用を行っているが、入社後の業務内容は違ってくる。

そして、内定までの難易度も異なる。どうしても総合職の方が入社が難しく、競争もかなりのレベルとなる。

文系の鉄道会社への就職

一般的に文系だと、総合職では事務系、現業職では運輸系統へ応募する例が多い。業種を問わず、営業・企画・総務などの業務に携わるのが文系のメイン層。

技術職は鉄道会社でも理系の学部学科に所属する学生が応募者の中心なのは間違いない。ここで1つ大きな疑問が浮かぶ。

文系だと技術系には入れいないのか?

現業職は文系OKの例が多い

JR各社、私鉄を問わず多くの会社では技術系の現業職でも文系の応募ができる例が多い。

技術現業職は、保線や電気、土木といった分野に携わるのは確かだが、採用対象としている学部学科は基本的に全学部全学科と縛りがない。

全学部全学科というのは、理系・文系を問わないという意味である。理系が学校で学ぶ分野に当てはまることで理系が中心だが、これはイメージに過ぎない。

逆に運輸系統の職種へ理系の学生が応募することもできる。こちらは文系が主流だが、理系の学部学科に所属する人が内定を獲得するケースも少なくない。

文理の区別がなく、だれでも応募して入社できる可能性が用意されているのが、鉄道会社の現業職といえる。



総合職は文系=事務系

一方の総合職においては、文系なら事務系の職種に応募するのが基本。募集要項上では全学部全学科という条件になっていても、実際には技術職だと理系が大半である。

文系=事務系

理系=技術系

文系の技術系職種への入社は例外といっても過言ではないだろう。応募者数が多く、内定までの難易度が高い総合職ということで、文理の区別も明確な傾向が見られる。

総合職の文系向けの採用

なお、採用人数は現業職よりも総合職の方が少ない。基本的に、現業職は現場及びそれに近い職場で働くことが多く、総合職はオフィス勤務となる。

鉄道会社の事業内容の主役である鉄道事業では、圧倒的に電車の運行を支える現業職が多くの人材を必要とする。

文系・理系を問わず多くの人手を必要とする。大学で学んだ知識というよりは、入社後に身に着ける技術が重要なのも間違いない。

だからこそ、鉄道会社の現業職は文系・理系を問わず全学部全学科という条件になっていると考えられる。

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