川崎重工業の新卒採用の倍率とは!? 技術系と事務系の難易度

川崎重工業の大卒・院卒向けの新卒採用における倍率はどれくらいに達するのか。学生が応募できる職種は技術系と事務系の2つのコースが用意されているが、それぞれで内定までの難易度はどうなのか。




技術系とは、製品の設計や開発、品質管理などに携わる職種である。対象としているのは工学系の学部学科に所属する学生、つまり理系というのが条件となっている。

事務系とは、営業や企画、総務、経理などに携わる職種である。対象としている特定の学部学科はなく、基本的には全学部全学科となっている。主に文系の学生が多く応募する。

川崎重工業

2つの職種では、採用人数は大きく異なる。そのため、新卒採用の倍率にも違いが見られる。内定までの難易度もそれに沿って差がある。

事務系は超高倍率になる

川崎重工業の2つの職種である技術系と事務系では、後者の方が倍率は高い数値になる。正確なデータがないわけ具体的な競争率は不明だが、概ね50~100倍程度にはなると考えられる。

技術系の採用人数は毎年250人前後となっている。それに対して事務系では50人程度しか採らない。

景気が悪くなると20人くらいしかいないこともある。景気がいい時でも50人しかいないため、就活の世界が売り手市場であっても内定は難しい。

文系も対象としていることもあって、事務系はどうしても応募者数も多くなりやすい。不特定多数の学生が川崎重工業へエントリーすることで、少ない内定者数の1人になろうと激しい競争がある。

しかも文系の場合は学校推薦という制度がない。自由応募でしかエントリーできないため、面接まで進めばあとは完全な人物重視による選考となる。



技術系は内定も簡単なのか?

川崎重工業の技術系となれば、事務系よりは難易度は低いのは確かだろう。採用人数が数百人単位となっているため、たとえ応募者数が多くても内定がもらえる人も多い。

しかも応募する人にも限りがある。理系の中でも工学系の学生しかエントリーしないため、限られたグループの学生の中でも選考となる。

川崎重工業の技術系の新卒採用

倍率は20~50倍程度となると考えられる。書類選考の段階の数値であり、面接まで進めれば競争率はさらに低下する。

さらに、川崎重工業では理系向けでは学校推薦という制度がある。所属する研究室の教授の推薦状があれば、表ルートとは別の過程で選抜される。

学校推薦の場合、特に川崎重工業の事業分野と関係のある内容を研究している学生にとっては選考で大きく有利になりやすい。

もしかしたら、人物面では多少欠陥があって会社側にとって不都合なことがあっても大学の研究室によっては優遇される可能性も否定できない。

一度内定をもらったら辞退することは難しいものの、採用される確率は自由応募よりは高いだろう。

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なぜ鉄道業界だけ人手不足にならない!? 他の業界は深刻なのに

鉄道業界は人手不足に陥っていないが、それにはどんな理由があるのか。労働集約型で多くの人材を必要としているが、従業員が足りていないわけではない。採用を行うと多くの応募者が集まる。




同じ運輸業界でも、トラック・バス・タクシーなどでは深刻な人手不足の問題を抱えている。特にドライバー職を担ってくれる人が十分いない。運転士を希望する人が少ないためだ。

さらに、航空会社でもパイロットの不足が懸念されている。たった1人が体調不良などで欠勤するとフライトが運休してしまうほどだ。

そんな今の状態が問題となっている中でも、鉄道事業に携わる人は足りている傾向にある。なぜ鉄道だけ人材が集まるのか。

鉄道は人気の業界

人材不足とは無縁の鉄道業界

鉄道会社といえば、地域の代表的な企業であるケースが多い。また、だれもが知っている会社でもあるところが多い。JRや大手私鉄となれば、聞いたことがない人はいないだろう。

さらに、インフラ企業ということもあり、どんな時代であれ絶対に必要な事業を行っている。不景気になっても倒産するリスクがほぼゼロに等しい。

安定した経営もあり、入社して働きたいと希望する人が後を絶たない。公務員の代替手段という性質もある。

電力やガス会社と同じとうな性質を持っている。市場の競争も薄いため、収益が低下する心配が低い。

年収についても結構高いところが多い。JRや都市部の大手私鉄となれば、まとまった給料が保証されている。安定を求めている人は、鉄道会社の就職を検討するだろう。




興味関心の対象となる鉄道

さらに、鉄道という乗り物は興味関心の対象ともなりやすい点もまた鉄道業界に人材が殺到する要因の1つとなっている。

「鉄オタ」と一般的に呼ばれるマニアが存在するように、この分野に関心を持っている人はかなり多い。

鉄オタ

オタク市場の中でも、鉄道は最も人口が多いジャンルだといわれている。アニメやアイドルよりも規模が大きいという見方が強い。

鉄道に興味関心がある人であれば、1度は鉄道会社への就職を希望したことはあるのではないか。

中でも電車の運転士や車掌はあこがれの職業の1つである。保線や車両の保守点検などの現場系の仕事のそれらに派生していることには変わりないため、人材不足にはなりにくい。

一方、トラックやバス、タクシーに興味関心がある人はかなり少ない。オタク市場もほとんど皆無に近い。しかもブラック企業も多い業種であり、激務でキツイ仕事というイメージが強いこともあり、このような業界への就職を希望する人は少ない。

そうした人材が足りていない状態に陥っている業界とは対照的なのが鉄道会社である。

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日立製作所に学歴フィルターはある? どこの大学が優勢!?

日立製作所の採用には「学歴フィルター」は存在するのだろうか。採用実績校で難関大学がほとんどを占めているような企業なのか、それとも偏差値やブランドにこだわることなく人物重視で選考されるのか。




業界の傾向として、製造業では大手企業を中心に難関大学の学生にとって有利になる一方で、偏差値が低い大学となると劣勢に立たされるところが多い。

日立製作所

文系学生でも理系学生でも、有名な大学を出ている人の方が、特に書類選考の段階で通過率に違うが出てくるようだ。学校の名前だけで面接にさえ進めないということも見受けられる。

厳しい学歴フィルターはないが…

日立製作所においては、採用人数が500人を超えるということから、人数が少ない会社と比較するとそれほど学歴フィルターの傾向は強いとは言えない。

大半が難関大学出身者というわけでは決してない。偏差値上で中堅以下の大学を卒業としている人も一定数はいる。

しかし、どちらかというと有名な大学を出ている人の方が多いことには変わりない。人物重視で採用を行っていると思われるものの、それでも主流派を見ると一流大学出身者といえる。

学歴フィルター

どうしても、統計的には偏差値が高い大学の学生の方がそうではない人よりも人物面でも高い評価を受ける。ESの内容や面接での受け答えでも、学力に優れる学生の方が質が良い。

これが、結果的に学歴フィルターが潜在するのではないかと思えるような選考結果となる。それでも、大学名によって選考で不利になるという要素があるわけではなく、だれにでも平等なチャンスがあるといえる。

逆に、東大や京大のような最難関大学に所属するからといって簡単に日立製作所に入社できるわけではない。いくら頭が良くても企業側にとってメリットがなければ内定をもらうのは難しい。




理系の場合は大学によってはやや有利かも

ただし、理系の学生については大学によってやや有利になる可能性はある。工学系の学部学科に所属している場合、学校での研究内容と日立製作所の事業内容が一致する場合は、それが選考で優勢に働くかもしれない。

超大手企業の日立製作所では、いくつかの難関大学と共同で研究を行っている。その分野に携わっている学生であれば、日立製作所への入社が好まれるケースが少なくない。

研究室とのつながりもあるかもしれない。そうなると、不採用となる確率は一気に下がる。該当する学生にとっては、日立製作所への就職難易度は他の学生よりも大幅に下がるだろう。

文系学生とは違った選考基準があるのも、理系学生向けの技術職の特徴といえるかもしれない。

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日立製作所の新卒採用の倍率は20~50倍か!? 難易度のレベルは?

日立製作所における新卒採用の倍率はどれくらいの水準に達するのか。大卒及び院卒向けの技術系と事務系では、それぞれ難易度のレベルはどの程度になるのか。




製造業の中でも会社の規模はトップクラスに入る。就活市場でも数多くの学生から人気を獲得していることから、内定までは難しいのは間違いない。

就職人気度ランキングでも毎年上位にランクインすることが多い。文系理系を問わず、不特定多数の学生が多く応募する企業の1つである。

売り手市場だといわれている時代であっても、日立製作所のような超大手人気企業となると、それが内定を得られる難易度が低いということを表すわけではない。

技術系は20~30倍、事務系は50倍?

日立製作所

日立製作所の新卒採用の倍率は、技術系は20~30倍、事務系は約50倍程度になるのではないかと考える。全体的に、技術系の方が事務系の職種よりも入社までの難易度は低い。

採用人数を見ると、技術系は500人程度であるのに対して、事務系は100人程度ということで、後者の方が大幅に少ない。一方、応募できる条件を見ると、技術系では理系学部に所属する学生に限られているが、事務系は学部学科不問となっている。

技術系に応募するためには、工学部や理学部に所属していなければならない。この時点で、選考を受けられる学生には限りがある。

事務系の場合、文系でも応募できる。誰でも簡単に選考を受けられるという条件になっていることから、その分倍率が大きくなっている。

当然ながら、事務系だと技術系の職種よりも不採用となって落とされる確率は高まる。選考基準がより厳しく、優秀な学生でないと内定をもらえないのは確かではないか。

なお、技術系で20~30倍、事務系で50倍という倍率は書類選考の段階での競争率である。プレエントリーの段階ではさらに数字が大きくなり、1次面接では低くくなる。



大量に採用されるのは確か

倍率だけを見ると、内定までの難易度はかなり高いように感じるかもしれない。しかし、大手企業の中で比較すると日立製作所は超難しいというレベルになるわけではない。

採用人数が百人単位になっている。大量に採用しているため、応募する学生の総数は多いとしても、倍率は他の会社よりは小さい。

文系学生をも対象としている事務系でさえ100人くらいの募集をかけている。製造業では、他だと数十人規模でしか採らないところが多い。大手企業でも5人程度というケースもある。

これらと比較すると、日立製作所では内定をもらえる見込みは決して薄いものではないと判断できる。もし少しでも入社の意思があるのであれば、ESを提出して受けてみてはいかがだろうか。

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資生堂の新卒採用の倍率とは!? そして総合職は難しいのか?

資生堂では毎年ほぼ欠かさず新卒採用を行っているが、倍率はどのくらいになるのか。総合職では大卒以上が応募条件となっている。




超大手の人気企業ということで、難易度が高いことは誰でも予想できるだろう。就活の世界が売り手市場の状況であったとしても、資生堂という会社に限れば完全な買い手市場ではないか。

総合職は、事務系と技術系、デザイン系に分かれる。最後のデザイン系の職種は、採用人数は数名ということもあって、応募する人はそれほど多くはない。ただ、採用される人自体がほとんどいないといっても過言ではない。

資生堂

事務系と技術系は、40~50人ほどの採用を行っている。まとまった数の採用人数があるため、今回はこれら2つの職種の倍率と難易度、内定がもらえる人について取り上げたい。

50~100倍くらいになると予想

資生堂にて新卒採用を行っている事務系と技術系はいずれも50~100倍程度の倍率になると予想する。

事務系は文系、理系を問わず全学部全学科を対象としていて、技術系は理系が中心となっている。

事務系と技術系では、どちらかと言えば事務系の職種の方が倍率は高いものと思われる。全学部全学科を対象としていることから、不特定多数の応募がある。これにより、競争も激しくなっている。

技術系の方は、応募者が少ないわけでは決してないものの、応募できる学部学科には限りがある。理学系や農学系の学生が選べることから、競争はあくまでも一部のグループの中で行われることとなる。

競争が激しい事務系コースでは、倍率は100倍近くになるだろう。なお、実際に選考を希望する人のほとんどは文系であり、理系の学生は少数派のようだ。



いわゆる学歴フィルターについて

資生堂のような超大手企業に共通することだが、これくらいの規模の会社の新卒採用においては、大学名によって有利不利になることがある。

特に重要視される可能性が考えられるのが、ESの書類選考の段階である。ここでは、ESの内容というよりは、所属する大学の名前が見られることがある。

出身校で採用・不採用が決定される仕組みのことを「学歴フィルター」というのだが、資生堂でもこれが存在する可能性はゼロではないと思われる。

学歴フィルター

内定者の出身校については、難関大学の人が多い。もちろん、無名の大学から採用された人も完全ゼロというわけではない。しかし、割合的には偏差値が高い学校の学生が多く採用されている。

国公立大については、県庁所在地にある大学であれば特に学歴フィルターではじかれる対象とはならない可能性が大きい。私立大については、MARCH、関関同立辺りがボーダーラインかもしれない。

もちろん、学歴フィルターは明確に存在する制度ではないため、正確には分からない。とはいえ、目安としては地方の国公立、MARCH、関関同立クラスの可能性が一番大きい。




住友商事と学歴フィルター、大学名は選考に影響するのか!?

住友商事において、「学歴フィルター」は新卒採用に存在するのか。総合商社だと、難関大学を出身校としている社員が多いイメージが強いが、大学名は選考で有利・不利になることは多いのだろうか。




大学別の実績を掲載しているウェブサイトを見てみると、住友商事では東大・京大をはじめとする旧帝大、私立だと慶應・早稲田・上智といった難関大学が多い。上位レベルの大学の学生に重点的に内定を与えているような感覚が出てくる。

大手企業では、難関大学の学生に対して多くの内定を出している一方、偏差値が低い大学に所属する学生は避ける例が多い。総合商社は特にこの傾向が見られる。

住友商事においても、大学別の採用実績と人数のデータが公式に発表されていないものの、学歴フィルターの傾向があると否定することはできない。

学歴フィルターの基準とは?

学歴フィルター

住友商事の採用実績校を見ると、国公立大では東大・京大・北大・東北大・名大・阪大・九大の旧帝大、東工大・一橋大・神戸大・筑波大のような難関大学の名前が挙げられる。私立では、早稲田・慶應・上智が目立つ。

それ以外にも、地方の国公立大、MARCH、関関同立クラスの私立大が見られる。こちらも、少なからず採用しているようだ。

しかし、学生の総数から考えるとそう多くはないように感じる。都市部であれば、ほとんどの人が知っている私立大学だが、以外と少ない印象が強い。

中堅大学といわれる日東駒専や産近甲龍クラスの大学になると、一気に少数派になるようだ。この辺りは、最も学生数が多いところに入るが、住友商事をはじめとする総合商社では少ない。

したがって、住友商事の選考で有利になる可能性が高いのは、地方の国公立大とMARCH、関関同立クラスの私立大学がボーダーラインと考えられる。

これら以上の偏差値の大学に所属しているのであれば、書類選考の段階で大学名が不利に働く可能性が薄い。



面接からは人物重視

ただし、学歴フィルターの条件があると考えられるのは書類選考の時に限られるだろう。面接に進むと、今度は人物面が重視されると考えた方が良い。

面接に行けた時点で、もうそこからは高学歴の学生の中での内定を争う戦いとなる。東大・京大であっても地方の国公立大であっても、学力の部分は関係なくなる。

いくら所属する大学名のネームバリューが強く、偏差値が高いといっても、人物面で住友商事にとって好ましいものでなければ、あっという間に不採用となる。

1次面接に進んでも、その時点では内定がもらえる人よりも不採用となって落とされる人の方が多い状態である。学習能力があり、なおかつ社会性が高くて、会社側が雇いたいと思われる学生だけが入社できるほど難易度は高い。

学歴フィルターが不利に働くことは、書類選考ではあるかもしれないが、面接では少なくとも有利になることはない。

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住友商事の新卒採用の倍率とは!? 難易度は超高いのは本当?

住友商事の新卒採用の倍率は毎年どれくらいになるのか。大卒及び院卒向けの募集だが、内定までの難易度はどのくらいのレベルに達するのか。




総合商社の1つの会社として非常に有名なのが住友商事ではないか。超大手企業ということで、就活市場の中でも特に人気が高い会社である。当然ながら、倍率は高くて入社まではまったく簡単ではない。

職種については、住友商事では2種類のコースが用意されている。基幹職と事務職の2つだ。いずれも対象としているのは4年制の大卒以上の学生向けであり、高卒はない。

勤務地や労働条件、給料水準は基幹職と事務職ではそれぞれで違ってくるが、いずれも倍率が高いことには変わりない。それにより、難易度は高いといえる。

倍率は100倍以上に!

住友商事

住友商事では、基幹職も事務職も倍率は毎年100倍以上になると思われる。正式なデータは公表されていないものの、採用人数や企業の規模、事業内容、知名度から考えると、巨大な数値になるのは確実だ。

100倍以上に達するのはESによる書類選考の時点の競争率である。リクナビなどの就活ナビサイトでプレエントリーのボタンをクリックした段階では、数千倍にのぼるかもしれない。

エントリーシートを提出するということは、少なからず選考を入社の意思を示すものだが、この段階で百倍単位にもなっている。

もちろん、住友商事側が実際に面接するのはほんの一部に限られ、目星がついている人だけに会うため、ほとんどの学生は書類選考の段階で落とされる。1次面接の段階では大きく見積もっても10~15倍程度の倍率になるだろう。

そのため、ESが通過できる確率は極めて低い。内容が充実していない限りはあっさり不採用となってしまうだろう。




基幹職と事務職の違いは見られる?

基幹職とは、他の会社で言えば「総合職」に当たる職種である。国内・海外への転勤や駐在があり、各地を頻繁に異動するする社員がこれに該当する。転居を伴う転勤があるため、男性が多い。

事務職は原則として転居を伴う転勤がない。国内のどこかの事業所へ配属となり、自宅のある場所から通勤できるのが特徴。こちらは女性が多い職種である。

年収や出世のスピードは基幹職の方が良い。とはいえ、新卒採用の倍率自体はどちらも大差ないのが現状だろう。

一般的には、総合職よりも一般職の方が倍率が低い傾向が見られるが、超大手企業となるとそうではなくなる。住友商事の場合は、人気の高い就職先という点から、レベルの差がなく、就職難易度は最高クラスと考えてよい。

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本田技研に「学歴フィルター」はない? 大学名は問われないか!?

本田技研工業における新卒採用では、学歴フィルターがない傾向にある。大学名で採用・不採用、あるいは面接に進めるかESで落ちされるかが決まらない。人物重視が基本とされていて、学校の偏差値で有利不利の可能性が薄い。




自動車業界の中でも、Hondaの場合は大学のレベルによって選考で有利に働くわけではない。逆に、レベルの低い学校に所属している場合でも不利になるのは少ない。

あくまでも、意識の高さや対人コミュニケーション能力などのパーソナリティの部分が重要視される。文系理系を問わず、この流れが見られる。

自動車の完成車メーカーにおいては、特にトヨタや日産などで学校名がやや見られるようだ。大学の偏差値によっては、あっという間に書類選考の時点で不採用になる確率が大きい。

学歴フィルター

東大・京大をはじめとする旧帝大、その他主要都市の国公立大、早慶上智などの一部の私立大学の学生が多く内定を獲得している。地方の国公立大、MARCH・関関同立クラスの学生も採用されるが、そこが1つのボーダーラインとなっている。

日東駒専・産近甲龍クラスになると、採用者は少ない。もちろんゼロではないものの、学生数そのものが多い割には少ない。




1次面接の時点でも、上位レベルの大学に所属する学生がほとんどである。海外の大学からも採用しているものの、日本国内にいる学生に限れば学歴フィルターがあるように思えるだろう。

本田技研工業の場合、社内でも出身大学はあまり興味関心の対象とはなっていない。少なくとも、同じ規模の大企業と比べると薄いといえる。

内定者は難関大学が多い?

本田技研工業

ただし、内定者に視点を絞ってみると、難関大学に所属する人が大きな割合を占めている。面接を受ける人では、レベルを問わないように見えるものの、入社するメンバーを見ると、高学歴の傾向が否定できない。

理由として考えられるのは。面接での受け答えのレベルの高さが上位クラスの学校の学生に見られる点である。

大学の偏差値の高低差は学力の格差を表すだけではないという意見が大きい。コミュニケーション能力やビジネスへの意欲の高さについても、学力の偏差値が高い大学ほど学生数が多いようだ。

もちろん、勉強ができることがコミュニケーション能力も高いことを意味するわけではない。逆に勉強ができない人は仕事への意欲が低かったり、話すのが苦手であるというわけではない。

とはいえ、統計的に見ると学力の高さと人物面での評価の高さは比例する傾向にある。全体的に難関大学に所属する学生においては、人物面も良好というわけだ。

そんなことから、本田技研工業での新卒採用でも偏差値が高い有名な難関大学の人が大きな割合を占めている。

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【三井物産】学歴フィルターはあるのか!? 大学別採用実績だと?

三井物産には学歴フィルターの傾向が見られる可能性が高い。大学別採用実績を見ると、難関大学を出ている人が多数派を占めている。




東大京大をはじめとする旧帝大、早慶上智などの一部の上位私立大学の内定者が多いようだ。MARCHや日東駒専、関関同立もいることは事実だが、学生数から見ると少数派と判断できる。

三井物産をはじめとする総合商社の各社では、このような学閥のような傾向が見られる。中でも財閥系の企業は、難関大学出身の人を好む傾向が見られる。

三井物産

学歴フィルターの議論の際には、よくMARCHや関関同立を含むのか含まないのか話題になることがある。

偏差値は高いものの、入試では学力の面ではあまり重要視されない推薦で入る学生がいる一定数いるため、難関大学とは呼ばないという人もいる。

総合職・一般職ともに7割は難関大学出身

学歴フィルター

三井物産の新卒採用では毎年、「総合職」と「一般職」の2種類の職種で募集を行っている。後者の場合は、1つの地域で働き続け、引っ越しが必要となる転勤がほとんどない職種である。女性が多い。

総合職では、引っ越しを伴う転勤があることから、出世のスピードが速い。そのため、ステータスの面では総合職の方が一般職よりも上だととらえられることが多い。

しかし、三井物産においては総合職、一般職問わず難関大学出身の社員が多い。どちらでも、学歴の要素があると思う。

内定者の7割近くは、旧帝大をはじめとする難関国立大、早慶上智のような最難関私立大学の学生なケースが少なくない。

残りの3分の1については、上位クラスの大学ではない標準的な偏差値の大学を出ている人となっている。MARCHや関関同立だけでなく、日東駒専や産近甲龍クラスの学生がここに当たる。



最近は偏差値だけが基準ではない

しかし、三井物産などの総合商社においても、最近は学歴フィルターの強さが弱まる傾向にあるようだ。

典型的な難関大学の代表格である東大京大以外にも、海外の大学や外語大などに所属する学生も採用の対象となっている。留学生の採用にも積極的に力を入れているようだ。

一昔前までは、三井物産のような超大手一流企業といえば、偏差値が高い学校に所属する学生しか新卒で入社できないという傾向が強かった。

しかし、今の世の中では多様な人材が求められている。学力と頭の良さだけがすべてではない。それはほんの1つの長所でしかなくなりつつあるといっても過言ではない。

今後は、他の業界のように学歴フィルターの存在が薄れていく可能性が高いといえる。

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三井物産の新卒採用、倍率は100倍以上!? やはり難易度は超高い!

三井物産の新卒採用における倍率は約100倍くらいには最低でも達する。大卒・院卒ともに内定までのハードルが高い。難易度が非常に高いため、凡人にとって入社は不可能なのだろうか。




年収については、三井物産では平均して1000万円をはるかに上回る。30歳前後ですでに1000万円以上の給料水準となっているようだ。

知名度もかなり高く、知らない人はほとんどいないというレベルだ。大学生の間では人気の企業の1つ。経営状態も非常に安定している。そんな理由から、応募者が毎年殺到し、倍率は巨大な数値となる。

倍率が100倍とはどんなレベル?

三井物産

単純に考えて、三井物産に応募した人の100人に1人しか内定がもらえないということを意味する。この「応募」とは、正式にエントリーシートを提出した段階のことを指す。

リクナビ・マイナビでエントリーのボタンを押した段階ではない。本格的に応募する意思を示した人の中での数値である。

このくらいの応募者にのぼると、会社側の採用担当者も全員のESを詳しく読んではいないだろう。筆記試験の結果なども選考基準となっているものと考えられる。

ほとんどの人は面接にたどり着けないだろう。書類選考や筆記試験の段階で不採用となり、落とされてしまう。

面接に進めるのは応募者の半分にも満たないだろう。仮に1次面接まで進めた場合、その時点では倍率は20倍以下に抑えられる可能性が大きいと考える。

そして、面接を2次、3次と進んでいくにつれて徐々に入社できる候補者が絞られていく。ここまでたどり着くのはとても至難な業であるが、最終面接が終わって内定がもらえる人はさらにもっと少ない。




本当に優秀な人材だけに

三井物産でこれほど倍率が高いことを考えると、内定をもらえて入社できるのは本当に優秀な学生であるのは言うまでもない。

企業側が求めているような学力があり、さらにコミュニケーション能力も高く、「一緒に仕事をして都合の良い人物」だけが採用となる。

最近は、就活の世界では売り手市場といわれているが、三井物産をはじめとする総合商社はこれとは程遠い。完全な買い手市場である。

本当に三井物産に入社したいのであれば、しっかりとしたエントリーシートを書いたうえで、面接で道理にかなった回答をしていくことが求められる。

とはいえ、それが完璧にできたとしても、最終的には確率の問題となる。運が良ければ選べるが、そうではない場合はあっさり不採用となる。それくらい厳しいのが現状だ。

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