トップバリュは果たして「おいしくない」のか?

イオンの独自のプライベートブランド「トップバリュ」はあまりおいしくないという口コミをよく耳にする。味がイマイチであるという評判は以前から少なくない。

トップバリュ

しかし、本当にPBが他のメーカー品よりもまずいのだろうか。人それぞれによって味覚は異なるだろうが、私はそうは思わない。低評価を受けているのはほんの一部の商品に過ぎないのが現実ではないだろうか。

トップバリュの商品は無数にある!

イオンの自社ブランドであるトップバリュの原点は1974年にさかのぼる。当時のジャスコ株式会社が発売したカップ麺が一番最初に発売されたPBの商品であり、これ以降ジャスコではプライベートブランドとしてあらゆる商品を出していくこととなった。

1994年には、イオングループで出していたPB商品のブランド名を「トップバリュ―」という名称に統一し、以来自社で開発して販売しているブランド名はすべて同じとなった。その後、名前を少し変更して今の「トップバリュ」となった。

自社ブランドは食品だけにとどまらなく、衣料品や日用品、生活雑貨、電化製品など、商品の分野は多岐にわたる。有名な食品はその中の一部にしか過ぎないというわけである。

なお、同じイオンの自社PBをより細かく分けると、「トップバリュ セレクト」、「トップバリュ」、「トップバリュ ベストプライス」の3種類に分類される。これらは、値段や品質によって与えられる名前が異なる。

おいしくないのは本当?

トップバリュならではの最大のメリットは、同じ種類の商品であっても正規のメーカーの価格より値段が安い点である。自社ブランドということで、製造元のブランドによって発売されているものよりも対価が2,3割ほど格安となっている。

しかし、消費者から見れば「安かろう、悪かろう」という一般的な考え方の通りに思いこんで、たとえ一度も口にしたことがない商品であっても「おいしくない」、「まずい」というレッテルを貼ってしまう場合が少なくない。

また、商品のパッケージがシンプルである点も、デザイン的においしくなさそうというイメージがわいてしまう点も原因の1つに挙げられる。イオンに限らず、多くのプライベートブランドのパッケージはとてもシンプルなデザインになっている場合が多い。

パッケージが質素なものであると、抱くイメージとしは貧相なものとなるだろう。この法則から、どうしても消費者は決しておいしいと予測することができないのである。

しかし、実際には大手のメーカー品とほとんど差がない。それもそのはずで、たとえばカップラーメンであれば、製造されている工場は大手のメーカー「日清」と同じところで作られている。他の商品についても、製造元はメーカーのものと同じ場所である場合が多い。

つまり、名前だけが違うということである。そして、ブランド名がPBということで価格が安いというメリットが加わっている。だったら、値段が低いトップバリュの方がお得ではないだろうか。

「おいしくない」という口コミや評判は、ほとんどの例については、実はただの先入観でしかないのである。

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