東北・北海道新幹線の最速列車である「はやぶさ」では、Wi-Fiは使えないのか。東海道新幹線のN700系ではインターネットの無線LANサービスが提供されているが、JR東日本やJR北海道では整備状況はどうなっているのか。
今のところ、E5系の一部の編成で試験的にWi-Fiを提供している。JR東日本の訪日外国人向けの「JR−EAST FREE Wi-Fi」という名前で供給されている。
駅構内で提供されている無料公衆Wi-Fiと同じものを使っている。しかし、E5系でもほとんどの編成にはまだ設置されていない。
最新型車両である、JR北海道に所属するH5系でさえも、新幹線の車内で使えるWi-Fiは設置されていない。
将来的にはWi-Fiは導入されるのか?
試験的にWi-Fiの提供を行っているということは、将来的には東北新幹線ではすべての列車で公衆無線LANサービスを始める可能性が高い。
現に、東京~新大阪間の東海道新幹線では、N700系で運転される列車ではすべての編成にWi-Fiが飛んでいる。トンネルの中でもインターネットへ接続できるようになっている。
スマホやタブレットのSIMデータ通信を行う必要がない。1か月のデータ通信量には上限があるため、Wi-Fiがあれば重い情報のやり取りもできるというメリットがある。
YouTubeのような動画サイトなどを視聴することもできる。新幹線内での時間の過ごし方がかわるサービスなのは間違いない。
スマホやタブレットが普及した今、Wi-Fiの需要は大きい。これにより、東北新幹線でも試験的に電波を飛ばしているわけだ。
今後は、本格的にE5系やH5系を中心に、新幹線の車内Wi-Fiを始めることが予想される。
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