ホンダはやはりホワイト企業だった! 3つの根拠とは?

自動車会社大手のホンダはホワイト企業の基準を満たしている。従業員にとって非常に働きやすい環境であり、労働条件が他の企業と比べて質が良いためだ。




最近はブラック企業における働きにくさが社会的に問題視されている。社員が辞めていく大きな理由となっている。

本田技研グループでは、そのような傾向がまったく見られない。そして、社員にとって大きな負担となる悪い部分として気になるところがない。

ホワイト企業の基準を満たす本田技研工業

その根拠は3つある。年収、休みの多さと取りやすさ、厳格な残業時間の上限が決められている。

年収が高くて給料水準が良好

本田技研グループの年収は高い方に入る。有価証券報告書によると、グループの中で主要である本田技研工業の平均年収は750~800万円でここ最近は推移している。

会社員として働いて生活をしていくためには、安定した高い収入が必要になるのは言うまでもない。

大手企業でしかも自動車業界という安定した製造業ということで、給料水準はかなり良好である。完成車メーカーのため、業界トップクラスの安定を誇る。

基本給がもともと高いが、さらにボーナスも毎年金額が高い。年収が日本全国の職場の中でも上位クラスに入る要因はここにある。

ただ、年収が高いからといってホワイト企業であると直ちに判断することは難しい。ホンダにはこれ以外にも良い条件がある。




残業時間は1か月当たり45時間まで

ホンダではグループ全体で残業時間の上限は厳しく管理されている。36協定に基づいて、従業員が1か月当たりに時間外労働として働ける時間は45時間までとなっている。

これ以上長く働くことはできない。したがって、それに見合った仕事量しか回ってこなく、長時間労働を会社を上げて防いでいる。

近年は長時間労働が広く問題となっている。会社によっては月100時間以上も残業を強いられているところも少なくない。過労死などがニュースとなるケースがよく見られる。

ホンダにおいてはそうした問題とは無縁。働きすぎることを防止する運動を積極的に進めているからこそ、ホワイト企業の根拠となっている。

なお、毎週水曜日はノー残業デーと決められている。この日は所定の終業時刻を過ぎてまで時間外労働することが原則として禁じられている。




有給取得率100%

そして、ホンダが他の会社とは最も異なるところが有給取得率の高さである。ホンダではグループを通じて有給消化率が100%となっている。

年間で最大20日もらえる有給だが、すべて消化することが求められている。翌年に1年間に限って余った分を持ち越せる仕組みになっているものの、最終的にはすべて取り切らなければならない。

有給消化率100%のホンダ

ホンダでは、有給を取ることが積極的に推奨されている。どんな部署であっても、いつかは有給を使って休みを取る。

会社の基本方針であるため、有給の取りにくさがあってはならないようだ。社歴が浅い若い人からベテランの社員まで有給を100%消化する会社はかなり少ない。

ホンダはそんな有給取得を積極的に促されている数少ない会社の1つというわけだ。これがホワイト企業といえる3つ目の根拠である。

なお、有給ではない通常の年間休日も120日以上となっている。大手企業としても、休みが多い方に入る。

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