日本銀行の新卒採用の倍率は50~100倍!就職難易度を考察

日本銀行

日本銀行の新卒採用の倍率は総合職・特定職は約100倍、一般職は約50倍になると予想。就職難易度は金融機関の中でも「最難関」に該当する。

通常の国家公務員やメガバンク、他の政府系の金融機関と比較しても高倍率になりやすい。

採用人数が毎年150名ほど。内訳は総合職が30人、特定職が50人、一般職が60人が相場。

一方、政府系金融ということで応募者数が数千人には達するはず。ESの段階では100倍ほどに到達する可能性が考えられる。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★★ 100倍、最難関
特定職 ★★★★★ 100倍、最難関
一般職 ★★★★ 50倍、かなり難

日本銀行の総合職・特定職・一般職の就職難易度はこのような形になる。

どちらも採用人数は決して多いわけではない。就職難易度は特に高く、かなりの倍率になる点ではいずれの職種も同じ。

メガバンクである三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などを大幅に超えるレベル。

総合職は100倍、最難関レベル

総合職

総合職の就職難易度は「最難関」。倍率は約100倍かそれ以上と推定。

全国転勤があって海外への赴任もある。他行では「総合職」と呼ばれる職種。

公務員から銀行などの金融業界を志望する学生が多くは応募。日銀、すなわい中央銀行という立ち位置から、仕事内容も華やかなイメージが強い。

エントリーシートを提出したほとんどの応募者は第一志望とするだろう。

ゆえに、倍率は最低でも100倍にはなると考えられる。就職難易度は「最難関」、内定を獲得するには運の要素が大いに必要。

なお、給料水準こそは大手メガバンクと大差はない。報酬にメリットあることで人気の就職先となっているわけではない。

>>日本銀行の平均年収は829万円、賞与は217万円(4.25ヶ月分)

特定職も100倍、最難関レベル

特定職

特定職の就職難易度も「最難関」。倍率は約100倍と推定。

業務分野特定タイプで、業務分野が特定され、その特定された分野のエキスパートとして活躍するコース。

業務分野特定タイプは下記が該当。

  • 決済業務:金融機関との決済事務、国庫金の取扱事務
  • 発券業務:日本銀行券の発行・流通に関する事務
  • 考査・調査業務:金融機関考査やモニタリング事務、金融・経済情勢に関する調査・統計事務
  • 文書業務:経費予算、勤務、施設等の各種管理事務

専門分野特定タイプは下記が該当。

  • システムエンジニアリング
  • 経済(経済学・ファイナンス・データサイエンス、統計学)
  • 法律

専門分野特定は通常の民間の銀行でも、IT企画・SE、クオンツ・データサイエンティストなどの名前で採用されているところが多い。

給料水準は総合職と同じ水準。違いは仕事内容に限られる。

ただ、応募者の大学での専攻分野は明確な傾向がある。文系の分野では経済学部や法学部、理系の分野は金融工学系が中心。

それでも、関係分野を大学で学んでいる学生の間でも日銀は非常に人気。ゆえに、就職難易度は「最難関」。

一般職が約50倍、難易度はかなり難

GPR職

一般職の就職難易度も「最難関」。倍率は同じく約100倍程度と推定。

前述の総合職は全国および海外転勤がある一方、一般職はエリア限定という条件が付いている。転居を伴う異動はない。

旧来から女性社員の割合は大きい。ただ、総合職よりは応募者数がある程度は少ないと推定。

ゆえに、就職難易度は「かなり難」、倍率は約50倍と判断。

他行と比較して

世間一般では「銀行=三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行…」と想像するかもしれない。

しかし、就職市場では日本銀行はメガバンクを上回る。

金融機関という性質よりも、政府の機関という性質が影響。公務員が非常に人気だが、日銀もここで言う「公務員」の1つに実質的に当たる。

民間の銀行と比較して

民間の銀行の代表といえるのは、次のメガバンク3行。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

いずれも金融業界では就職難易度が高いところであるが、日本銀行よりは遥かに低い。

まず、採用人数の桁が違う。メガバンク3行ではいずれも、総合職だけでも数百名には達する。エリア総合職や一般職と合わせると、新卒採用で毎年300名以上の採用。

日本銀行の10倍以上も多い学生に内定を出すため、倍率はまったく異なるのが想像できる。

外資系金融機関である、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーなどと比較しても、日本銀行は肩を並べるだろう。

採用人数について

年度 採用人数 文理別の内訳
2019年度  163人 (総合職:34人、特定職:59人、一般職:70人)  文系:74人 理系:19人
2018年度  148人 (総合職:33人、特定職:47人、一般職:68人)  文系:67人 理系:13人
2017年度  151人 (総合職:33人、特定職:48人、一般職:70人)  文系:67人 理系:14人
2016年度  158人 (総合職:33人、特定職:49人、一般職:76人)  文系:69人 理系:13人
2015年度  144人 (総合職:32人、特定職:46人、一般職:66人)  文系:63人 理系:15人
2014年度  120人 (総合職:38人、特定職:45人、一般職:37人)  文系:72人 理系:11人
2013年度  106人 (総合職:34人、特定職:46人、一般職:26人)  文系:67人 理系:13人

日本銀行の採用人数の過去の実績は上記の通り。


広告

おすすめ記事