文系と理系の比率は7:3! 男女別での割合はどうか?

文系と理系の比率とそれぞれの割合について調査した。男女別と国公立大学・私立大学でもその差は異なってくる。

全体的に見ると理系は少数派となっている。日本国内に視点を置くと、圧倒的に文系の学部学科に所属する大学生が大きい。




文系と理系の比率

文系 理系
全体 70% 30%
男子 55% 45%
女子 80% 20%

全体的な文理別の比率だと7:3になる。すなわち、文系が70%、理系が30%となっている。

世の中の景気の動向や流行の変化によってそれぞれの割合が若干変わってくるが、平均的に考えると毎年これくらいの比率で推移している。

高校生になって真っ先に進学について考える時、最初に考えるのは文系・理系のどちらを選択するかではないか。

「みんなどっちに行くのか?」という疑問を持つかもしれない。文系・理系それぞれの比率の答えがこれである。

参照:就職に有利が学部vs不利な学部とは? 文系と理系で大差が!

女子の理系の割合が低い

  • 理学部・工学部がかなり少数派
  • 看護系・医療系が理系派では多い

最も印象に残るのが女子の文系・理系それぞれの割合ではないか。全体の8割が文系の学部学科に所属し、理系学部にいるのはわずか2割にとどまっている。

その2割についても、理工系というよりは看護系などの医療分野に属する学部学科の割合が結構大きい。

「理系=工学部・理学部」というイメージを抱いている人はかなり多いだろう。しかし、女子で理系の大学へ行く人では医療系が主流かもしれない。

男子も文系が過半数

  • 文系>理系
  • 理系だと工学部・理学部が多数派

一方の男子についても、理系よりも文系の学部学科に行く人の割合が大きい。

「男なら理系が多い」と感じるかもしれないが、実際の進学状況を見るとそれとは対象的な結果になっている。

確かに女子よりは男子の方が理系の割合が大きい。しかし、全体の半数にも達していない。文系が人気といわざるを得ない。

理系率が高い男子学生でも文系が多いことから、全体の比率も文理7:3という偏った結果になっている要因とも受け止められる。




国公立と私立の文系・理系の割合

文系 理系
国公立大学 50% 50%
私立大学 80% 20%

国公立と私立で比較すると、文系・理系の割合は上のようになる。

国公立大の理系の割合

国公立大学の場合は文系も理系もほとんど拮抗している。実際には文系の学部しかない大学、理系の学部しかない大学が存在するため、各学校によって比率は違ってくる。

それでも国公立大学という括りの中ではどちらも変わりない結果になっている。半々ととらえてよい。

私立大学の場合は圧倒的に文系の学生の割合が大きい。理系はかなり少数派で、「私大×理系」というパターンの学生を見つけるのは結構難しい。

男女関係なく私立は文系がほとんどということで、国公立大学とは全く性質が違うことがわかる。

国公立は理系・文系ともに学費がほぼいっしょ

国公立大学の場合、理系の割合が大きい理由は学費の安さにある。文系・理系ともに学部学科による授業料の違いがないことがほとんど。

理系への進学を拒む理由として、学費の高さを考える人が多い。しかし、国公立大学の場合はその対象外と考えてよい。

お金がかかる学部学科が理系というのはあくまでも私立大学の話である。国公立大学は運営する国や地方自治体の意向が反映されている。

しかも、国公立は税金が多く使われている。自己負担となる割合が小さく、国や地方の支援があるため、学費が安く済んでいる。

【大学のお金】文系と理系の学費、その差はいくら違うのか!?

国立大は理系学部が多い

理系の比率が高い国立大学

特に国立大学は理系の学部が充実している。国が運営しているわけだが、工業化を推進してきたという背景から、理工学部を設置している学校が多い。

特に工学部がない国立大学はかなり少数派となっている。国の方針が反映されていることから、このように理系の学生数が多く、研究費としても多額の国費予算が使われている。

理系の学生の募集人数が多いため、それに伴って国立大学の理系学部に進学する人が多い。文系と理系の割合は両者でほぼ拮抗している理由でもある。

私立大学は文系が中心

基本的に私立大学の場合は文系の学部が主流となっている。学校数は数多くあるが、理系の分野に該当する学部を設置しているところはあまりない。

○○工業大学のような理系に特化した私立大学は例外だが、一般的な総合大学といえるところだと理系は少数派となっている。

文系が80%の私立大

歴史的に見ても私立大学は文系が中心だった。国立大とは対照的な性質であるのがわかる。

さらに、学費も問題もある。私立は国や地方公共団体の支援が少なく、授業料に関しても完全に自己負担である。

理系は研究費や設備費に多額なコストがかかるため、文系に比べて学費が高い。出費の問題から私大に行く人が文系を選ぶケースが多い。

文系と理系の比率が私立大学に限っては8:2となっているのはこのためだ。文系の方が安いから、みんな進路選択として文系を選ぶという流れになっている。

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