【大学のお金】文系と理系の学費、その差はいくら違うのか!?

文系・理系の学費の差額

大学の学費について、文系と理系ではどれくらいの違いがあるのか。国公立と私立では、それぞれいくらの差が出てくるのか。

いろいろと設備が必要になる理系の方が費用がかかるのは目に見えている。機械設備を使わない文系の学部ならコストが安いのは確かな事実である。




ただ、国公立大と私立大では同じ大学でも文系・理系の金額的な差は違ってくる。

国公立大の場合は、基本的案授業料は文系でも理系でも同じ金額である。私立は授業料から理系の方が高く、文系の方が安い設定にされている。

私立の4年間の学費は理系=550万円、文系=450万円

学部学科 学費(4年・6年間)
医学部・歯学部 4,000万
薬学部 1,000万
看護・保健 600万
工学部・理学部 550万
文系全般 450万

上の表は私立大学の学部別での在学中にかかる学費の目安である。文部科学省「平成26年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額調査」の統計を参考に算出した。

私立大学の場合は各学校によって若干の値段の違いがあるものの、平均すると4年間の学費は理系で約550万円、文系は450万円となっている。

ここから、文系と理系の違いはおよそ100万円ということがわかる。

文系の学費に関しては、学部学科による違いはほとんどない。法・経済・文学・教育などがあるが、いずれも金額の違いはほぼないに等しい。

私立は理系でも学部で学費が異なる

私立理系の学費

一方の理系の場合は、学部学科で異なってくる。550万円という金額は、工学部・理学部の場合である。

最も高いのは医学部・歯学部である。これらだと6年間通うことになるが、支払う学費は4000万円程度に上り、桁が違う。数千万円もかかり、お金持ちの人しか行けないようなレベルだ。

薬学部も6年制となっていて、延1000万円もの学費がかかる。医療系よりは安いものの、庶民では手が出せないようなレベルである。家一軒が建つほどの数値である。

看護学部や医学部保健学科は、医薬系よりは安い。理工と同じく4年制となっている。ただ、4年間でかかる金額は600万円程度になり、理系の中でも高い方に入る。




国公立大は文系・理系も同じ

  • 国立大=200万円
  • 公立大=250万円

国公立大学に関しては、私立大学のように文系と理系で学費が違う例は珍しい。どちらも授業料は同じ金額に設定されている。

1年間の目安としては約55万円ほどとなっている。公立大は運営する自治体によって金額が異なる。国立大も法人化に伴って学校で若干違いが見られる。

ただし、全体的には似たり寄ったりの学費になっている。概ね200万~250万円ほどと考えればよいだろう。

医学部(看護・保健含む)や歯学部、薬学部では設備費や施設費を徴収するところもある。2005年に国立大学の法人化が行われてからはこの傾向が強まった。

ただ、私立大のように巨額な金額になることはない。最大でも年間で数万円で、私大のように数十万円にはならない。




教科書代や必要備品代に違いあり

学費以外の経費

ただし、文系と理系では授業料以外でもかかってくる費用は違う。

まずは教科書代である。理系の方が専門書を多く必要とするため、文系よりも書籍日が多く発生する。

必要となる備品のコストも理系の方が高くなる。パソコン本体はソフト代の値段がその代表的といえるかもしれない。

理系の場合は、値段が高い専門的なソフトウェアを購入しなければならないケースが多い。その金額は数十万円することが多い。

そして、パソコン本体の値段も違ってくる。なぜなら、理系だとより高いスペックのPCが必要になるからだ。

容量の多いメモリやHDD、高機能なCPUを搭載したパソコンが求められる。文系の場合、パソコンではレポートや資料の作成ができればOKだ。

インターネットとExcelやWord、PowerPointさえ使われば問題といえる。値段の安いPCでも特に問題ない。

購入するべきソフトウェアもマイクロソフト・オフィスくらいだろう。学割を適用すれば2万円以内で買える。