中央大学の推薦・一般入試それぞれの割合を公開!

中央大学の入試方式別の割合に関しては、全体では一般入試が59.2%、推薦入試が40.8%という結果が出ている。その内、指定校推薦の割合は21.5%との事。

全体の過半数こそは一般入試で受験して入っているものの、4割は推薦入試、AO入試、スポーツ特別枠などで入学。難関私大の中でもやや推薦入試の割合が多い領域。

ただし、学部学科によって異なるのも確か。8割以上が一般入試での入学者で構成されている学科がある一方、4割程度にとどまるところも見られる。


学部別:入試方式別の入学者の割合

中央大学の一般入試、推薦入試の比率
学部 学科 一般入試 指定校推薦 推薦入試全般
法学部 法律学科 58.8% 16.0% 41.2%
国際企業関係法学科 34.7% 40.7% 65.3%
政治学科 43.7% 26.0% 56.3%
経済学部 経済学科 58.4% 22.1% 41.6%
経済情報システム学科 40.4% 35.1% 59.6%
国際経済学科 65.6% 17.0% 34.4%
公共環境経済学科 65.0% 14.4% 35.0%
商学部 経営学科 48.4% 30.5% 51.6%
会計学科 54.4% 27.2% 45.6%
商業貿易学科 63.5% 17.8% 36.5%
金融学科 68.6% 2.5% 31.4%
理工学部 数学科 75.7% 14.3% 24.3%
物理学科 82.0% 11.5% 18.0%
都市環境学科 62.4% 17.6% 37.6%
精密機械工学科 67.8% 21.7% 32.2%
電気電子情報通信工学科 62.3% 28.9% 37.7%
応用化学科 70.2% 18.3% 29.8%
経営システム工学科 47.7% 30.7% 52.3%
情報工学科 72.2% 4.2% 27.8%
生命科学科 44.8% 43.1% 55.2%
人間総合理工学科 46.3% 29.9% 53.7%
文学部 人文社会学科 66.3% 22.6% 33.7%
総合政策学部 政策科学科 60.8% 19.0% 39.2%
国際政策文化学科 64.3% 16.4% 35.7%
国際経営学科 66.0% 12.2% 34.0%
国際情報学部 国際情報学科 58.8% 25.5% 41.2%
合計 59.2% 21.5% 40.8%

中央大学全体では、59.2%が一般入試で入学。推薦入試全体は40.8%、そのうち「指定校推薦」での入学者は21.5%との事。

MARCHの中では一般入試の割合が低い数値.。青山学院大学とはほぼ同じ水準、明治大や立教大学よりは低い。

指定校推薦は21.5%

指定校推薦

中央大学をはじめとする私立大学の特徴として、指定校推薦が多いと感じている人は結構いるはず。

首都圏の難関私大の大学群「MARCH」である中央大学でも、全体の20.7%はこれに該当。したがって、全体の2割程度を占めることになる。

5人に1人は「指定校推薦」で入学していることが読み取れる。

MARCHの中で比較した場合、指定校推薦の割合は立教大学とほぼ同じ。青山学院大学の25%よりは低い数値。明治大学の10%よりは大幅に高い。

各学部の傾向

 

続いて、中央大学の各学部の入試方式別の入学者の割合の傾向について考察。

結論を言うと、文系の方が理系よりも推薦入試での入学者が占める割合が大きいの傾向が見られる。

文系という括りでもさらに、各学部学科によって異なり、同一学部でも学科による違いが大きい。

また、新興学部でも従来から存在する学部でも、明確な傾向は見られない。新興学部の方が推薦入試の割合が大きいというわけではない。

文系

文系

文系学部はどこの学部であるかによって大きく異なる。

文学部、総合政策学部では一般入試で入学した学生の割合が多めで、いずれも60%を超える。個別試験または共通テスト利用以外の入試方式で入学するのは4割程度かそれ以下。

6割以上が一般入試組のところは、私立大学の中では高い数値。

一方、推薦入試やAO入試、スポーツ枠などが多いのは、法学部、経済学部、商学部。学科にもよるが、特に法学部国際企業関係法学科、経済学部経済情報システム学科では、一般受験の割合は40%前後かそれ未満。

これらの学科では、さらに指定校推薦での入学者も過半数に上る。多くの学生たちは、原則として、中央大学の選抜ではなく、各高校の校内選抜で合否が決まるといっても過言ではない。

総合政策学部、国際情報学部はいわゆる「新興学部」、それ以外は既存の学部であるが、中央大学の場合は旧来から存在する学部ほど指定校推薦の割合が高く、新しい学部は一般入試の割合が大きい傾向が見られる。

理系

理系

理系の学部に関しては、中央大学は「理学部」しかないため、学部間での比較はできないものの、一般入試の割合は文系の学部よりも高め。

理工学部の一般入試(個別試験または共通テスト利用)の割合は下記の通り。

  • 数学科:75.7%
  • 物理学科:82.0%
  • 都市環境学科:62.4%
  • 精密機械工学科:67.8%
  • 電気電子情報通信工学科:62.3%
  • 応用化学科:70.2%
  • 経営システム工学科:47.7%
  • 情報工学科:72.2%
  • 生命科学科:44.8%
  • 人間総合理工学科:46.3%

数学科、応用化学科、情報工学科は一般入試は全体の7割を超える。

逆に低いのは、生命科学科と人間総合理工学科。いずれも4割台にとどまり、6割近くは推薦入試。

MARCHでは若干不人気?

MARCHの各大学の学部間序列を示した図

MARCHの各大学の学部間序列

中央大学ではMARCHの5つの大学の中では、一歩偏差値が低め(法政大学よりは高いが)。

理工学部はキャンパスは東京23区内の都心部に立地している関係から、他には全く劣らない。

しかし、文系学部は多摩キャンパスということもあって、立地の面で不人気な傾向があると感じる。

文系の場合は、早稲田大学または慶応義塾大学を受けたが不合格となり、やむを得ず中央大学に入学するという形はもちろんこと、明治大学や青山学院大学、立教大学に不合格となってしまったため、やむを得ず中央大学に入学というケースも多い模様。

理由は偏差値の数値のみならず、都心部ではなく郊外の立地だろう。

《参考:MARCHの序列を順位にすると!? ランキングにしてみた!

理系に関しては、第一志望は国公立大学である事例が多いと感じる。学費が文系よりも割高であることが影響。まずは学費が安い国公立を狙い、中央大学はその「滑り止め」といった存在になりやすい。

具体的には、東工大、東北大、東京都立大(旧首都大学東京)、横浜国立大、千葉大、埼玉大、東京農工大、東京海洋大となると感じる。この点では、他のMARCHの各校、あるいは東京理科大学と事情は同じ。

なお、推薦入試は一般入試での合格者に比べて学力は低い傾向にあるものの、推薦入試が多いと、そこの大学を第一志望として入学する割合は高くなりやすい。


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