ダイセルの新卒採用の倍率は30~100倍、就職難易度を公開

ダイセル

ダイセルの新卒採用の倍率は技術系が約30倍、事務系が約100倍と推定。就職難易度はそれぞれ「やや難」「最難関」に該当。

採用人数はここ数年は30人前後(事務系:約5名、技術系:約25名)。化学メーカーでは大幅に少ない人数で、製造業としても非常に少ない。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
技術系総合職 ★★★★ 30倍、やや難
事務系総合職 ★★★★★+ 100倍、最難関

ダイセルの技術系総合職、事務系総合職の新卒採用の就職難易度はこのような形になる。いずれも大卒・院卒向けの「総合職」に該当する。

化学・素材メーカー上位勢の各企業と事情はほとんど同じ。

誰でも制限なしに応募できる事務系の場合は、さらに採用人数が少ないこともあって、就職難易度は上がる。

《参考:<偏差値表>化学・素材メーカー業界の就職難易度をランキング化

技術系は倍率30倍、難易度は「やや難」

技術系(理系)

ダイセルの理系を対象とする技術系の就職難易度は「やや難」。倍率は約30倍程度と推定。

技術系の専攻分野に関しては条件が下記のように指定されている。

化学、化学工学、高分子、セルロース、生化学・バイオ、農学、薬学、物理、電気・電子、機械、金属、建築、土木、情報工学など

学部で言えば、工学部、理学部、農学部、またはそれらに準じた学部になるだろう。

理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。

ゆえに、文系の事務系のように不特定多数の学生間での競争にはならない。

採用人数は25人ほどということで、誰もが知っている製造業大手としてはやや少ない人数だが、エントリーする学生層が限定される。

とはいえ、会社名や事業内容を考慮すると、就職難易度は「やや難」、倍率はおよそ30倍と判断。

他の化学メーカーと同様に、技術系は「学校推薦」の制度が使える。教授の指名があることで内定獲得がしやすくなるかもしれない。

事務系の倍率は100倍、難易度は「最難関」

事務系(文系)

一方の文系を対象とする事務系の就職難易度は「最難関」。倍率は約100倍と推定。理系の技術系とは対照的に内定獲得が難しい。

採用人数は毎年5人ほど。かなり少ない募集人員。対して、応募者数は500人程度になると推定。

正式なデータは公表されていないものの、会社規模や知名度、業界の性質を考慮すると、これくらいになると推測。

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。募集要項でこのように記載されている。

実際に応募してくる学生の所属学部は法学部、経済学部、文学部、社会学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部などだが、これらだけでもかなりの数になる。

こうした事情から、ダイセルの事務系の倍率は100倍と推定。就職難易度は「最難関」との表現が妥当と判断。

なお、事務系の応募方法は「自由応募」のみ。

このような条件により、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる状態に拍車をかける。

誰もが平等に選考を受けられるが、内定獲得は誰もが難しいのも確か。

他社と比較して

就活市場が「売り手市場」でも「買い手市場」でも、ダイセルに限っては常に買い手市場。圧倒的に応募者過剰で、運が良かった学生だけが内定をもらえる。

募集人員が少ない文系のみならず、ある程度の募集がある理系でも、常に「買い手市場」。

>>ダイセルの採用大学を大公開! 学歴フィルターはやや有り

化学メーカーとして

業界上位の化学メーカー

三菱ガス化学は、下記の化学メーカー業界と概ね同じくらいの就職難易度になると考える。

  • 三菱ケミカル
  • 住友化学
  • 三井化学
  • 旭化成
  • 三菱ガス化学

化学メーカーの中では売上高トップ級ではなくても、社名のインパクトで就職先として非常に人気になりやすい。

ダイセルはこれらの会社ほど大手ではないものの、採用人数が大幅に少ないことから、同じくらいの就職難易度になると思われる。

技術系(理系)、事務系(文系)ともに全国の大学から応募者が続出。

特に、事務系は採用人数がわずか5名ほどのため、これらの化学メーカーよりもさらに倍率が高くなる可能性もある。

過去3年間の採用人数

ダイセルの過去3年間の採用人数は下記の通り。

  • 2018年 事務系4名/技術系34名
  • 2019年 事務系8名/技術系40名
  • 2020年 事務系5名/技術系27名

毎年、新卒採用では概ね30~50名前後で推移。各年度による違いはあるが、毎年大きな違いはない。

事務系は5名前後、技術系は20~40名の範囲で新卒採用を実施。


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