大和証券の新卒採用の倍率は5~30倍、就職難易度(職種別)を公開

大和証券

大和証券の新卒採用の倍率は、総合職が約30倍、エリア総合職が約20倍、カスタマーサービス職が約5倍、部門別コースが10~30倍と予想。就職難易度はやや難・ふつう・やや易のいずれかに相当。

採用人数に関しては、すべて合わせると約600人ほどでここ数年は推移。

証券会社の中でも大手企業で特に多い人数。エントリー数は相当な数に上るものの、募集人数が数百人単位という大量採用になっているため、倍率自体はそれほど高いものにはならない。

とはいえ、それでも応募する人の数が圧倒的に多いため、決して入社が簡単であるとは言えない。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★ 30倍、やや難
エリア総合職 ★★★ 20倍、ふつう
カスタマーサービス職 5倍、易
部門別コース (部門で異なる)

総合職、エリア総合職、カスタマーサービス職それぞれの就職難易度はこのような形になる。

部門別コースは、インベストメント・バンキング業務、セールス&トレーディング、フィナンシャル・テクノロジー、リサーチ業務、IT業務で異なる。

人気度が高いのは総合職。給料水準が最も高いことから、採用人数に対して多くの学生がエントリーする。

倍率および就職難易度は野村證券と類似。SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券よりはハイレベル。

《参考:金融業界(銀行/証券/保険)の就職難易度の一覧! 偏差値をランキング化

総合職の倍率は30倍、難易度は「やや難」

競争が激しい総合職(オープンコース)

大和証券の総合職の倍率は約30倍と予測。就職難易度は「やや難」と判断。

全国転勤があって海外への赴任もあるこの職種は、大和証券の看板的な存在。

出世のスピードが早いこともあって、35歳前後には年収が1,000万円に到達する社員が大半。

グローバル・マーケッツ部門、リサーチ部門、グローバル・インベストメント・バンキング部門、本社部門いずれも違いはない。

そして、大和証券は証券会社の中では業界第2位。野村證券に次いで、証券を目指す学生たちが第一志望とする企業になりやすい。

証券に興味関心がある学生のみならず、銀行・保険といった金融業界全般を志望している学生も受けてくる。

こうした事情により、大和証券の中でも総合職は特に倍率が高め。あくまでも予想ではるものの、30倍と推定。

就職難易度は「やや難」との表現が妥当と判断。内定獲得は本当に優秀な人材しかできないことだろう。

エリア総合職の倍率は20倍、難易度は「ふつう」

難易度がやや下がる総合職エリアコース

大和証券のエリア総合職の就職難易度は「ふつう」。倍率は約20倍と推定。

特定の地域内での引っ越しが必要な転勤がある一方、地域外への転勤はない職種。

例えば、首都圏でブロック限定で入社した社員は、県外への転勤はあっても、近畿地方への転勤はない。

希望部署に関係なく、全国転勤のある総合職に比べると人気度は下がる。採用人数がかなり多く、さらに応募者のほとんどが女性であり、男子学生の応募が少ないことも影響。

ゆえに、就職難易度は通常の総合職よりも低い。倍率も高くても20倍程度と考える。就職難易度は大手企業の中では「ふつう」に相当。

部門別コース

オープンコースと呼ばれる「総合職」「エリア総合職」の他に、大和証券では部門別コースも新卒採用を実施。

総合職に相当するものの、専門分野に特化した部署への配属が基本。専門職に近い。

応募する学生は人数的に限られやすいが、採用人数そのものも少ないため、入社は決して容易ではない。

インベストメント・バンキング業務

インベストメント・バンキングコース

インベストメント・バンキングコースはソリューションの提案、債券・株式などの引受、M&Aアドバイザリーなどの投資銀行サービスを提供。

専門分野として、経済学部等に在籍する特定の学生しか応募しないものの、倍率そのものはオープンコースとほぼ同じと予想。

したがって、倍率は約30倍、就職難易度は「やや難」に相当。

セールス&トレーディング

グローバル・マーケッツコース

セールス&トレーディングは、投資信託委託会社や信託銀行、投資顧問会社、生命保険会社、損害保険会社、年金基金、公的金融機関などの機関投資家を対象に営業を行う職種。

倍率そのものは約30倍が相場で、就職難易度は「やや難」に相当。

部門別コースの中では最も学部学科不問で、誰でもエントリーできる。

リサーチ業務(アナリスト、エコノミスト等)

リサーチコース

リサーチコースは、アナリストやエコノミスト等のリサーチャーとなる部門。

社内のシンクタンクのような存在。政治や経済に強い興味関心のある学生が応募。

学部学科は主に法学部と経済学部出身者が多い印象。

同様に倍率は約30倍、就職難易度は「やや難」と判断。

フィナンシャル・テクノロジー

金融工学専攻向けのフィナンシャル・テクノロジー

フィナンシャル・テクノロジーの倍率は部門別コースでは最も小さいと予想。推定倍率は10倍、就職難易度は「やや易」と判断。

実際に応募できるのが金融工学を大学または大学院で携わっている学生にほぼ限られる。

金融商品開発、モデル開発、リスク管理等に関する業務になるため、専門的な知識が要求される。

IT業務(システム企画・開発、ITコンサルティング等)

情報工学専攻向けのIT業務

IT業務も部門別コースの中では比較的不人気。システム企画・開発、ITコンサルティング等に携わるため、専門的な知識が要求されるためである。

推定倍率は10倍、就職難易度は「やや易」と判断。

実際に応募できるのが情報工学などの理系の一部の学部学科に在籍する学生のみ限られる。

まとめ

大和証券の倍率は何倍くらいになっているのか、就活中の大学生にとって、特に金融業界・証券業界を目指している人にとってはとても気になる情報だろう。

同じ証券会社であっても超有名の大手企業から地方の会社までさまざまであるが、今回のテーマである大和証券は大手の代表格といっても過言ではない。

採用人数に大して応募者数はかなり多く、倍率が高くなるのは避けられない。

売り手市場といわれる時期であっても、大和証券のような大手証券業界の場合はいつでも買い手市場となってしまう。

《参考:大和証券の採用大学を公開! 学歴フィルターは総合職で顕著

ES選考の時点で総合職は30倍くらい!

エントリーシートによる書類選考

大和証券の新卒採用の倍率についてだが、マイナビなどのナビサイトにおける「プレエントリー」の時点では50倍を超えるかもしれない。

しかし、実際にはその全員がエントリーシートを提出するわけではない。

ESを提出した人に限った場合、倍率は約20~30倍程度であると予想される。就活市場の中では競争率が高いのは事実。

大和証券では、職種として「総合職」、「エリア総合職」、「カスタマーサービス職」の3つに分けられている。選考はそれぞれ別々に行われる。応募するにあたっては、いずれか1つを選ぶこととなる。

最も人気が高いのはやはり総合職。こちらは全国転勤のある職種であり、女性よりも男性の方が多い。転居を伴う異動がある反面、出世のスピードは速い。給料の水準も良く、早ければ30代後半には年収1000万円を超える可能性も大きい。

倍率は30倍程度になると思われる。給料面や出世のスピードを重視する学生は総合職を希望するため、競争も激しくなっている。

エリア総合職・部門別コースは20倍くらいか?

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一方、転居を伴う異動が原則としてないエリア総合職と、仕事の内容が専門的になる部門別コース(専任職)については、倍率は総合職よりは若干下がる。

年にとって変わってくるとはいえ、約20倍程度が平均的と考えられる。

エリア総合職は自分が今住んでいる地域で働けるというメリットがある一方、給料の面では総合職よりも劣る。年収も標準または少し上という程度に収まる。

出世のスピードもやや遅い。総合職の方がより多様な業務内容に携わるため、早期に役職に就くケースも多いのが特徴である。

性別については、男性よりも女性の方が多い傾向にある。自宅から通勤したいという例が多いためだと考えられる。

就職難易度はやや低いとはいえ、それでも大手企業ということで内定を獲得するのは決して容易なことではない。

優秀な人材であると判断されない限りは、すぐに不採用となってしまうのは変わらない。

試験や面接対策を十分に行っておくことは、少しでも内定の可能性を高めるためには欠かせない。

部門別コース(専任職)は文系が対象の部門は難易度が高い。逆に理系を対象とする部門では低め。

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