金融業界(銀行/証券/保険)の就職難易度の一覧! 偏差値をランキング化

金融業界(銀行/証券/保険)

金融業界の就職難易度(偏差値)は、日銀、国際協力銀行、日本政策投資銀行が偏差値75、東京証券取引所、三菱UFJ国際投信、日本証券金融、アセットマネジメントOne、農林中央金庫、日本政策金融公庫が70、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行(メガバンク3行)、ゆうちょ銀行、東京海上日動火災保険、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、日本生命、第一生命、明治安田生命、三井住友海上、損保ジャパン、野村證券、大和証券が60と続く。

政府系金融機関や外資系企業金融機関を中心に採用選考のレベルが高い。

近年は「金融=激務」として不人気になりつつあるといわれている。しかし、上位勢を中心にまだまだ絶大な人気を誇る。

一方、地銀はかなり簡単な傾向。倍率が2倍以下というところもあるほど。


金融業界(銀行、証券、保険)の就職偏差値一覧

金融業界(銀行、証券、保険)の就職偏差値
偏差値 会社名
75 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン・チェース、ドイツ銀行、UBS AG、UBS Group AG、メリルリンチ、クレディスイス バークレイズ証券、BNPパリバ銀行
70 東京証券取引所、日本証券金融、三菱UFJ国際投信(旧国際投信投資顧問)、三井住友DSアセットマネジメント、アセットマネジメントOne、農林中央金庫、日本政策金融公庫、シティグループ、AIG、
65 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友トラスト・アセットマネジメント、日興アセットマネジメント 、東京海上日動火災保険、日本生命、第一生命、明治安田生命、三井住友海上、損保ジャパン、野村證券、大和証券
60 JA共済、商工中金、信金中央金庫、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、ゆうちょ銀行、かんぽ生命、大同生命、ソニー生命保険、ソニー損害保険、あいおいニッセイ同和損保、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、松井証券
55 中央労働金庫、横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、福岡銀行、イオン銀行、オリックス、SBIホールディングス、東海東京証券
50 関西みらい銀行、大樹生命保険(旧三井生命)、朝日生命保険、太陽生命保険、岡三証券、マネックス証券、GMOフィナンシャルホールディングス
45 北陸銀行、北洋銀行、常陽銀行、足利銀行、八十二銀行、中国銀行、伊予銀行、山口銀行、七十七銀行、広島銀行、西日本シティ銀行、東邦銀行、南都、池田泉州銀行、大垣共立銀行、百五銀行、滋賀銀行、北海道銀行、第四銀行、スルガ銀行、武蔵野銀行、肥後銀行、紀陽銀行、百十四銀行、山陰合同銀行、鹿児島銀行、岩井コスモ証券、丸三証券、ジャフコグループ
40 北國銀行、岩手銀行、山梨中央、阿波銀行、大分銀行、四国銀行、きらぼし銀行、十八親和銀行、秋田銀行、北越銀行、千葉興業銀行、青森銀行、筑波銀行、宮崎銀行、福井銀行、佐賀銀行、山形銀行、琉球銀行、みちのく銀行、沖縄銀行、三重銀行、清水銀行、荘内銀行・北都銀行、但馬銀行、北九州銀行、東北銀行、筑邦銀行、富山銀行、FPG、藍澤證券、水戸証券、いちよし証券、アストマックス、マーキュリアインベストメント、ヒロセ通商、マネーパートナーズ、東洋証券、第一商品

基本的にすべて総合職の就職難易度を示す。

金融業界はあらゆる業種の中でも採用人数はかなり多い、多い所なら100人以上、中規模でも50~100人ほど。しかし、知名度が高い分、応募者数も相当な人数になる。

書類選考の時点で倍率が数十倍に達する。効率的に選考を進めることを目的に大学名で選抜する「学歴フィルター」も取り入れられているとみられている。

メガバンクや大手証券会社、保険会社は基本的に「買い手市場」。常に応募者が過剰気味。逆に子会社や地銀は人手不足が深刻で、新卒採用でも「売り手市場」の傾向。

偏差値75

偏差値75

金融業界の中でも特に就職難易度が高いのは日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン・チェース、ドイツ銀行、UBS AG、UBS Group AG、メリルリンチ、クレディスイス バークレイズ証券、BNPパリバ銀行。偏差値75に該当。

いずれも政府系または外資系の金融機関。国内の場合、日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行が該当するが、いずれも国家公務員並みの就職難易度。

そして、権限の面でも民間の金融機関を超える。国の機関ということで、業績が低下するリスクもほとんどなく、かなり安定している。

銀行などへの就職を考えている学生に加え、省庁(公務員)を目指している学生も少なからず応募する。ゆえに倍率は跳ね上がる。

外資系金融のゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン・チェース、ドイツ銀行、UBS AG、UBS Group AG、メリルリンチ、クレディスイス バークレイズ証券、BNPパリバ銀行もまた、就職難易度は最難関。

これらも金融業の中でも特に業績も安定している。さらに、給料水準もかなり高い。20代で年収1,000万円を軽く超える人が続出する世界。

エリート中のエリートだけが就職できる企業。

内定獲得のためには運の要素が不可欠。人物面だけではとても採用されるのは難しい。そもそも大多数は書類選考で落とされる。面接まで行ける人ですら勝ち組に入るほどだ。

偏差値70

偏差値70

偏差値70には、東京証券取引所、日本証券金融、三菱UFJ国際投信、三井住友DSアセットマネジメント、アセットマネジメントOne、農林中央金庫、日本政策金融公庫、シティグループ、AIGの8社が入る。

国内であれば、東京証券取引所、日本証券金融、三菱UFJ国際投信、三井住友DSアセットマネジメント、アセットマネジメントOne、農林中央金庫、日本政策金融公庫が該当するが、こちらも政府系の機関または民間でもシンクタンクに該当するところが該当。

東京証券取引所、日本証券金融、農林中央金庫、日本政策金融公庫は法律に基づいて設置されている期間または民間でも実質的に競合他社を持たない市場独占企業。

三菱UFJ国際投信、三井住友DSアセットマネジメント、アセットマネジメントOne(みずほFGと第一生命が出資)はメガバンク系列の資産運用会社。営業による売上を達成して営利活動する企業ではない。

このような性質もあって、大学生の間では人気が高い。

外資系金融では、シティ銀行をはじめとするシティグループ、AIGが該当。世界的な大手金融機関ということで、国内からも多数の学生が応募。

金融業を目指している人だけでなく、公務員や独立行政法人を目指している学生たちが殺到する。倍率は100倍またはそれ以上という世界になると推定。

就職難易度は相当高く、運がよかった人達だけが内定を獲得できる。

偏差値65

偏差値65

偏差値65には、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友トラスト・アセットマネジメント、日興アセットマネジメント 、日本生命、第一生命、明治安田生命、三井住友海上、東京海上日動火災保険、損保ジャパン、野村證券、大和証券の15社が入る。

日本国内では有名なメガバンク3行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)や大手証券会社(野村證券、大和証券)、保険会社(東京海上日動火災保険、日本生命、第一生命、明治安田生命、三井住友海上、損保ジャパン)がここにランクイン。

民間の銀行・保険・証券を目指している学生であれば、まずはこれらの会社には確実にエントリーするのではないか。

勤務地の条件などでローカルの地銀等に絞っている人以外であれば、上記の金融業のいずれかには少なくとも応募するはず。

日本を代表する民間の金融業ということで、倍率は相当なレベルになる。幹部候補の総合職となれば、30~50倍かそれ以上にはなると予想。

資産運用会社の三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友信託銀行系列)、日興アセットマネジメント(同)も偏差値65に入る。

もちろん、一般的な上場企業と比較しても就職難易度は高く、比較的知名度が高い大手企業並みの水準。優秀な人材でなければ内定は獲得できないのは間違いない。

全国から応募者が多く集まり、優秀な人材でなければ内定は獲得できない。偏差値65が妥当だと判断。

偏差値60

偏差値60

偏差値60には、JA共済、商工中金、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、ゆうちょ銀行、かんぽ生命、大同生命、ソニー生命保険、ソニー損害保険、あいおいニッセイ同和損保、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、松井証券がランクイン。

メガバンクほどの知名度が高い金融業ではないものの、会社名は何となく聞いたことがあるという人が多いのではないか。

会社規模では偏差値65クラスの会社に比べると小規模であるが、いずれも特定の地方のみに展開するところではなく、全国展開する大企業。

メガバンクや大手証券・保険が第一志望であるが、第二志望の就職先としてエントリーする学生が結構多い。

倍率は30倍程度が相場と予想。偏差値60がここに該当。

偏差値55

偏差値55

偏差値55には中央労働金庫、横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、福岡銀行、イオン銀行、オリックス、SBIホールディングス、東海東京証券が入る。

地銀トップ勢、労働金庫の代表格、ネット銀行大手がこのクラスに入る。

管轄エリアは各社によって異なるものの、知名度そのものは全国的に高いわけではない。特に金融業として代表するほどのイメージはやや弱い。

中央労働金庫は労働金庫のトップ。通常の銀行とは違って、労働組合(労組)や生活協同組合(生協)などが会員となり、会員が出資を行い、会員へのサービスを目的とする機関のため、非営利組織なのが特徴。

性質的には民間企業よりも公務員に近い。少なくとも大学生の間での知名度は低いが、非営利組織としてやや人気があるのは確か。

横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、福岡銀行は地方銀行の中でも業界トップクラスに入る銀行。大都市圏の立地のため、応募する学生数が多い。

イオン銀行、オリックス、SBIホールディングスはネット銀行を中心とする金融業。IT企業の性質もある。

東海東京証券は証券会社だが、野村証券や大和証券、SMBC日興証券などに比べると規模が小さく、その分人気度は低め。

いずれも、簡単で誰でも入れるというわけでは決してない。

偏差値50

偏差値50

偏差値50には、関西みらい銀行、大樹生命保険(旧三井生命)、朝日生命保険、太陽生命保険、岡三証券、マネックス証券、GMOフィナンシャルホールディングスが入る。

いずれも一般的な人達はあまり聞いたことがないところ。

関西みらい銀行こそは、近畿大阪銀行と関西アーバン銀行が合併してできた銀行で、りそなグループと三井住友銀行が出資する。知名度は関西圏では高いものの、全国的にはそれほど低め。

大樹生命保険(旧三井生命)、朝日生命保険、太陽生命保険も保険業界では「中堅」であり、「大手」ではない。

岡三証券、マネックス証券、GMOフィナンシャルホールディングスも証券業界では同様の中堅会社。

会社規模から、一般的な上場企業並みの就職難易度。偏差値50という表現が該当。

就職難易度の全体的な傾向

金融業界という一括りでも、あるいは銀行・保険・証券という小分類の中でも、実際には各社によって大きく異なる。

基本的に、就職難易度は会社の規模と知名度、市場の独占の有無に比例する。

そして、営業エリアが大都市圏であるところほど会社の規模が大きい。

特定の地域を営業エリアとする金融業でも、銀行・保険・証券の就職偏差値は首都圏や関西ほど難易度が高く、田舎ほど低い傾向。

政府系は超難関

政府系金融

金融業の中でも、政府系または公務員の性質が大きい会社は就職偏差値がかなり高い傾向。

具体的には、日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、東京証券取引所、日本証券金融、農林中央金庫、日本政策金融公庫。

いずれも通常の民間企業のような競合相手を持たない。政府や役所の影響を大きく受ける機関でもある。

テレビCMを放映しているところではなく、一般的な知名度もそこまで大きくはないところもあるが、就職先としての人気度はトップクラス。

外資系は給料の高さから超難関

外資系金融

外資系金融も政府系の金融機関並みに就職難易度は超難関。

具体的には、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン・チェース、ドイツ銀行、UBS AG、UBS Group AG、メリルリンチ、クレディスイス バークレイズ証券、BNPパリバ銀行、シティグループ、AIGを指す。

いずれも20代で年収1,000万円を達成できる可能性が大きい会社。

ただ、就活そのものは日本国内の学生だけで争われるのではなく、世界規模で争われる。

しかも、日本国内の企業とは違って「新卒一括採用」を行っているわけではなく、中途採用との区別がない。

ゆえに、大学生たちによっては有利な環境ではない。これが就職難易度をさらに押し上げている。

メガバンクは総合職のみ難関

メガバンク3行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)

金融業界の代表的な存在として最もイメージしやすいのがメガバンク3行ではないか。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行がこれに当たる。

いずれもテレビCMは放映していて、知名度はピカイチ。大学生でも知らない人は相当少ないはず。

ただし、メガバンクでも就職が超難関なのは総合職のみ。幹部候補としてかなり人気が高い職種。

一方のエリア限定職や一般職はそれほど難関ではない。採用人数が多いこと、世間一般が想像するほど給料が高くないことが影響。

保険会社の東京海上日動火災保険、日本生命、第一生命、明治安田生命、三井住友海上、損保ジャパンも同じ傾向。

証券会社の野村證券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券も同じ傾向。

地銀は簡単

地銀

そして、銀行の中でも最近は再編の傾向がある地方銀行や中堅の保険会社や証券会社。

地銀は全国各地に数多く点在するが、いずれも就職難易度は低い。「売り手市場」気味で近年は推移する。

大都市圏の学生があまり応募しないこと、「地方で働きたくない」と考える学生が多いこと、あるいは「銀行=激務」として敬遠する学生が増加していることが影響。

横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、福岡銀行などの大都市圏の地銀こそは就職難易度はそこそこ高いレベルだが、そうではない地方部の地銀となれば、総合職でさえも倍率は2,3倍にとどまることもある。

中堅規模の保険・証券に関しても同じことが言える。