外資系企業の就職の学歴フィルター事情! 出身大学の重要性を調査

外資系企業での出身大学の重要性

外資系企業への就職において出身大学はどれくらい問われるのか、学歴フィルターの事情について調査してみた。

海外企業だと日本国内の大手企業と比べて大学名は全く関係ないという意見が少なくない。しかし、実際に就職する人たちは本当に所属していた大学の偏差値は様々なのか。

業界によっても異なるのは確か。しかし、全体的にみるとそれが疑わしいと言わざるを得ない。


業界別の外資系の学歴フィルターの強弱

<該当する主な放送局>
業界 学歴フィルターの可能性
コンサルティング ★★★★★
金融 ★★★★★
製造業 ★★★★
IT ★★★
広告 ★★
卸売・小売 ★★
航空・海運・物流 ★★★

外資系企業という括りの中でも実際には業界によって違いが見られる。日本の新卒採用でも出身大学が重要になるところもあれば、そうでもないところもある。

傾向としては、就職難易度が高くて倍率が上がる企業ほど学歴フィルターの事情が厳しいと感じる。

戦略コンサルティング、金融系は出身大学が難関大学でないとなかなか採用されない。一方のIT、高速、卸売小売業はそれほどではない。

コンサルティング、金融

難関大学が有利な外資系コンサルティング、金融

外資系の戦略コンサルティング、金融になると学歴フィルターがあると判断してよいと考える。採用実績校は旧帝大や早慶上智のような偏差値が高い大学が多く載せられている。

マッキンゼーやアクセンチュア、KPMGコンサルティングなどのコンサルティング企業は特に有名かつ人気だが、いずれも採用されるのは学力が高い学生ばかり。

ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、AIGといった銀行・保険・証券会社もまた採用されるのは偏差値が高い大学に所属する学生ばかりで、学生が問われる。

中堅以下の大学になると採用される人の数はかなり少ない。ゼロではないとしても、割合的には相当に低い。

難関大学の出身者が有利になるのは避けられない。決して日本国内の企業だけに当てはまることではないと判断できる。

IT、製造業、物流

学歴フィルターが弱い外資系企業

一方でIT、製造業、物流に関する外資系企業では学歴フィルターの傾向はやや弱まる。必ずしも難関大学に所属する学生だけが内定を獲得するわけではない。

無名の大学で偏差値がそれほど高くはないところからも採用される人は採用される。

IT企業の例を挙げると、Google、Apple、日本IBM、日本マイクロソフト、アマゾンジャパンなどが代表的だ。

製造業はP&G、ユニリーバ、ネスレ、ジョンソンエンドジョンソン、デュポン、GEジャパンなどが有名。

物流は航空会社、航空貨物、海運などに分かれるが、FedEX、DHLなどが有名。

いずれも出身大学はコンサルティングや金融業と比べると外資系企業という括りでは同じでも問われる可能性は下がる。

学歴フィルターの基準と目安

外資系企業でも学歴フィルターがある会社の場合、具体的な基準と目安は次のようになる。

安全度 主な大学
余裕でクリア(旧帝大クラス) 旧帝大・東工・一橋・神戸など

早稲田・慶應・上智

概ねクリア MARCH・関関同立

上位ランクの国公立大

厳しいかも 日東駒専・産近甲龍の各校

地方の公立大学

参照:就職の「学歴フィルター」、大学名でのボーダーラインの基準とは!?

外資系企業でも日系企業でも、出身大学に対する評価の違いはそう変わらない。そもそも学力のある人は難関大学に所属するため、結果的に内定者も偏差値が高い大学に偏る。

有利になる難関大学

外資系でも有利な旧帝大と早慶上智

学歴フィルターが強い外資系企業への就職で学歴フィルターを余裕で通過できる大学といえば、旧帝大・早慶クラスが主流。

<旧帝大クラスの国公立大学>

  • 北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大の7帝大
  • 東工大・一橋大・神戸大

これらの大学が「旧帝大」またはこれらに近い難関国立大学に該当する。

<早慶上智の私立大学>

  • 早稲田大学
  • 慶応義塾大学
  • 上智大学

早慶上智は早稲田・慶応義塾・上智の3校である。

この辺りならどんな局面でも「学力が高い」と判断される基準を十分に満たしている。

MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)や関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命館大)、あるいは上位クラスの国公立大(千葉大、埼玉大、横国大など)でも概ねクリアできる。

こちらも特に問題はないが、割合的にみると最上位クラスと比べると多少劣るのは否定できない。外資系金融、コンサルティング会社は特にそうなる。

ただし、面接からは出身校は関係ない。人間性とその会社での仕事に向いているかどうかが判断される場となる。

外資系企業なら人間性もかなり問われ、それに欠ける人は高学歴でもあっさり不採用になってしまう。

中堅以下の大学

中堅以下の大学になると、どうしても学歴フィルターに引っかかる確率が上がり、出身大学の名称だけで不採用になることもあり得る。

より効率的に優秀な学生をターゲットにしようとすると、大学名で振るいにかける手段を取るようになりやすい。外資系企業でも日系企業とこの点では変わらない。

これが「学歴フィルター」と呼ばれる手法だが、偏差値は高くない学校に所属する人にとって不利になる原因である。

「中堅」に当たる具体的な大学としては、日東駒専・産近甲龍の各校が1つの目安になる。明確な定義はないものの、この辺りの大学はふつうレベルといえる。

地方の国公立大学についても、都道府県の県庁所在地に立地する国立大学(駅弁大学)は学歴フィルターで落とされるリスクが低い。

ただし、外資系企業の多くが東京をはじめとする大都市部に立地することが多い。数を見るとやはり都市圏にある難関大学の学生が内定者の中で大きな割合を占める。



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