ゴールドマンサックスの新卒採用の倍率は100倍超! 就職難易度を公開

ゴールドマンサックス

ゴールドマンサックスの新卒採用の倍率は約100倍かそれ以上になると予想。就職難易度は「最難関」に相当。

金融業界では最も入社が難しい企業。日系金融機関のどこよりも内定獲得が困難で、外資系金融の中でもトップ。

採用人数に関しては、すべての職種・部門合わせると約50人ほどとの事。これは日本国内(東京勤務)だけの数値との事だが、一般的な国内の金融機関に比べると大幅に少ない。

銀行、保険、証券会社のいずれも業界首位級の企業であれば、新卒採用では200人以上は採用する。ゴールドマンサックスはそう考えるとかなり少ない。


職種・部門ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
投資調査部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関
オペレーション(業務統括本部) ★★★★★ 50倍、かなり難
コントローラーズ部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関
リスク・マネジメント部門 ★★★★★ 50倍、かなり難
法務部門 50倍、かなり難
コンプライアンス部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関
内部監査部門 ★★★★★ 50倍、かなり難
人事部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関
コーポレート・アンド・ワークプレース・ソリューション部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関
財務部門 ★★★★★+ 100倍超、最難関

ゴールドマンサックスにて新卒採用を実施している職種・部門それぞれの就職難易度はこのような形になる。

基本的に文系向けで、かつ専門的な知識を必要としない職種ほど倍率は高いと判断。

一方、金融工学のような専門的な知識が必要となり、専攻分野が指定されている部門は比較的入りやすい。とはいえ、日系企業に比べると遥かに難しいことには変わりない。

《参考:金融業界(銀行/証券/保険)の就職難易度の一覧! 偏差値をランキング化

投資調査部門

投資調査部門

投資調査部門の倍率は100~200倍と予測。就職難易度は「最難関」と判断。

投資調査部門は、世界の主要な国々のマクロ経済調査、および数多くの企業を対象にした企業調査を行う職種。

新卒での入社の際には、特に専門的な知識が必要とされるわけではない。

これにより多くの人が応募しやすい部門となり、ゴールドマンサックスの中でも倍率が高め。あくまでも予想ではるものの、100~200倍にはなると推定。

就職難易度は「最難関」との表現が妥当と判断。内定獲得は本当に優秀な人材しかできないことだろう。

オペレーション(業務統括本部)

オペレーションは、投資銀行業務やトレーディング業務、資産運用業務、リスクマネジメント、リスクコントロールを行う職種。

倍率は約50倍と予測。就職難易度は「かなり難」と判断。

投資銀行業務やトレーディング業務、資産運用業務は主に文系、リスクマネジメント、リスクコントロールは主に理系。

「文系」こそは特に学部学科の明確な指定はないものの、「理系」は金融工学に関する専攻分野が求められる。

リスクマネジメント、リスクコントロール業務は特に高度な金融工学に関する知識が求められるため、まったくの素人は敬遠される。

特定の学生の中での競争になるため、倍率はオペレーション(業務統括本部)全体では50倍程度になると推測。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と考える。

コントローラーズ部門

コントローラーズ部門

コントローラーズ部門自社およびファンドの財務・管理会計・報告や、金融商品の保有状況および収益管理と時価評価の検証を行う職種。

求められる専攻分野は特になく、基本的には文系の学部全般から採用される。

これにより多くの人が応募しやすい部門となり、ゴールドマンサックスの中でも競争は激化。100~200倍にはなると推定。

就職難易度は「最難関」との表現が妥当と判断。内定獲得は本当に優秀な人材しかできないことだろう。

リスク・マネジメント部門

リスク・マネジメント部門

リスク・マネジメント部門は、ゴールドマン・サックスの信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクなど様々なリスクの管理、評価、分析を行う部門。

倍率は約50倍と予測。就職難易度は「かなり難」と判断。

公式ウェブサイトでも「数理的思考能力に加えて細部への鋭い注意力のある人、さらに周囲と協力しチームで働くことのできるコミュニケーション能力をもち、かつ金融市場に強い興味のある人材を求めています。」と記載。

高度な金融工学に関する知識を持つ金融工学系を卒業する学生が対象で、大卒(学部卒)ではなく院卒が採用の対象。

理系かつ院卒という特定層をターゲットとしていることから、倍率はゴールドマンサックスの中でも比較的低い。それでも就職難易度は「かなり難」には相当。

法務部門

法務部門

法務部門はグローバルでの採用となる。したがって、日本国内の学生を対象とするだけでなく、全世界から採用する形を取っている。

倍率は日本国内だけでの採用ではないため、倍率は不明。それでも就職難易度は「かなり難」に相当するのではないか。

求める人物像として、下記のように記載。

Who We Look For

We hire analysts, legal business services (LBS) professionals/paralegals and assistants. Our analyst program welcomes people from a variety of academic backgrounds and personal interests. Ideally, you should be interested in legal issues and the interaction of finance and the law, but a background in law and/or finance is not a prerequisite.

Goldman Sachs | Legal – Who We Look For

世界各国の法律系の専攻分野に所属する学生が応募する。

コンプライアンス部門

コントローラーズ部門自社およびファンドの財務・管理会計・報告や、金融商品の保有状況および収益管理と時価評価の検証を行う職種。

入社の時点では特に専門的な知識が必要としない部門のため、これにより多くの人が応募しやすい部門となり、ゴールドマンサックスの中でも競争は激化。100~200倍にはなると推定。

人事部門

人事部門は日系企業と同じく特に専門的な知識が必要としない部門。

金融以外の一般的な企業と同じように採用活動や社員の研修、人事評価を行う。

倍率は100~200倍にはなると思われ、就職難易度は「最難関」に相当。

コーポレート・アンド・ワークプレース・ソリューション部門

コーポレート・アンド・ワークプレース・ソリューション部門は「総務」に相当する。

こちらも求められるスキルは特に指定はなく、文系のあらゆる学部から採用されると考える。

ゆえに、倍率は100~200倍にはなると思われ、就職難易度は「最難関」に相当。

財務部門

財務部門は、金調達や流動性リスクの管理、資本政策の策定を行う部門。

簿記などのある程度の知識は求められるものの、特定の学生層を狙った部門ではない。

倍率は10倍にはなるという印象。就職難易度は「最難関」に相当。

まとめ

ゴールドマンサックスは外資系金融の中でも最も難しい就職先。

日本国内のすべての金融機関よりも就職難易度が高い。平均年収が3,000万円以上になり、世界でも有数の給料が極めて高い企業。

この年収の高さに憧れて多くの大学生も就職を希望する。

近年は金融業界はどこも不人気になりつつあるといわれているが、外資系金融は話が別。その中でもゴールドマンサックスは常に大人気。

《参考:ゴールドマンサックスの採用大学を公開! 学歴フィルターは総合職で顕著

ほとんどはWebテスト(SPI)で不採用

ゴールドマンサックスで最も難しいのは面接ではなく、Webテスト(SPI)であると言われている。

応募者の9割はこのWebテストで不採用になるという噂も流れているほど。

非常に高い学力が求められ、旧帝大や早慶の学生でさえも落とされてしまうほど。

理系はSPIに加えてHackerRank(テクノロジースキル、数学を試す英語オンラインテスト)の試験も課せられる。

単に理工系学部に所属しているからといって書類選考と筆記試験を簡単に通過できるわけではない。

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