阪大外国語学部の序列! 各専攻語を偏差値ごとに順位化

阪大外国語学部

大阪大学外国語学部の序列に関して、各専攻語(全25言語)を入試難易度を示す指標である偏差値ごとにランク分けする。

同じ学部ではあるものの、ヒエラルキーとも言える存在がある。難関から穴場もある。

英語専攻をはじめとする欧米言語は比較的上位に入る一方、アジア・アフリカ系の言語は下位になりやすい。


外国語学部の各専攻語

阪大外国語学部の専攻語別序列
レベル(序列) 専攻語
トップ 英語
上位 中国語、朝鮮語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語
普通 アラビア語、トルコ語、ロシア語、インドネシア語、タイ語、デンマーク語、スウェーデン語、日本語
下位 スワヒリ語、ハンガリー語、ベトナム語、フィリピン語、ヒンディー語
底辺 ウルドゥー語、ビルマ語、モンゴル語、ペルシア語

※上記の表は入試の偏差値および合格難易度だけを基に序列化。特定の学部学科を否定するものでは決してない。

他の大学で各レベル(序列)を換算すると以下のようになる。

  • トップ:大阪大学の他の文系学部
  • 上位:名古屋大学、東北大学、神戸大学
  • 普通:北海道大学、九州大学、筑波大学、千葉大学
  • 下位:横浜国立大学、東京都立大学
  • 底辺:大阪市立大学、京都府立大学、東京都立大学、名古屋市立大学

マイナー言語を中心に、旧帝大どころか大都市公立大学並みの合格難易度になる。

トップ

トップに君臨するのは何となく想像は付くが、完全に英語専攻。

外国語を勉強するという面でまず誰もが想像するのが英語。最も偏差値が高くて入試での難易度が高い。

高校生の時点ですでに得意な教科という人もいるはず。イメージも沸きやすい。

世界共通語という立ち位置もあって、英語専攻を希望する人がかなり多い。

学生の傾向としては、上位専攻語ほど志望理由が「〇〇語を勉強したいから」のような本来あるべき姿の声が多い。

上位

次にランクインするのが、中国語、朝鮮語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語の各言語。

これらもメジャーな言語。誰もがどこの国でどのような文字を使っているのかがわかる言語である。

外国語を勉強する上で何となくではあるがイメージが付く。

結果として、大学受験を迎える高校生の中でも志願者数が多め。偏差値もその分高い数値。

阪大の文・人科・法・経という他の文系学部よりは偏差値が若干低いが、それでも旧帝大の範囲には入る。

神戸大学の文系学部と同じくらいではないか。(ただし英語重視の配点で事情が異なる)

普通

真ん中辺りに入るのが、アラビア語、トルコ語、ロシア語、インドネシア語、タイ語、デンマーク語、スウェーデン語、日本語の各言語。

こちらも比較的メジャーな言語ではあるが、世界的にメジャーではない、または文字がよくわからないというイメージが付いている言語がある。

結果として、大学受験を迎える高校生の中でも志願者数が若干少なめ。偏差値もその分低め数値。

阪大の中でも偏差値の低さが目立ってくる。

それでも偏差値では同じ旧帝大の九州大学、北海道大学とは同じくらいの難易度。

入試科目が各大学・各学部学科によって異なるため単純比較は難しいが、まだ入りやすい学部とは言えない。

下位

やや低めの下位に入るのが、スワヒリ語、ハンガリー語、ベトナム語、フィリピン語、ヒンディー語の各言語。

こちらも完全にマイナー言語。どこの国で使われているのかが一般人にはわからないものが目立つ。

結果として、大学受験を迎える高校生の中でも第一志望と考える人が少なく、偏差値もその分低い。

同ランク帯の他の大学を挙げると、横浜国立大学、東京都立大学(旧首都大学東京)辺りではないか。

同じ旧帝大の九大、北大にも及ばない。阪大の中でも穴場と表現されるところになる。

実際に合格して入学する学生も、「センター試験で点数が低かったから」「一応旧帝大だから」といった理由の人が割合的に多くなってくる。

初めてから該当する言語を学びたいという内容よりも、阪大ブランドという大学のネームバリューを求めた内容が目立つ。

底辺

底辺と言えば、ウルドゥー語、ビルマ語、モンゴル語、ペルシア語の各言語。

こちらも完全にマイナー言語。どこの国で使われているのかが一般人にはわからないものが目立つ。

同ランク帯の他の大学を挙げると、大阪市立大学、京都府立大学、東京都立大学、名古屋市立大学。

阪大どころか外国語学部の中でも穴場。これは大阪外大時代から変わらない立ち位置。

該当する言語を学びたいという意思を持つ学生は少ない印象。

賛否両論はあるが、単に阪大ブランドを狙った入学が多い。

そもそも外国語学部は入りやすい

穴場学部

大阪大学といえば、東大・京大の次ぎ偏差値が高い難関大学。旧帝大でもあり、誰もが優秀だと判断する大学。

そんな中、外国語学部だけは比較的入りやすい。偏差値が他の学部学科に比べて低いため。

「旧帝大でも受かりやすい。ただし英語が超得意という条件」

このような表現をされる場合もよくある。

阪大の他学部と比較して

阪大の他の学部学科を見ると、外国語学部との偏差値が大きく乖離しているのがわかる。

大阪大学(文系)の各学部の偏差値

  • 文学部:65.0
  • 人間科学部:65.0
  • 法学部:65.0
  • 経済学部:65.0
  • 外国語学部:57.5~65.0

出典:パスナビ『大阪大学』

他の文系学部の偏差値では、文・人科・法・経どれも65.0。一方で外国語学部は最大値こそは65.0だが、最低値は57.5。

阪大よりワンランク下という順番になる神戸大学の文系学部よりも偏差値が低い専攻語がある。

さらに旧帝大の中では地方部にある九州大学(法:57.5)、北海道大学(文系全部:60.0)と同じくらい。

難関国立大学の筑波大学(社会・国際学群:65.0)や千葉大学(国際教養学部:62.5)よりも下がる言語が目立つ。

大阪市立大学(57.5~60.0)、京都府立大学(52.5~62.5)と比べても変わらない。

なぜこんなに偏差値が低いのか?

偏差値

外国語学部の事情

  • 専攻語ごとに入試が分かれている:マイナー言語は不人気で入りやすい
  • 旧大阪外国語大学:阪大に吸収合併された学部

阪大の中でも外国語学部の一部の専攻語の偏差値が低い理由は2つある。

入試制度

1つ目は、入試の時点で専攻語ごとに分かれているから。

誰もが知っているメジャーな言語であれば、大学で是非学びたいと考える高校生が集まる。志願者数が多ければその分難易度も上がる。

逆に、どこの国の言葉なのか一般人にはわからないマイナー言語だと、大学で勉強したいと考える高校生が少ないため、難易度も下がる。

その結果、言語によっては偏差値57.5という旧帝大としてはかなり低い数値が出ている。

このように、専攻語によって偏差値の格差が大きいのは阪大外国語学部だけではない。類似校である東京外国語大学も同様。

旧大阪外大

2つ目は、かつては「大阪外国語大学」という単科大学だったから。

今のように「阪大」になったのは2007年10月のこと。阪大と大阪外大が合併したことで旧帝大に移行したことが影響。

阪大、つまり超難関国立大学としての歴史が浅いことも偏差値に影響している。