年間休日が120日以上の会社は確かに「ホワイト企業」の基準を満たす。数ある職場の中でも休みが多いところと判断できるレベルといえる。
世の中には休みが週に1日しかないとうなブラックなところも数多く存在する。1年間で休むの日が120日もあるということは、その会社は「完全週休二日制」であるだろう。
土日は休み、あるいはそれと同等の制度が整っていなければまず達成することはできない。
年間休日120日の内訳とは?
内容 | 休みの日数 |
通常の土日 | 2日×52週=104日 |
祝日 | 16日 |
<合計> | 104+16=120日 |
完全週休二日制であり、かつ祝日も休みの場合は年間休日が120日になる。
1年=52週であるため、土日の日数は104日になる。祝日は2018年の場合は16日になる。これらを合計すると120日という計算になる。
1週間に2日の休みが絶対に確保されている場合は、年間休日120日という目標は達成できる。機械製品メーカーである製造業やBtoB向けの商社などでは、これを満たす会社が多い。
参照:【階級別】年間休日の目安とは!? 日数ごとにランク分けすると!
単なる「週休二日制」では達成不可能
1週間でも休みの日数が1日しかなかった場合は単なる「週休二日制」となるが、これでは到底120日は満たせない。
年間休日が120日になるためには、以下の条件を満たして初めて達成できる。
- 完全週休二日制
- 祝日が休みor長期連休あり
- 休日出勤なし
例えば、基本的に土日は休みであるが第一土曜日のみ出勤日となっているような会社の場合、こちらは「完全週休二日制」とは名乗れない。
年間の休みの日数についても、110日程度が限界になる。年末年始・ゴールデンウィーク・お盆で長期連休になり、さらに祝日が休みだとしても計算上は115日程度が限界になる。
したがって、年間休日120日というステータスは「完全週休二日制」を意味すると判断できる。
祝日は出勤日という場合
年間休日が120日とされていても、祝日は出勤日となっている会社も少なくない。例えば、トヨタ自動車や日産自動車、本田技研工業などの自動車業界では祝日は稼働日というカレンダーになっている。
月曜日は祭日となっている三連休であっても、土日のみが休みというカレンダーである。
土日のみが休みとなると、年間休日は104日しか行かない。つまり、それ以外にも別の休みがあることが読み取れる。
内容 | 休みの日数 |
通常の土日 | 2日×52週=104日 |
年始・ゴールデンウィーク・お盆 | 5日(平日)×3=15日 |
<合計> | 104+15=119日(どこかで+1日) |
製造業などでは年末年始・ゴールデンウィーク・お盆になると1週間程度の長期連休が設けられている。
平日5日間を含んで7~9日間連続休暇があると、祝日が出勤日でも年間休日が120日に達する。
完全週休二日制であり、かつ長期連休が設けられている会社では年間休日が120日以上になっているだろう。
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