【就職難易度】日本取引所グループの新卒採用の倍率は50倍

日本取引所グループ(東京証券取引所)

東京証券取引所などを運営する日本取引所グループの新卒採用の倍率は GSコース・SSコースともに約50倍と予想。就職難易度は「かなり難」に該当し、メガバンクの総合職並みかそれ以上のレベル。

採用人数が毎年25名ほどと比較的少ない。その一方で、エントリーシートの提出者数は数百人から1,000人ほどになるだろう。

ESの段階では50倍くらいが相場と考える。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
GSコース ★★★★★ 50倍、かなり難
SSコース ★★★★★ 50倍、かなり難

日本取引所グループのGSコース(総合職)、SSコース(エリア限定職)の就職難易度はこのような形になる。

どちらも採用人数が少ないところに大量の応募者が集まることから、就職難易度は特に高く、かなりの倍率になる。

大手証券会社の野村證券、大和証券、あるいはメガバンクである三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などを大幅に超えるレベル。

《参考:金融業界(銀行/証券/保険)の就職難易度の一覧! 偏差値をランキング化

GSコースは50倍、難易度は「かなり難」

GSコース(総合職)

総合職に当たるGSコースの就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍かそれ以上と推定。

全国転勤があって、ニューヨーク、ロンドンなどの海外への赴任もあり、将来的な幹部候補となる職種。

「日本取引所グループ」と聞くとピンと来ない人が多いだろうが、東京証券取引所と聞くと誰もがニュースとかで聞くところのため、知らない人はいない。

仕事内容も華やかなイメージが強く、さらに総合職は特に基幹的な仕事内容になることもあって、大学生が多く憧れるところ。

公務員から銀行などの金融業界を志望する学生が多くは応募。

ゆえに、倍率は最低でも50倍にはなると考えられる。就職難易度は「かなり難」、内定を獲得するには運の要素が大いに必要。

なお、給料水準も民間の大手銀行に比べてやや高い金額。報酬面にメリットがあることも人気の就職先の理由の1つ。

>>日本取引所グループの年収は約1,000万円、賞与は6ヶ月分

SSコースも50倍、難易度は「かなり難」

引っ越しを伴う転勤がないSSコース

エリア限定職に当たるSSコースの就職難易度も「かなり難」。倍率は同じく約50倍程度と推定。

仕事内容はGSコースとは違って、以下の4つの特定の専門分野に特化。

  • 秘書、財務、総務などの管理部門
  • 広報などのPR部門
  • 上場や取引といったマーケット運営

前述の総合職は全国および海外転勤がある一方、業務職はエリア限定という条件が付いている。転居を伴う異動はない。

自宅から通勤することを前提に就職したいと考えている学生がこれに応募。女性の割合が高い。

東京証券取引所を運営する企業ということで、安定さを求めて多数の応募者が殺到。総合職とこの点では変わりない。

一般的な銀行では「一般職」に該当するものの、人気度が劣る要因はどこにも存在しない。

ゆえに、就職難易度は同じく「かなり難」、倍率は約50倍と判断。

他行と比較して

民間の銀行と証券会社

日本取引所グループはメガバンクほど知名度は高くはない。「証券」「金融」への就職で、まずは大手証券会社が誰もが最初に思い浮かべるはず。

民間の銀行の代表といえるのは、次の3社。

  • 野村證券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券

いずれも金融業界では就職難易度が高いところであるが、日本取引所グループよりは遥かに低い。

日本取引所グループは競合する市場は特に存在しない。競争が激しい民間の証券会社よりも公務員に近い性質があることが人気の要因。

政府系金融並み

政府系金融

政府系金融またはそれに準ずる金融機関としては、他に以下が挙げられる。

  • 日本銀行
  • 国際協力銀行
  • 農林中央金庫
  • 日本政策金融公庫
  • 商工組合中央金庫

日銀は中央銀行として誰もが知っているところだが、それ以外はそれほど有名とは言えない。少なくとも大学生ではまだ知名度が低いはず。

とはいえ、就職先としての人気度では、日本取引所グループはこれらと同じ水準になると推定。

政府系金融を目指す学生はほぼ必ずと言っていいほど応募するところばかりだが、日本取引所グループもその1つに入る。

また、民間銀行のように厳しい営業がないというイメージが大きく、「仕事が激務ではない」と考える学生も多い。