兼松の新卒採用の倍率は約50倍、就職難易度は「かなり難」

就職難易度が相当難しい兼松

兼松の新卒採用の倍率はおよそ50倍と推定。広域採用(総合職)、エリア特定採用(事務職)いずれもほぼ同じと予想。

就職難易度は事務系が「かなり難」に該当。

採用人数はここ数年は40~50人前後で推移。総合職が約30~35人、事務職が約10~45人。総合商社ということで就職先としての人気度が高い。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★★ 50倍、かなり難
事務職 ★★★★★ 50倍、かなり難

兼松の広域採用(総合職)、エリア特定採用(事務職)の就職難易度はこのような形になる。

募集状況から、広域採用の方がエリア特定採用よりも多いものの、応募者数も総合職に偏りやすい。ゆえに、就職難易度はいずれも高く、かなりの倍率になる。

三菱商事、伊藤忠商事、三井物産などと比較すると、応募者数は少ない。しかし、兼松の採用人数は少数制なこともあって、倍率や就職難易度の違いはそう大きくはない。

《参照:総合商社の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

広域採用の倍率は50倍、難易度は「かなり難」

総合職

広域採用の就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍と推定。

採用人数は毎年30~35人ほど。兼松の3分の2以上は総合職に当たる広域採用に所属。

応募できる条件上で学部学科の限定はない。「全学部全学科」と募集要項に記載されている。

このような条件により、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる。製造業のような理系限定のような制限がなく、文系の中でも特定の学部学科への指定は一切ない。

実際に応募してくる学生は法学部、経済学部、文学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部など様々だが、文系人口は大きく、これも競争激化に拍車をかける。

こうした事情から、兼松の総合職の倍率は50倍と推定。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と判断。

なお、理系の学生も採用の対象になる。とはいえ、選考そのものは文理区別なく実施されるため、アドバンテージはない。

また、海外の大学に在籍する学生も応募してくる。国内の大学の学生との競争だけでなく、グローバルな競争になるのも確か。

エリア特定採用も倍率50倍

兼松の事務職(一般職)

兼松のエリア特定採用の就職難易度も同様に「かなり難」。倍率は約50倍程度と推定。

他社では「一般職」に該当する採用区分。同様に、応募できる条件上で学部学科の限定はなく、採用対象は「全学部全学科」。

自宅から通勤することを前提に就職したいと考えている学生がこれに応募。

総合職よりは応募者数は少ないと見込まれるものの、採用人数も少なめのため、結果的に就職難易度は変わらない。

したがって、就職難易度は「かなり難」、倍率は約50倍と判断。

エリア限定採用でもは女性社員の割合は大きい。男性はかなり少ない。

他社と比較して

総合商社

兼松は総合商社の中では上位勢ではない。「5大商社」のランク外であり、知名度も上位企業ほど高くはない。

豊田通商や双日と比べても規模が小さいこともあって、知名度はさらに低い。

とはいえ、一般的な上場企業と比較すれば遥かに知名度のある会社であるのは確か。

少なくとも総合商社への就職を目指している学生なら9割以上は知っているはず。

5大商社にはエントリーしたが、兼松にはしなかったという学生はそう多くはない。

ゆえに、就職難易度の違いはないと考えてよいだろう。

>>総合商社の平均年収は1,000万円超! なぜ高いのか?

他の業界と比べて

他の人気業界

兼松をはじめとする総合商社は数ある業界の中でも特に就職先として希望する人が多い。

人気業界は、鉄道、航空、電力・ガス、化学・素材、食品などだが、総合商社もこれらの仲間に入るだろう。

そんな中でも、総合商社は世界で活躍できて華やかなイメージが強い。

そして、5大商社では不採用になってしまう学生が多数存在し、その需要が兼松のようなやや規模が小さめの総合商社に流れてくる。

出身大学について

兼松では採用実績校が公開されている。

《参照:兼松の採用大学を一覧化! 学歴フィルターの傾向有り

表向きでは、国内・海外の大学からの採用となっていて、特定の学校を指定しているわけではない。

とはいえ、実際にはある一定のレベルの大学の学生を採用ターゲットとしている可能性が非常に高い。

採用実績校を見ても、難関大学への偏りが見られる。東大、京大などの旧帝大、早慶のような首位クラスの私大の学生が内定を寡占。

偏差値が低い大学の学生にとっては大きなハンデになるのは確かだろう。

慶応義塾大学に所属する学生と、日本大学に所属する学生では、兼松への就職難易度は全く別物になるのは言うまでもない。

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