慶応義塾大学の学部ごとの序列とは!? ヒエラルキーを順位化!

慶応大学の学部カースト

慶応義塾大学の学部間の序列ランキングについて調査してみた。優劣関係を表したヒエラルキー、あるいはカースト制度ともいえるものだが、今回はすべての学部を順位化する。

同じ大学であるとはいえ、実際には入試の難易度を示す偏差値、世間一般のイメージ、キャンパスの場所はそれぞれの学部学科で大きな違いがみられる。

同じ早慶である早稲田大学にもある共通点。歴史が長くて数多くの有名人を輩出しているところは早稲田大学の中でも序列がトップ級に入る一方、歴史が短くて郊外にキャンパスがある新興学部は底辺に入る。


慶応義塾大学の学部間の序列

順位 学部 キャンパス所在地
1位 医学部 日吉・信濃町
2位 薬学部 日吉・芝共立
3位 法学部 日吉・三田
4位 経済学部 日吉・三田
5位 理工学部 日吉・矢上
6位 商学部 日吉・三田
7位 文学部 日吉・三田
8位 総合政策学部、環境情報 湘南藤沢
10位 看護医療部 湘南藤沢・信濃町

慶応義塾大学の学部ごとの序列関係は上記のようになる。もはや「カースト」制度のような感じであるが、偏差値や歴史、キャンパス所在地によってはっきりとした差が見られる。

参照:私立大学の序列とは!? レベルごとの「階級」を順位化

ただし、早稲田大学ほどキャンパスの所在地による違いはない。また、偏差値の順位と序列は必ずしも比例はしない。

慶応義塾大学の学部単体の過去の歴史が大きく影響している。

カースト制度~各学部を階級にすると

階級 学部 国公立大学に換算
医学部 医学部医学科、東大、京大
貴族 法学部、経済学部
理工学部
旧帝大(東工大、一橋大、阪大)
平民 商学部、文学部 名大、東北大
奴隷 総合政策学部、環境情報学部
看護医療学部
静岡大、埼玉大、千葉大、横浜国立大、首都大

医学部

医学部はどんな大学でもヒエラルキーの頂点に来る。理由はごく単純で、偏差値が高いからである。

他の学部の入試の難易度は大学名で決まり、その違いは各校で大きいものの、医学部の場合はどこも難易度が高い。

定員が少ないこと、かなりの高い学力が求められることが主な理由。

就職のしやすさでも、入学の時点ですでに職業はほぼ確定している。

経済界で関わるということは少ないため、慶応義塾大学出身者としての学閥に参加するようなことはあまりない。

なお、医学部は学内では特殊な性質として序列を意識したり意識されたりすることは少ない。完全に独立した存在と思っている人が多い。

薬学部

薬学部は医学部の次に入試の難易度が高い学部である。

就職のしやすさでも医学部に次いで高い。将来の職業がほぼ決まっていることもあって、同じく特殊性の高いところとも認識されている。

慶応義塾大学という括りでも、学内でのヒエラルキーはあまり意識されない。学部カーストがあるとはいえ、薬学部はその対象外になりやすい。

特に薬学部生は2年次からは芝共立キャンパスに移動し、そこでは単独になることもあって、他の学部との関わりも少なくなる点も影響している。

法学部

法学部は慶応の文系の中ではトップの座に君臨する。つまり、文系では一番偉いという意味だ。

学部間の序列は特に文系の学部で意識されやすい。その中で、法学部といったら学内では優越感に浸れる。

偏差値も文系では最もも高い。就職のしやすさでも、慶応義塾大学の文系では余裕で「学歴フィルター」を通過でき、さらに裏ルートまで用意されていることもあるようだ。

政治家や実業家でも慶応の法学部出身の人はかなり多い。

経済界や官公庁とも太いパイプがある。それだけブランド力が高い学部であることを意味している。

こうした背景から、慶応出身者の中でも法学部なら完全に立ち位置が上になる。

経済学部

経済学部もまた慶応の文系では法学部と並んでトップ級に入る。学部間の序列関係でも偉い存在である。

かつては慶応義塾大学内では経済学部が圧倒的にヒエラルキーの頂点に立っていて一番偉い存在だった。

しかし、近年は経済学部の立ち位置に陰りが見え始め、今では法学部の方が上という見方が一般的である。

2008年のリーマンショックで発生した就職氷河期の時代はどんな大学でも経済学部より法学部の方が就職事情が良かったことが影響している。

法学部なら法律に関する知識を持っていて、社会人として就職した後も仕事で使える内容を勉強していることが理由。

採用する企業側も役に立たない経済学よりも役に立つ法律を勉強してきた人を取りたかったという意向があって、その後は法学部の方が偏差値が上になった。

今でも慶応の経済といえば学部間序列の上位に来るものの、法学部と比べると劣りやすい。

理工学部

慶応義塾大学の理工学部は医薬系以外では唯一の理系の学部である。学部カーストの序列では経済学部のワンランク下という位置づけになる。

理系の場合は、私立よりも国立の方が研究費の援助で教育・研究レベルが上になりやすい。国立は理高文低の傾向があるが、私立はその逆になるところが目立つ。

慶応もその例外ではないこともあって、法学部と経済学部よりも低い身分となっている。

ただし、近年は理系の人気度が高まっている半面、文系全体の人気度が落ちていることもあり、以前と比べると理工学部の立場が上昇する傾向にある。

もっとも、文系と理系では学問の分野、入試の受験科目、卒業後の就職先と進路で大きな違いがあるため、単純比較するのはやや難しい。

医学部・薬学部と同じように、慶応の学部間の優劣はあまり意識されていない。卒業後も理系のため、理工学部というだけで優劣を判断される場面もほぼない。

3年次からは矢上キャンパスで他の学部と触れる機会が少なくなることも理由の1つだろう。

商学部

商学部は法学部と経済学部よりは劣るものの、文学部やSFCと比べれば立場が上になる。

附属高校からの内部進学者でも商学部を選ぶ人はそう多くはない。法・経の方が人気度が高い。

入試の偏差値でも商学部は経済学部よりも低い数値を表示している受験予備校が主流。

こうした背景から、学部間の序列では真ん中に入る。1・2年次は日吉キャンパス、3・4年次は三田キャンパスのため、慶応のヒエラルキーを意識しやすい状況下にも置かれる。

階級では「平民」が妥当だろう。偉い存在ではないが底辺でもないのが商学部である。

文学部

学年が上がると三田キャンパスに移動する学部では最下位になるのが文学部。慶応義塾大学でも学部カーストでは下位と見られることが多い。

偏差値そのものは低い数値ではないものの、卒業後の就職先の違いが他の文系との差が見られる。

政治家、実業家、その他上級国民でも慶応義塾大学出身者は多いが、その文学部を出ている人はかなり少ない。文学部なら多くは法・経・商のいずれかである。

三田キャンパス勢は特に学部間の序列を意識することが多いといわれるが、文学部はその中でも特に下と判断されやすい。

もっとも、SFC(湘南藤沢キャンパス)と比べると歴史が長いこともあって序列が上に来る。

総合政策学部・環境情報学部(SFC)

「SFC」と略される慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスが開設されたのは1990年。ここで総合政策学部と環境情報学部が設置された。

したがって、三田キャンパス勢とは違って新興学部に該当する。

偏差値は70台とかなり高く、法学部や経済学部よりも高い数値を誇っている。ただ、これは受験科目による理由といえる。必要な科目数が少ないため偏差値が高い。

キャンパスの所在地も神奈川県藤沢市ということで、都心からは遠く離れている。1~4年次まですべてSFCのため、日吉キャンパスで過ごす期間もない。

歴史も短いため、社会に対して影響力を持つ政治家、実業家もかなり少ない。

こうした背景から、学部間の序列では最下位クラスに入る。

法学部・経済学部・商学部・文学部の人たちからはもはや「別の大学」と認識されることもある。

なお、総合政策学部と環境情報学部はいずれも同じ存在として認識され、2つの間の優劣の差はない。

看護医療学部

慶応義塾大学でも最下位に入るのは看護医療学部。理系だが、人気があまりない学部であり、携わる分野が特殊ということもあって、偏差値は慶応義塾大学の中でも最も低い。

1・2年次と4年次は湘南藤沢キャンパス(SFC)、3年次は医学部と同じ信濃町キャンパスで過ごすため、慶応の拠点とも言える日吉・三田で過ごす期間がない。

所在地が都心に近いところではないことで学生が敬遠する点も人気度に影響しているが、そもそも看護医療学部そのものが他の学部生にあまり意識されないのもまた事実。

卒業後の職業も特定の分野に集中していることもあり、学部間の序列が意識されやすい文系学部と違って、看護医療学部は独立性が大きい。

法学部・経済学部・商学部・文学部の人たちにとっては別の領域の学部として意識されやすいとも言える。

他の大学/学部の序列の事情

種類 大学/学部
学部間の序列 早稲田大学
大学間の序列 国立大学私立大学

旧帝大

MARCHMARCHと関関同立



広告

おすすめ記事