小林製薬の新卒採用の倍率は20~50倍、職種別の就職難易度も

小林製薬

小林製薬の新卒採用の倍率は文系総合職(営業等)が約50倍、研究・開発職、SE職、生産技術職が約20倍と推定。就職難易度それぞれ「かなり難」「ふつう」に該当。

採用人数はここ数年は50人前後。製薬会社の中では普通な領域だが、募集人員に対する応募人員が大幅に超過するのは毎年変わらない。

「あっ、小林製薬!」で有名なテレビCMを放映していることもあって、やはり書類選考でほとんどの応募者が落とされるのは確実。1次面接から最終面接まで進んで内定を獲得するのは相当難しい。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
文系総合職 ★★★★★ 50倍、かなり難
研究・開発職 ★★★ 20倍、ふつう
SE職 ★★★ 20倍、ふつう
生産技術職 ★★★ 20倍、ふつう

小林製薬の研究・開発職、文系総合職、SE職、生産技術職の新卒採用の就職難易度はこのような形になる。いずれも大卒・院卒向け。

製薬会社では基本的に理系の職種よりも文系向けの営業等(MRなど)の方が倍率こそは高くなりやすい。小林製薬もその例外ではない。

理由は単純で、専攻分野の指定がなく、誰でも応募可能なためである。製薬会社のみならず、製造業は全般的にこうなりやすい。

一方の理系の研究・開発職、生産技術職は専攻分野の指定があるため、小林製薬の中では相対的に難易度は下がる。

それでも、どの職種でもエントリーシートによる書類選考から最終面接まで残ることは難しい。研究職、開発職でも応募者過剰という点ではMRと違いはない。

SE職は全学部全学科だが、実際には専門的な知識が求められることもあり、一般的な文系ではなかなかハードルが高い。

《参考:製薬業界の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

理系は倍率20倍、難易度は「ふつう」

理系向けの研究・開発職

小林製薬の理系を対象とする研究・開発職、生産技術職、SE職の就職難易度は「ふつう」。倍率は約30倍程度と推定。

薬品の研究・開発とその生産設備の設立・管理等が業務内容。

基本的に募集対象の学部学科に関しては基本的に薬学部、農学部、理工系学部。専攻分野の指定が職種ごとに設けられている。

研究・開発職に限っては、すべて院卒(修士了)または6年制大学卒業(薬学部など)であることが条件。4年制大卒は対象外。

募集の範囲が狭いため、その分原則として応募者数は下がり、その分就職難易度は下がる。

生産技術職は4年制大卒で問題ないが、理工系学部であることが条件のため、募集の範囲は狭い。良く邸の学生だけが応募するため、競争も過剰にはなりにくい。

書類選考から面接まで、理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。

SE(システムエンジニア)職は「全学部全学科」で、形式的には文系の学生でも応募できる。しかし、ソフトウェア開発などの知識を持たない学生がほとんど。実質的には専門性を持った人の中での競争になる。

ゆえに、これらの理系向けの職種の倍率は20倍程度が上限ではないか。就職難易度は「ふつう」との表現が妥当と考える。

See Also:小林製薬の採用大学を公開! 学歴フィルターは結構ある

文系の倍率は50倍、難易度は「かなり難」

文系

一方の文系を対象とする文系総合職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍と推定。

他の製薬会社と同じ内容になるが、理系の研究職、開発職とは対照的に内定獲得が難しい。

細かくは、下記の職種の募集がある。

  • 営業職
  • マーケティングリサーチ職
  • 財務経理職
  • 人事職

総合職だけでも応募者数は1,000~2,000人近くになるのではないかと推定。

正式なデータは公表されていないものの、会社規模や業界の性質、「あっ、小林製薬!」のCMが放映されていることによる高い知名度を考慮すると、これくらいになると推測。

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。専攻分野は一切問われず、採用ターゲットとなる学部学科はない。

募集要項でも「全学部・全学科(文理不問)」と明記。さらに、理系とは違って院卒・大卒どちらでも可とされている。特に専門的知識も求められない。率直にいえば「誰でも応募できる」職種。

実際に応募してくる学生の所属学部は法学部、経済学部、文学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部などの4年制学部卒だが、これらだけでもかなりの数になる。

こうした事情から、小林製薬の文系総合職(営業職、マーケティングリサーチ職、財務経理職、人事職)の倍率は50倍と推定。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と判断。

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