高学歴の割合は何%!? 同世代の人口から分析!

同世代で高学歴に該当する人の割合

日本国内における「高学歴」に該当する難関大学出身者の割合は全体の何%になるのか。同世代での大学の所属学生数と同年齢人口から算出して分析してみた。

高学歴とはすなわち偏差値が高い上位レベルの大学のことを指す。高い学力がなければ入学できないような有名なところばかりである。

そして、同世代間で難関大学を出た人は全体の上位何%に入るのか。そんな疑問を解いてみた。


各大学群ごとの割合

難関大学の定義は人によって異なってくる。特に明文化された明確な基準というものはない。

一般的なボーダーラインとなるような大学群をもとにすると、以下のようになる。

大学群 1学年当たりの学生数 上位パーセント
東大・京大 6,866 0.57%
旧帝大、早慶上智以上 47,859 4.0%
MARCH、関関同立、準難関国公立大学以上 135,378 11.2%
地方国公立大学以上 165,378 13.8%
日東駒専・産近甲龍以上 212,948 18.6%
<センター試験受験者数> 546,000 45.5%
※1学年当たりの学生数は各大学の所属学生の総数を4で割った数値。

上位パーセントは該当する大学群とそれより上のランクに位置する大学を合計した人数を同世代の人口である120万で割って百分率で表した数字である。

「高学歴」の基準としてよく使われる定義はMARCH・関関同立・準難関国公立大学以上のケースが多い。

これを参考にすると、高学歴に該当する同世代の人の割合は上位11.2%ということになる。

一般的に広く認められている基準として考えると、トップから1割程度の人こそが「高学歴」と認定できるだろう。

参照:どこからが「高学歴」に該当する!? 具体的な基準を分析

同世代の人口(母数)

同世代の人口

1学年当たりの学生数を参考にすると、日本国内の人口の母数となるのが「同年代人口」になる。

総務省統計局によると2019年に20歳を迎える総人口は約1,250,000人(125万人)である。これが基準になる数値になる。

今回はより計算しやすいようにすることに加え、ここには外国人は今後諸外国へ出国する人たちも含まれていることを考慮し、基準値を120万人とする。

参考までに2019年にセンター試験を受けた人たちの人数は約546,000人である。これは全体の45.5%になる。

実際には現役合格できずに浪人する人もいるということで、センター試験を受けて現役で大学に進学する人は全体の約40%くらいと考えてよい。

各大学ごとの割合

難関大学出身者の割合

続いて、各大学ごとの全体に占める割合についてである。

大学群ごとの1学年当たりの学生数を120万で割った数字が全体に占める割合になる。

旧帝大+3(難関国公立大)

旧帝大+3とは、以下の大学を合わせた呼び名である。「難関国公立大学」という表現がされる。

  • 7帝大=東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学
  • 旧帝大に準ずる大学=東京工業大学、一橋大学、神戸大学

これらに所属する学生数を見ると、1学年当たりでは以下のようになる。

大学 1学年当たりの学生数 学生の総数
東京大学 3,512 14,047
京都大学 3,354 13,416
北海道大学 2,851 11,403
東北大学 2,763 11,052
名古屋大学 2,461 9,844
大阪大学 3,870 15,479
九州大学 2,940 11,758
東京工業大学 1,195 4,780
一橋大学 1,102 4,408
神戸大学 2,925 11,698
(合計) 26,971 107,885

旧帝大+3を出た人の割合は約2.2%になる。

難関国公立大学を出ている人たちは全体の2%前後ということで、世の中全体で見れば少数派である。

早慶上智(最難関私大)

大学 1学年当たりの学生数 学生の総数
早稲田大学 10,545 42,181
慶応義塾学 7,184 28,735
上智大学 3,159 12,634
(合計) 20,888 83,550

早慶上智とは、早稲田・慶応義塾・上智の3校を合わせた呼び名であり、「最難関私立大学」といわれている。

全体に占める割合は約1.7%である。首都圏に限ってみるとこれら3大学出身者は珍しくないと感じるかもしれない。

大手企業で働いていると必ずこれらのうちのどこかを出ている人が存在するだろう。しかし、それでも全体としてみると少数派である。

推薦入試という制度があるため、学力だけがすべてではない。しかし、一般入試で入学するとなるとハードルはかなり高い。

誰でも簡単に入れるわけではなく、本当に勉強ができる人しか入学できない世界である。

「高学歴」の基準はどんな場合でも100%完全に満たす。

準難関国公立大

大学 1学年当たりの学生数 学生の総数
筑波大学 2,478 9,910
千葉大学 2,693 10,772
首都大学東京(東京都立大) 1,728 6,910
横浜国立大学 1,860 7,438
金沢大学 1,974 7,895
新潟大学 2,580 10,318
名古屋工業大学 1,030 4,121
京都府立大学 455 1,820
大阪府立大学 1,461 5,845
大阪市立大学 1,635 6,541
岡山大学 2,537 10,148
広島大学 2,748 10,993
熊本大学 1,995 7,981
(合計) 25,173 100,692

旧帝大クラスの各大学の次のランクに来る国公立大学が上の表に出てくる「準難関国公立大学」である。

主要都市に立地する大学で、偏差値はやや上位になる。したがって、上位大学を指す「高学歴」の基準を満たす。

同世代の人口全体に占める割合は約2.1%である。

他の大学群と同じように少数派である。特定の地域ではよく見かける出身大学になるかもしれないが、全国的にみると珍しい存在になる。

私立大学とは違って一般入試で入るのは基本になる。そのため、高い学力を持っていないと入れない。

準難関国公立大学を卒業している人は勉強ができるとか頭がいいというプラスの評価を受けやすい。

GMARCHや関関同立を含んだとしても、同世代での立ち位置では上位10%には入る。勝ち組の1割ということになる。

GMARCH、関関同立、東京理科大(難関私立大)

大学 1学年当たりの学生数 学生の総数
明治大学 7,748 30,992
青山学院大学 4,434 17,734
立教大学 4,862 19,446
中央大学 6,206 24,823
法政大学 7,144 28,576
学習院大学 2,140 8,558
東京理科大学 4,132 16,528
関西大学 7,142 28,568
関西学院大学 5,875 23,498
同志社大学 6,763 27,053
立命館大学 8,145 32,580
(合計) 64,589 258,356

私立大学の中だと、早慶上智の3校に次いでレベルが高い大学群が「難関私立大」に該当する12校である。

同世代の人口全体に占める割合は約5.4%。

MARCH+学習院大学の6校で「GMARCH」、関西の4大学で「関関同立」と呼ばれる。

  • MARCH=明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学
  • 関関同立=関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学

国公立大学で同じくらいの偏差値のところに当たるのは「準難関国公立大学」の各校だろう。

学生数が多いこともあってレベルが高い大学としてはあまり目立たなく、代表的な存在にはならないケースが多い。

全体から見て5%という数値はやや大きい。とはいえ、それでも上位レベルにランクインするのは間違いない。

GMARCH、関関同立、東京理科大なら、最難関大学などを含んでも上位10%前後、つまり1割に入る。

世間一般で考えられている「高学歴」の基準を満たせるのは確かではないか。

参考に:MARCHの序列を順位にすると!? ランキングにしてみた!

地方国公立大学

地方の県庁所在地などに立地する国公立大学の学生数は、上記で取り上げた大学を除くと1学年当たりの学生数は30,000人ほど、総学生数は120,000人ほどである。

全体に占める割合は約2.5%くらいが妥当だろう。

国公立の中で考えるとレベル的には「中堅」になる。とはいえ、一般入試で入ることが前提かつ学力が高くないと入学できないため、一般的な私立大学よりは遥かにレベルが高い。

偏差値の面でもほとんどが50以上の数値を記録している。「国公立大学=頭がいい」というイメージが少なくないが、その根拠もここにある。

どんなに小さく見積もっても、国公立大学というだけで上位15~20%には入る。

同じように「高学歴」という社会的なステータスを獲得できるはず。決して「中学歴」とは「低学歴」には該当するはずがない。

https://takumick.com/national-gakureki/

>>地方の国立大学でも「学歴フィルター」の基準をクリアするか!?

同世代での「高学歴」の割合の早見表

大学群 上位パーセント 社会的なステータス
東大・京大・医学部 1% 神レベル
旧帝大

早慶上智

5% 貴族レベル
GMARCH

関関同立

準難関国公立大学

12% 世の中の勝ち組
地方国公立大学 15% 平民に対して優越する
日東駒専

産近甲龍

20% やや上の平民


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